「AI小説問題の本質ってここなんだよなぁ」
なろう内で「作品創作におけるAI利用状況の設定必須化」が施行されますね。
私はいいと思います。
まぁでも、これって善性に基づくけどね。
みんなが正直とは限らんからさ。
とはいえ、現状これ以上しようがないし。一応破ってることわかったらそれなりの対処は覚悟してね?(意訳)って感じみたいですので、現時点のベストでは? と思います。
AI小説肯定派の中には面倒だなーと思う人もいると思うけど、私は使ってないから賛成なんですよ。ルールは明確なるべきだし、なぜルールができるのかは考えるべきですよね。
問題なければルールなんていらないわけじゃないですか? じゃあ何故ルールができるかって、理由があるからできるものですね。何かを守るために。
AI小説の問題って、問題だと思ってない人にはわからない問題だと思うんですね。
そもそも問題として存在しないから、ただ時代についていけてないとか、ノリが悪いとか、効率が悪いのがわかってないとか、そんな言葉で片付けられがちですけど。
ま、AIが便利なのはわかるのよ。
問題は使う側の使い方でね。
そこの理解がないといけないと思います。
あまり問題を考えないで使える人は、まず小説を血の通った文ではなく、ただの情報の塊であると思ってると思います。まぁこれは、正しいけど正しくないというかね?
私の趣味の話をしますけど(突然)
人間の生を感じたいんですね、文で。
苦しみや葛藤からの成長とかさ。
そういうの、エモいやん? そういうのみんな好きやん? それは愛のない人から見たらそりゃただの言葉の羅列出てきた情報なんだけど、その後ろにいる作者を見るのが好きなんですわ、私が変態だから。
でも私みたいな変態は多いと思うよ。
じゃなきゃ小説って効率悪いじゃん。
絶対漫画やアニメのほうがいいでしょ。
小説を感じ取りたい人は、そこから情報を得たいんですね。人間臭さと言ってもいい。
いやー……AIって、AI文だなってときあるじゃないですか? もちろん、プロンプトで整えられるとか、直せる部分もあるのでしょう。
たださ、直すのって限界があるよね。
経験してない、共感してないところ。
知らないものは直せないし。
効率を求めるということは、たとえば道端に咲く小さな花が綺麗であることを知らないで生きるようなものだと思うんですね。車で通ったら見ないじゃん? でも文の良さって、無駄の中にある気がして。
だからこそ、一定数AI小説じゃないものを見たい人がまずいると思います。これに関しては価値観の違いといえば、そうなんだけどね。
それでもってあと権利の話ね。
AIってゼロからは物を生めないでしょ。
つまり誰かの作品を食ってるわけで。
なろう系書こうと思ったら、少なくともまだ著作権が切れてない物を食べさせてるから書けてるってことですよね。著作権って切れるの100年後とかだからね。
法律的には問題ない。
犯罪じゃないから問題ない。
もう使われてるからいいはずだ。
まぁ、こういう主張はあると思います。そもそもそこまで考えてるかも怪しいけどね……AIって気軽に使えるから便利であって、同時に恐ろしいものです。思考力を奪うよね。
ただ私が思うのは。
そういう主張と道徳性、モラル。
または配慮は別だよなってことです。
許されてるからなんでもしていいとかって、まぁ火事場の窃盗とかと同じレベルじゃね? と思っちゃうとこあるんですね。まーこういうこと言うと、でも元の作品特定できないだろとか、そう言う話に発展しがちですが。
違うんですよ。
モラルとか、配慮っていうのはさ。
それこそ、人間らしさの部分なのね。
相手を気遣って、想像してっていうのって、最大限に人間の象徴的文化だなと思ってて。それは生産性がないとか、利益を生まないとか、無駄とか言う人もいるかもしれません。でも、他の動物より優れているところでしょう?
AI小説で人が追いつかない勢いでたくさん小説を生み出していくのって、すごいことでよね。
すごいことだけど。
それとモラルは別ってことね。
まぁ個人の利益の前では霞みやすいけれど。
世の中には、数字にならない素敵なものもあると私は思っています。消費が進む昨今、AIはさらに力を伸ばすでしょう。でもそこには犠牲もありますね。
犠牲は技術の前にあって当然。
それより未来が大事。
そう思うのも、利益の最大化によるもの。
世の中のほとんどはいい面もあるけれど、悪い面もあるわけです。その悪い面が目立った時、ルールができるんですよね。だからそれは守るべきものだし、本当にいい物だとだけ思えるならルールも守れるわけです。
もし、それでも嘘をつくなら。
それは嘘をつくメリットがあるからで。
つまり、手作りのメリットが大きいからで。
AI小説のほうがいいという流れを作りたいなら、むしろこれはAIにチェックつけるべきところです。最先端なんだし。
でももしそれを偽るのだとしたら、読んでほしいからなんでしょうね。そしてそうするということは、やはり読者はAIより人間を求めていると薄々思ってしまってることになります。そんなことないと思うなら、堂々としてた方がよいでしょう。
まぁ正直にいうなら、AI使う人の中にはモラル欠けてる人もいるし、小説自体をただの自分の利益のための道具だと思う人もいるでしょう? 私はね、それが嫌だからあんまり読まないかなーと思います。
もちろん全員じゃないけれどね。これはタバコのポイ捨て見る時みたいな感覚です。
モラルのない人は手作りの人にもいると思うけど、何故目立つのかは考えるべきだし、その印象を変えられるのは本来、外側の人ではないですね。
AI小説の立場についていじめのような感覚を覚えてる人もいると思うけど、印象というのは最初はフラットなもの。そこから変わったなら変わった理由があります。良いも悪いも。
AIって、道具ですからね。
よい使い方が増えるといいですね。
全ては使う人間次第です。
人間って思ってる以上に人間を求めてるものなんですよね。人間やめる方向に進みながら、人間らしさを評価したいしされたいのだと思います。なろうに投稿するのだって、その営みの一環でしょ?
これを煮詰めることこそ、よい小説になると思うんだよなぁ。不純物が旨みになることもあるからこそ、人間は面白いしその煮凝りの小説は面白いんだよね。そこの本質が消えたら、面白さも消えるんだよね。
まぁそれはそれとして、ものづくりって楽しいからしてるって感覚がAI使うと消えちゃうのもったいないなと作り手側としては思うけれどね。
しかもAIユーザーの心理って、人間らしいからめっちゃいいよなって思うんですよ。(怒られるよ)
いや絶対そこに行き着くまでに色々思ったこととか、人生とかがあるわけじゃないですか?
それこそが個性で、その良さを小説にできたらいいのに。本人はその良さに気づかないから借り物で作り物の言葉を機械に任せて並べて小説作ってるって、ちょっともったいないと思っちゃうかな。濃い方が美味しいのに〜。




