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ソウルイーターとしての私の人生  作者: ジュルカ
アビスレルムアーク

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62/111

62. 現実の英雄

ニヒラムは消え去った。


アビサル・レルム――彼女の玉座、支配地、現実を呑み込む王国――は、まるでずさんなコーディングのシミュレーションが論理エラーを起こしたかのように崩れ去っていた。


現実が震えた。


次元が断絶した。


時間が隅で泣き叫んだ。


そして私はルーシーと共に、アクションRPGの最終レベルを全速力で駆け抜けていた。まるで一歩間違えれば「現実世界で死ぬ」エネルギーが降り注ぐかのようだった。


「動け!」


私たちは、破られた法則と半ば忘れ去られた真実でできた崩れ落ちる瓦礫の中を、身をかわし、パルクールをし、量子ステップを踏んだ。


私たちは「こうだったかもしれない」という断片、崩れ落ちる生々しいタイムライン、思考の途中でショートする運命の全てを目にした。


私たちは止まらなかった。


止まることはできなかった。


そしてついに――


私たちは門に辿り着いた。


飛び降りた。

光が私たちを丸ごと飲み込み――

そして、私たちは再びアーキテクト・レルムへと墜落した。


静寂。そして…


「彼女はもういないの?」


「永遠に」私は息を整えながら答えた。


そして歓声が上がった。


ああ、なんてことだ、歓声だ。


彼らは叫び、泣き、抱き合い、そしてまさに多元宇宙的な勝利のダンスを踊り始めた。まるで存在のワールドカップで優勝したかのようだった――そしてある意味、彼らはそうだった。


時が過ぎた。


アーキテクトたちは再建を始めた――浮島は再配置され、聖堂は修復され、矛盾と歌の糸で不可能な構造物が作り上げられた。


そして彼らは近づいてきた。


何かを持っている。


小さい。


光っている。


恐ろしい。


「これが創造の球体だ。」


ルーシーは黙り込んだ。一度だけ。


それから彼女は囁いた。低く、真剣な声で、虚空に響く古代の聖典のように。


「それはただ強力なだけじゃない。全ての設計図なんだ。何があったのか、何があるのか、何がそうでないのか、何が決してあり得ないのか、何が否定されたのか、何が意味を持たぬのか、何がフィクションの向こうにあるのか。存在のあらゆる層、夢、メタ、物語、知覚。全てが…そこに詰まっている。」


私は瞬きした。


「おい、どうして俺にこれを…」


建築家たちは優しく微笑んだ。


「俺たちを守ってくれる者はもういない。だが、お前は終焉の終焉を打ち破った。そしてこのオーブ…これが、かつての俺たち、再びなり得た俺たちの全てだ。お前は俺たちの未来を救ってくれた。これは俺たちからの感謝だ。」


「それに、お前は今…馬鹿みたいに強くなっている。だから、全ての現実における神級のメモリースティックを握っているようなものだ。」



なるほど。


そして二つ目の驚きが訪れた。


「…私たちも一緒に行かせてもらえませんか?」


私は凍りついた。


建築家たち。


現実、非現実、そしてその先を創造する者たち。


法の設計者たち。


創造の枠組みを起草した者たち。


ライダービルに引っ越したい。


私はルーシーを見る。


彼女は黙っている。


私は深くため息をつく。


「ライダービルにはいつでも空きがあるわ。」


心の奥底で、既に混沌とした音が響き渡っている。


ライラ:「新しい隣人!?」


エロウェン:「ちょっと待て、今度は何だって?!」


ルーシー:「宇宙の固定資産税制度を再構築しなくちゃいけないのか?」


私:「一番の問題が家の掃除だった頃が懐かしい。」

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