婚約破棄の忘れ形見
その国の国王は公爵令嬢との婚約を破棄し、男爵令嬢を王妃とした。
*
それから二十年後、田舎の片隅に住む貧乏男爵家の令嬢のマリーナ・キールは、両親を早くに亡くし、今は世間にシンデレラと噂されながら、義理の母親と姉二人で”楽しく”暮らしていた。
ある日、彼女の元に王太子が現れ、結婚を申し込む。
それはかつて行われた婚約破棄が生み出した”忘れ形見”に翻弄される王太子が、事態打開の為に提案する政略結婚であった。
それを切っ掛けに、マリーナは免れない運命の荒波に巻き込まれることになる。
そして彼女は、婚約破棄が生み出した”忘れ形見”の正体を見極めるべく、王太子の”小姓”となって王都へと踏み出すこととなった――。
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それから二十年後、田舎の片隅に住む貧乏男爵家の令嬢のマリーナ・キールは、両親を早くに亡くし、今は世間にシンデレラと噂されながら、義理の母親と姉二人で”楽しく”暮らしていた。
ある日、彼女の元に王太子が現れ、結婚を申し込む。
それはかつて行われた婚約破棄が生み出した”忘れ形見”に翻弄される王太子が、事態打開の為に提案する政略結婚であった。
それを切っ掛けに、マリーナは免れない運命の荒波に巻き込まれることになる。
そして彼女は、婚約破棄が生み出した”忘れ形見”の正体を見極めるべく、王太子の”小姓”となって王都へと踏み出すこととなった――。
101:落花枝に返らず、破鏡再び照らさず
2018/01/09 07:00
102:机上の空論
2018/01/10 07:00
103:理屈と膏薬はどこへでもつく
2018/01/11 07:00
104:自家薬籠中の物
2018/01/12 07:00
105:兵は神速を尊ぶ
2018/01/13 07:00
106:油断大敵
2018/01/14 07:00
107:鬼に金棒
2018/01/15 07:00
108:怪我の功名
2018/01/16 07:00
109:艱難汝を玉にす
2018/01/17 07:00
110:故郷に錦を飾る
2018/01/18 07:00
111:矯めるなら若木のうち
2018/01/19 07:00
(改)
112:子はかすがい
2018/01/20 07:00
113:会うは別れの始め
2018/01/21 07:00
114:当たって砕けろ
2018/01/22 07:00
115:我が物と思えば軽し笠の雪
2018/01/23 07:00
116:一念岩をも通す
2018/01/24 07:00
117:瓢箪から駒が出る
2018/01/25 07:00
118:一日三秋
2018/01/26 07:00
119:有終の美を飾る
2018/01/27 07:00
(改)
番外編01:据え膳食わぬは男の恥
2018/02/03 07:00
(改)
番外編02:色男金と力はなかりけり
2018/02/04 18:51
(改)