ギルド通りでギルド巡りなど。その15
「決めたよ、この子の名前は・・・・・・」
と、僕が勿体つける。
「な、何なの?」
と、アミィちゃん。
「グリンブジン、体色と性格から取った強そうな、名前だよ。良いでしょ?」
と、僕はこの短時間で出した結論としては上出来な名前を言う。でも、アミィちゃんは、
「え〜、もうちょい可愛い名前にし無い?」
と、少し不満そう。オスに可愛い名前・・・それってどうなの?りりあちゃんと、りさは、特にコメントが無い所を見ると、可もなく不可もなくって感じだ。だか、おばあさんは、
「良いセンスじゃないか。あたしの好みには合ってるね。気に入った。こいつをくれてやるよ。」
と、言い、黄土色っぽいどんぐりを9個出した。
「これは、西の端の街のあたりでしか取れない熊どんぐりさ、名前の通り、熊系モンスターの好物で、人間にも一応食べれるどんぐりだけど、人が食っても上手くないからやめておきな。んで、なんで猪のその子に熊用のどんぐりって話だけど、このどんぐりは武人系の性格を持つモンスターには受けがいいことが多いのさ。試しにこの子のFPが減った時にあげてみな?きっと喜んで食うはずさ。ほら、今も期待に満ちた目で見てるじゃないか。」
と、おばあさん。
結局このあと、どんぐりを受け取り、僕、アミィちゃん、りりあちゃん、りさの順で抱っこして、おばあさんにお礼をいい、一階の受け付けのお姉さんのところに行き、お姉さんから、カードを返してもらい、掲示板エリアに向かう。
当然、ここの掲示板エリアもインスタンスで他のプレイヤーはいない。
僕らは、依頼の紙をを見始める。
すると、聞き覚えのある声が・・・
「あら、りさじゃないの?」
この声は、めぐみさん。現実とたいして変わらない格好だ。
「あ、久しぶり。」
と、りさ。そしてめぐみさんは、
「久しぶりね、それと、はじめましての子もいるから一応名乗っておくわ。私は、ユキノよ、よろしくね。」
と、めぐみさん。りさとは違い、本名?は使わないのか。
まぁ、ネットで本名使うほうが、絶対に少数派だげどね。
「私はアミィって言います。始めまして。」
と、アミィちゃん。
「始めまして、私はりりあです。」
と、りりあちゃん。
「始めまして、セインです。」
と、一応僕。めぐみさん、もといユキノさんなら、空気読んでくれるだろう。
「はい、始めまして。」
と、空気読んでくれたユキノさん。
「ユキノ、あなたも一緒に来ない?」
と、お誘いをかけるりさ。
「良いわよ。君だけテイムスキル持ちみたいね、りさが従ってるから悪い子じゃないんでしょ?いいわよ。」
と、ユキノさん。
そして、ユキノさんのパラは、案の定高く、りさと同じ扱いで、納得してもらう。
その後、僕ら、というより僕はこのギルドで仕事を2つ追加した。魔獣ギルドに所属してない二人はパーティ組んでいても手伝いはできるが、仕事を受けたり、報酬をもらったりは無理みたい。その代わり、失敗のペナルティも、僕と違い、ほぼ無い。
そして、これがここで、僕の受けた依頼だ。
依頼者 ラトルウニーム魔獣ギルド
手数料 50ツオム
基本報酬額 300ツオム
内容 どのモンスターでもいいので、テイムモンスターが、モンスターのとどめを刺す。
依頼者 みちる(NPC)
手数料 123ツオム
基本報酬額 777ツオム
内容 南東の村へのテイムモンスターの卵を配達
依頼の詳細は・・・
依頼者 ラトルウニーム魔獣ギルド
手数料 50ツオム
基本報酬額 300ツオム
報酬アイテム 毒ごぼうもどき×11
内容 どのモンスターでもいいので、プレイヤーのテイムモンスターが、他のモンスターにとどめを刺す。倒したかどうかは、ギルドカードが記憶、判断する。依頼終了時にギルドカードをギルドのカウンターに提示すればいい。素早く敵を倒しても、ほぼ報酬に変化はない。倒した相手の何かを提出する必要も無い。この依頼は無期限です。
依頼者 みちる(NPC)
手数料 123ツオム
基本報酬額 777ツオム
報酬アイテム 毒消し草×2
内容 南東の村へのテイムモンスターの卵を配達。まず依頼を受けたら、ギルド職員が預かっているみちるからのテイムモンスターの卵を南東の村に住む、彼女のテイマー友達であるクロエに届ける。注意点として、モンスターとの戦闘に敗れ、全滅した場合、このテイムモンスターの卵もロストアイテムの対象になる。また、盗むスキルによる強奪対象にもなる。無事、対象にテイムモンスターの卵を渡したら、ギルドに報告。それで依頼は完了となる。この依頼は引き受けてから9日以内で、対象にテイムモンスターの卵を届ける必要がある。届いた日時はギルドカードに記録される。また、この依頼は、早く届けるほど、金額、アイテムにボーナス、遅く届けると逆に減額などされる。
ギルドの無期限依頼は簡単そうなので即受け、みちるさんの依頼は目的地が南東の村なので、受けた。
そして、僕らは他の二人のギルドに行くため、魔獣ギルドを後にするのだった。
ギルドの外に出てすぐ時間確認すると12時8分、この調子だと、今日は遠出は無理そうだ。
次回の予定は未定、サブになるかも。




