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トルルの魂

(誰だ!?)


『君は...誰? どうして僕の体なのに君が動かしているの?』


 ややこしいがこいつは本物のトルルの魂なのだろう。


 肉体に精神が宿るのは分かっているが正直に言うとクソうざいな。


(話聞いてたか?)


『うん、ソレスを助けてくれないか?』


(面倒だな)


『でも大事な妹なんだ。頼むよ。妹を救ってくれるなら今後僕は君の邪魔をしないからさ』


その言葉を聞くと話が変わってくる。


(嘘は言ってないな? 約束させてもらうぞ?)


『うん。約束する』


(ならば交渉成立だ)


俺は踵を返すと目の前で倒れている男に言ってやった。


「分かった。妹は助けよう」


すると彼は倒れながらも笑ってこう呟いた。


「流石トルルだ...。そうでなくっちゃな」




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