八百万の神の女神様からの連絡あり!
訳ありスマホ勢なのでいつ、限界が訪れてスピードが物理的に下がるかわからないのでやれるうちにやるのだ。
自分の部屋なのにノックを軽くして入ると、二人は部屋の明かりの下で何時もの定位置にいた。
りさはゲーム画面を映すだけしか出来ない頭の悪そうな中古のそれなりの大きさの薄型テレビと、そのテレビと配線で繋がっている2年くらい前に出た最新のゲーム機でゲームをしていた。
やっているのは大作RPGで、どうやら今は防具屋に居るみたいで値段とパラメータアップ量を見比べて無言で悩んでいた。ちょっと画面を詳しく見るとパーティ全員どころか1,2個装備を変更するだけの金しか無いみたいだ。
一方、めぐみさんは勉強机の上に置かれてる、5年前くらいに買ってもらった当時、値段の割に大容量で少し話題になった国産のデスクトップ型のパソコンで、何処かのホームページを開いていて、なんか、ぶつくさ言っている。
「また、あの野党の人たちは100年位たっても・・・・・・」
二人共、夢中になりすぎているのか僕が入ってきたことも気づいていないみたい。
だから、少し大きな声をかけることにした。どうせ何時もの結界で音も光も漏れないようにしてあるはずだ。そうでないと、無人の僕の部屋から明かりが漏れていたり、ゲームの音がして不自然・・・というかホラーとか、僕の消し忘れとかが疑われる。
「ただいま〜遅くなってごめんね!!」
二人は僕の声に、気づき、
「おかえり、ゆーくん、遅かったね?どうしたの?」
「あら、おかえりなさい。なんかほんの少しいい匂いがするわ。」
僕に気づいた二人に遅れた理由を説明して、いいなぁ~という雰囲気を隠さない二人のために今日もらった1000円札を財布から取り出し、
「ごめんね、お土産のクッキーはあるけど多分まだ誰も開けてないから、二人が食べちゃったら不自然だし、だから、めぐみさんこの1000円でコンビニに行って二人のもの、なんか買っていいし、お釣りもレシートも良いから。めぐみさんなら何時もの術で人に見えるようにしたり、不自然じゃない格好もできるでしょ?たがら、これで勘弁して。」
女の子にはとりあえず優しく、たしか女神様もそう言ってたしね。
約束の一つでもあるし・・・
「まぁそれならそれでいいわ。私が帰ってくるまで、二人きりでお楽しみタイムでも楽しんでてね。」
その冗談に軽く頬が赤くなる僕と僕以上に顔中真っ赤っ赤のりさ。
「ふふ、何時もの冗談よ、りさは何時ものメーカのヨーグルトドリンクを500円分でいいわね?」
「えっ、ああ、うん、それでお願い。」
まだ顔が赤めなりさが返事をする。
「じゃあちょっと買い物に行くわ。帰るまで窓の鍵だけは開けておいてね、外から術で開けるのは面倒くさいから。」
そう言って2階の僕の部屋の窓から、スッと飛び出て行くめぐみさん こういうところはホントに妖怪らしい。
そしてりさに、女神様から連絡があったかと聞く。
1月になってからずっと何の連絡も来ないので忙しいのか、忘れているのか、
どうせ今日もなさそうだなと思いながら、りさの返事を待つ・・・
「えっとね、今日はゆーくんに女神様からの連絡があるの。」
その返事に驚く僕。
「何でもゆーくんたちが、確実にβテスターになるための裏工作?と仕込み?ってのがやっと全部終わったから、今日の夢の中でそのあたりのお話したいんだって。」
「わかったよ。じゃあもうすぐに寝たほうがいい?」
「ごめんね、もうちょっとだけ、ゲームさせて?せめて買い物終わってセーブするまで。後それに、めぐみさん帰って来る前に寝ちゃうの?」
そういえばそうだった
「じゃあ、もう少しだけおきてようか。」
「ありがとう、ゆーくん。」
そして、めぐみさんが帰ってきて、少し3人でおしゃべりをして、僕たち3人はベットに入る。僕が真ん中で。
そして3人とも同じベットに入ると、前々からかかっている女神様達の術の力で、僕たち3人が大の字になっても十分な広さになる。
そこで僕たちは眠る。そのために壁側のめぐみさんにお願いして、リモコンで部屋の上にある照明器具の明かりを全部消す。
やがて少しの時間がたち、いつも通り、最初にりさが寝息を立て始め次に僕が眠りに落ちていった。




