転生したら蒲生氏郷(がもううじさと)だった
俺は天馬氏郷。転生したら、蒲生氏郷になっていた。
なぜこの人物に転生したのかが、全く思い当たらない。ただ一つ思い当たるとすれば、俺も氏郷、この人物も氏郷、偶然にも同じ名前だということくらいか。
後で調べてみたら、どうやら戦国武将というらしい。
しかしなから、俺の地元にゆかりのある武将でもないし、偶然にも同じ名前であるという以外の理由が思い当たらない。
蒲生氏郷というと、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、武田信玄、上杉謙信、毛利元就、伊達政宗などの、いわゆるメジャーな戦国武将たちと比較すると、どちらかというと、マイナー武将であるというのは否めない。
知名度はマイナーだが、領地経営に関しては卓越していたという。
蒲生氏郷の基礎知識
生没年 1556年~1595年
父 蒲生賢秀
母 おきり
さあ、これから蒲生氏郷としての、二度目?の人生が始まるぞ。
とはいえ、史実では40歳くらいで死ぬことになっている。戦国時代の平均寿命が40歳そこそこなのだから、この時代の平均寿命くらいか。
とはいえ、いつ万が一、殺されていても不思議は無い。途中で殺されるかもしれないし、蒲生氏郷として生まれ変わった人生の中で、何をするべきか。
なぜ転生したのか、思い出そうとするが、そうしようとすると、頭が割れるように痛くなり、思い出せない。
現状を見てみると、どうやら俺は赤ん坊の姿。今は1556年のようだ。
一組の男女が、こちらにやってきた。
男は、父の賢秀、女は、母のおきりのようだ。




