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死んでていいから生きててほしい  作者: やりいかのフリット
42/61

一場の春夢 Ⅲ

「奏……熾……」

 ようやく動いた口から紡がれたのは、そんな言葉だった。

「奏熾!お前、作道奏熾だよな!」

 今朝同じようなことをして蹴られたばかりだというのに、俺はそんな事を忘れ、その少年の肩を掴んで声を弾ませていた。

 作道奏熾。あの世界で、玲美と共に過ごしていた俺の弟のような存在――。

 けれど小学生だったはずの奏熾は今は霞ヶ浦中学校の制服に身を包んでいる。

 ネクタイの色からして二年生だろうか。

「えっ⁉︎な、なんだよ⁉︎」

「その顔、その髪色……間違いない!奏熾だ!」

 やんちゃなガキ大将を思わせる釣り上がった目尻。

 見慣れた赤髪――

 記憶の中と比べると十は歳が上だが、そんな事で見間違えるはずはない。

 俺と奏熾は、長い間同じ屋根の下、育った本当の兄弟のようなモノなんだから。

「そ、そうだけど……何だよお前、何で俺の事知ってるんだよ」

「知ってるに決まってるだろ!俺とお前……それに詩道と玲美と文那!五人で一緒に暮らしていたじゃないか‼︎」

 記憶が溢れてくる。

 文那の誕生日を祝った事――その時に三人が文那に手紙を送ってくれた事――ハッキリと思い出す事が出来る。

 やっぱりあの出来事は夢なんかじゃ無いんだ。こんなにも鮮明に思い出せるのだから。

「いやーデカくなったな!昔は俺の腰ぐらいしか無かったのに」

 俺の肩と同じ高さにある奏熾の頭を撫でる。

 気分は久々にあった親戚だ。

「は、離してくれ!」

 奏熾が肩を握る俺の手を振り払う。

「お前、本当に何を言ってるんだよ。詩道と姉ちゃんの事を知ってるって、あの二人の友達か何かか?」

 敵意の目を向けながらじろじろと俺の体を観察する。

「その制服、霞ヶ浦の……てことは姉ちゃんの友達かなんかか?」

 制服の校章を見て、奏熾が口を開く。

「……そ、そうなんだ。玲美から弟がいるって聞いてたからな、本物に出会えて興奮しちまったというか……何というか……」

「ははっ、何だよそういうことか」

 どうやら上手く誤魔化せたらしい。

 奏熾の想像力に感謝だな。

「あの姉ちゃんから俺の事まで聞いてるなんて、あんた姉ちゃんの彼氏だな!」

「あ、あぁ……そうだ」

 全く違うが、誤魔化すのも面倒くさそうなので俺は苦笑いで“玲美の彼氏”というその肩書きを了承した。

「やばい奴に絡まれちまったのかと思ったぜ。安心した」

 アハハと白い歯を見せて奏熾は笑う。

 端に光る猫のような二本の八重歯が、やっぱりこの中学生は奏熾で間違いないのだと教えてくれる。

「な、なぁ奏熾、会っていきなりで悪いんだが、一つ頼まれてくれないか?」

 はてなと奏熾が首を傾げる。

「頼み?出来る範囲ならいいけど」

「お前の……作道家にあがらせてもらえないか?」

「俺ん家……?俺なんかに頼まなくても、姉ちゃんの彼氏なら姉ちゃんに頼めばいいじゃねぇか」

 一瞬口籠る。

 どうしようもない程の正論だ。

