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初めての実戦処理と、南東の村へ向けて


なんか、忙しい時に他のことしたいって時、ありますよね?

初めてのVRMMOでの戦闘に勝利した僕ら。


そして、一息ついて、infoを見返し獲得した物などをチェックする。

僕の獲得経験値は4等分をさらに4で割った3。獲得資金は30ツオム。ドロップアイテムは小粒の桃色玉が1つとデカバッターアメンボーの足が1つだけ。

でも、1度に12も経験値を獲得した2人はレベルアップした。表示システム周りを弄ったから、LVアップの表示が二人に出てる。よく見ると、メロディアさんにも出てるからレベルが上がった見たい。

そのメロディアさんもinfoをチェックして、今の結果の確認。そして、


「へぇ~、レアな相手だけあって実入りがいいわ。ドロップは変わらないけど、計算の結果48の経験と120ツオムみたいね。そっちの結果は?」


と、メロディアさんが聞いてきた。それにりりあちゃんが最初に答える。


「ええと、経験値とかは同じで、ドロップがデカバッターアメンボーの足が2つと、デカバッターアメンボーの嘴が1つです。アミィお姉ちゃんは?」


と、アミィちゃんに振る。


「え、え〜とぉ、」


と、当然のように悩むアミィちゃん。メロディアさんが操作と確認の助け舟を出して、内容を把握して見た所、足が一本だけ見たい。


「じゃあ僕が手に入れた小粒の桃色玉はどのくらいの価値?」


と、僕のドロップなどの発言の後でメロディアさんに尋ねる。するとメロディアさんは、


「それは聞いたことの無いアイテムだから解らないわ、ごめんなさいね。」


と、謝る。するとNPCの兵士であるメガンさんが、


「その玉は一部の特殊変色個体のモンスターから出る宝石のようなもので、貴族とか魔法使いに人気のある品だな。だから、普通の店で売ってよし、依頼に使ってよしの一品だから大事に持っておいたほうが良いぞ。」


と、アドバイスをくれた。僕は、


「そうなんですか。教えてくれてありがとうございます。」


と、素直にお礼を言う。すると、


「何、気にすることはない。それよりも、先に行くのではないのか?」


と、メガンさんが言ったので、アミィちゃんが、


「あ、そ、そうだよね。目的地まで4時間くらいかかるって話だし。」


と、いい、りりあちゃんが、


「そうだね、行こう。続きの話は歩きながらでもいいし。」


と、言って、メロディアさんが、


「そうね。その方が良いわ。兵士さん達、助太刀ありがとうございました。さ、いきましょう。コンパスで方向確認しながら進めば大丈夫よ。それに、こうやって時間が経てば4時間なんてあっという間よ。」


と、メロディアさんが、先駆者らしいことを言い、目的地に向けて歩き出す。僕らも兵士さん達にお礼をいい、後に続く。


進みながら隊形を変更し、その後、兵士さんたちが見えなくなるまで目的地の方に向けてなんとなく、視聴者コメント見ながら無言で歩いていたら、


「あれ?あの紫色のススキっぽいあれ、依頼にあった紫毒すすきモドキじゃないの?」


と、先頭を歩く僕がいい、


「そうね、それっぽいわ。」


と、メロディアさん。ちなみに彼女は紫毒すすきモドキは1つも持ってないことを確認済みだ。と、いうか、紫毒すすきモドキ関連の依頼を受けたことがないらしい。


「じゃあ、近づいて採取しよう。私と、アミィお姉ちゃんがとるから、セイン兄ちゃんとメロディアさんは周りを見張ってて。」


と、りりあちゃんが提案。僕とメロディアさんは、


「了解。」

「私はその依頼と関係ないから、それでいいわ。」


と、返事をする。幸いにして、周りには他のプレイヤーや、モンスターはいない。チャンスだ。


「じゃ、取りに行こう。」


と、りりあちゃん。僕らは、紫毒すすきモドキらしいものに近づき、アミィちゃんとりりあちゃんがそれに近づき採取を開始する。どうやら、紫毒すすきモドキっぽいのに近づくと採取ポイント判定が出て、何回か取れそうだ。