「そ、それが今日……玲美と喧嘩しちまってな、話しづらいんだ」

 嘘は言っていない。うん、嘘は。

 喧嘩をしたのは事実だしな。

「ははーん、それで丁度良く見つけた弟と俺を仲直りの出汁に使おうと……」

 ニヤニヤと奏熾はいじわるいまで俺を見る。

「いいぜ!その代わり、今度なんか奢ってくれよ、未来のお・に・い・ち・ゃ・ん♪」



 xxx



「おっす詩道!ただいま!」

「あぁ、奏熾。おかえり」

 リビングの真ん中に置かれた四人分の机――そこで一人座る奏熾とよく似た少年の姿があった。


「詩道!」


 その姿を見て、思わず彼の名前を叫んだ。


 作道詩道の名前を。


「おうどうした歩夢。また聞いてた人間に会えて興奮しちまったか?」

「あ、あぁ。そうなんだ」

「奏熾、その人は?」

 詩道が奏熾に目くばせする。

 詩道は目の下にクマがあり、すこしやつれている印象だ。

「二階堂歩夢。姉ちゃんの彼氏らしい」

「へぇ、姉さんの。そうなんだ……」

 細い手足を動かし、詩道がゆっくりと立ち上がると俺の方へと来る。

 目の前に来て初めてわかった。

 詩道は随分背が高い。歳上の俺よりも頭一個分違う。

 双子といっても、何から何まで似る訳ではやはり無いらしい。

「初めまして、僕は作道詩道です。よろしくお願いしますね、二階堂さん」

「あ、あぁ……よろしく」

 なんだか落ち着かないな。詩道に“二階堂さん”なんて呼ばれるなんて。

 “にいさま”ってついこの前まで俺を呼んでいたのに……。

「体調が悪いのですか?そんな辛そうなお顔をして?」

「あ、いや!違うんだ!歳下なのに俺よりよっぽど落ち着いてるなって、考えてて」

「お前もそんな事言うのかよ〜。歳上に会うと絶対そう言われるよな、詩道」

「みんな奏熾みたいなトンチンカンを見た後だからね、余計僕がそう見えるんでしょ」

「なんだと⁉︎俺がトンチンカン⁉︎」

「毎朝練習着が無いとか慌ててるのは何処の誰だっけ?」

「ぐぬぬ……」

 図星をつかれた奏熾が唇を噛んで悔しがる。

「で、でも詩道だってよく寝坊するじゃねぇか!俺は朝は騒がしいかもしれねぇけど、無遅刻無欠席の皆勤賞だ!お前の方がトンチンカンだろ!」

「奏熾のいびきが五月蝿くて眠れないんだよ……」

「なんだと⁉︎」

 詩道はやれやれと首を振り、おもむろに俺を見た。

「ねぇ二階堂さん、一つ質問があるんですがいいですか?」

「ん……?いいけど」

「僕と奏熾は双子の兄弟なのですが、どちらが兄だと思いますか?」

「随分と突然な質問だな、まぁいいけど……」

 顎に手を当て、少し考えたフリをする。

 奏熾と詩道のどちらが兄かなんて、そんなの夢の中で知っているし簡単だ。

「奏熾だろ?」

 その答えに、詩道が目を見開いて驚いた。

「正解です。もしかして、姉さんから聞いてましたか?」

「いや、そう言うわけじゃないんだが……」

 聞かずとも、知ってたし。

 でもそんな事を言うわけにはいかないし、適当な言葉で誤魔化しておくか。

「まぁ確かに詩道の方が落ち着いてるし、一見兄のように見えるけど、奏熾と話してる時の詩道は自然体っぽかったし、それは奏熾の兄としての威厳のせいなのかなって感じたんだ」