そして、アミィちゃんたちが何回か採取をして、結果はやっぱり紫毒すすきモドキで、二人が何本か取ってもまだ採れそうなので、僕とメロディアさんも採取する。採取数はアミィちゃんとりりあちゃんが5本、僕が2本、メロディアさんは1本取れた。そして最後に採取したメロディアさんが採取を終わった途端、紫毒すすきモドキの採取ポイントは消える。


これで、採取の依頼の必要な紫毒すすきモドキを確保出来た。ひょっとしたら、さっきのアメンボーといい、りさの幸運系が発動してるのかな?


採取後は、再び隊列を組み直して移動を再開。その時に、メロディアさんが僕の剣のことを聞いてきた。ちょっと無言気味は生実況プレイには、悪影響だからかな?


「それにしても・・・セイン君の装備してる剣、それ、切れ味良さそうで市販品じゃないよね?」


と。僕は、


「ええ、これは料理人ギルドの依頼の報酬で手に入れた剣ですから。性能いいですよ。」


と、語る。ちなみにビラクルソードの性能はこうだ。


ビラクルソード 攻撃力33


特殊効果


この剣を装備時に草原のモンスターに与える通常攻撃のダメージを20パーセントアップ


騎乗スキルの成長に微ボーナス


相手の性別が男かオスの場合、クリティカルヒット発生率10パーセントアップ


こんな効果が3つも付いている。少し前まで装備していた初期にもらった剣とは性能がかなり違う。


そして、この剣の性能などに対して寄せられたコメントに対応しながら移動してると、一匹のモンスターが出てきた。


「あ、可愛い。」


と、アミィちゃん。確かに可愛いが、


「これは、このゲームの最弱モンスターね。経験値、ツオム共に1しか無いわ。ドロップもしょぼいし。でも、ノンアクティブでちょっと小突けばやっつけられるから仕方ないよね?」


と、メロディアさんが言った。そのモンスターは、鶏とキウイという飛べない鳥を足して2で割ったのを少し小型化し、草原の緑とほぼ同じ体色の鳥のモンスターだった。よく見ると、頭にネズミの耳、尻尾もネズミだ。


「こいつの名前はねずみ鳥よ。繁殖力が凄く高めな基本は草食で、実際は、雑食なモンスターよ。ほとんどの攻撃属性が弱点だから、魔法で小突けばまず即死させられるわ。どうする?」


と、メロディアさんが聞いてきたので、僕はりりあちゃんのクエストの足しにすることを提案。反論は無く、りりあちゃんの攻撃魔法であっという間にやっつけた。そしてドロップなどはしょぼい。りりあちゃん以外なんにも手にはいらなかった。


「おつかれさま。これじゃ私がタンクするまでも無い相手ばかりね。数も出てこないし、誰かが私達よりも先にこの辺で一狩りしたのかな?」


と、メロディアさんがいった。その可能性もあるが、りさ達の影響もありそう。


そんなことを考えてると、りりあちゃんが、


「あ、そういえば、街巡りまだだったよね。」


と、言った。あ、確かに。教会やギルドで色々とあって忘れてた。

りりあちゃんの発言をメロディアさんの視聴者たちが拾い、その当たりのことを視聴者さんたちも含めて説明。結論として、南東の村に着いたら、依頼など済ませた後、村から転移のお試しを兼ねて戻り、改めて町巡りをすることにした。無期限の依頼だから、これでもいいだろう。長期間放置するわけでもないしね。


ちなみにさっきの戦闘でりりあちゃんが獲得したのはねずみ鳥の肉だけ。説明文からして超安物の肉扱いだ。


その報告を確認した僕らは、再び南東の村目指して歩き出した。

どうでしたかね、いきなり強敵出す気はないのでこんなもんです。感想など待ってます。

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