「おぉ〜!お前見る目あるな!姉ちゃんと結婚していいぜ!俺の兄貴になる資格がある!」

「結婚条件、そこなんだね……」

 ジト目で詩道が奏熾を睨んだ。

「そういえば玲美は、まだ帰って来ないのか?」

 ふと壁にかかった時計を見れば、時刻は夜の八時。

 玲美は部活には所属していないようだし、とっくに帰ってきていなければおかしい時間だ。

「何だよ、彼氏なのに姉ちゃんの場所もわかんねぇのか」

 う……そこをつかれると何も言い返せない……。

「姉さんは大体どこかに寄り道をした後帰ってくるので、もう少しで帰ってくると思いますよ」

 詩道が柔らかな微笑みを浮かべそう話す。

「玲美がいないなら、夕ご飯はどうしてるんだ?奏熾達って料理出来たっけ?」

「んなわけねぇだろ。カップ麺だよ」

 床に乱雑に置かれたビニール袋から、奏熾がカップ麺を二つ取り出す。

 袋の大きさからして、一週間分は入っていそうだ。

「カップ麺⁉︎毎日か⁉︎」

「そりゃ毎日よ。けどいつも同じ味じゃないぜ。昨日は味噌ラーメンだし、一昨日は醤油だ!味変してるから全然飽きねぇ!」

「育ち盛りがそんなんじゃ、健康に悪いぞ……」

 奏熾は運動部だというのに、よくそんな偏った生活で体調を維持できるものだ。

「といってもよぉ、何も作れねぇし。卵すら殻入ってまともに割れねぇぜ?」

「えぇ、僕も全く割れません」

 絶句だ。

 たしかに記憶の中の奏熾と詩道が料理が得意だったという事は無かったが、それは小学生だからで。まさか高校生になっても卵も満足には割る事が出来ないとは……。

「詩道、この家にはカップ麺以外食材は無いのか?」

 うーん、と詩道が顎に手を当て思考しながら、隅に置かれた冷蔵庫の中を探る。

 そして中からいくつかの食材を取り出した。

「卵と……塩……」

 食材というか、卵と調味料だった。

「米は?」

「あるけど、この炊飯器何年も使ってねぇから壊れて使えねぇぜ!アハハハ!」

 どこから取り出したのか、奏熾が埃を被った炊飯器を手に持ち笑う。

「笑い事じゃねぇ……」

 奏熾……少し大人になったと思ったが、全くそんな事は無かったらしい。

「一応こちらにパックのご飯ならありますが」

 詩道が食器棚の奥からレンジで温めるタイプのご飯パックを取り出した。

 賞味期限は今年の12月……ギリギリどうにかなる。

「ありがと詩道、これ使わせてもらうよ」

「えぇ、是非に」

 今まで手に入れた食材を机に並べ、思考する。

 取り敢えず米はあった。万能の食材の卵もある。

 後は塩と大量のカップ麺――。

 そこで俺の頭に急に画期的なアイディアが浮かんだ。

「よし二人とも!今日は俺が晩飯を作ってやる!」

「おぉ〜、期待してんぞ〜。奇天烈の刀見てるわ」

「では僕はテーブルを片付けて置きますね」

 全く手伝う気無いなコイツら……。

 まぁいいか、あの料理はただご飯を炊いてカップラーメン突っ込むだけだし。

「おぅ!よろしく頼む!」

 すでにテーブルは綺麗に片付いているのだが、それを片付てくれるという詩道にガッツポーズをし、俺は料理に取り掛かった。



 xxx



「おぉ〜!美味そう!」

「すごいですね。ちゃんと食べ慣れた味噌ラーメンの香りがします」

 数分後――

 皿に山盛りに並べられた料理を見て、二人が目を輝かせた。

 まぁこれを料理と呼んでいいのかは、真偽の程があるが。

 俺が作ったのは、昔動画サイトで見たカップ麺炒飯だ。

 炒めた白飯に溶き卵と即席麺を砕いて入れ、それを調味料と混ぜ合わせるだけ。

 本当に簡単だが、めちゃくちゃ美味い。

「おぉ!美味い!店で食う飯より美味い!」

「すごい――味噌という強い食材の中でも、卵のまろやかさと風味が消えていない。画期的な炒飯だ――」

 二人ともどうやら満足してくれたらしい。

「夢と一緒だな――」

 二人の喜ぶ顔を見て、俺の顔から自然と笑みが溢れた。

 たとえ姿が変わっていても、やっぱり奏熾と詩道は同じだ。

 夢の中で過ごしていたあの頃の二人のままだ。

「……あれは」

 リビングの端に置かれた小机―そこの上に立てられた写真掛けに、俺は目を引かれ、手に取った。


「美空……」


 写っているのは、俺のよく知っている小学生の頃の玲美達三兄弟の姿。

 そして玲美の隣、写真の右で笑う霞ヶ浦高校の制服を着た少女。

 出会ったことも無いはずの彼女の姿を見て、そう言葉が漏れた。


「美空姉さんの事も、聞いてるんですか?」

「あ、あぁ……彼氏だからさ」

 どうやら彼女の名前は美空というらしい。

 ズバリ当ててしまった名前を知らないと撤回するわけにもいかず、適当に誤魔化す。

 へぇ、と詩道は少し目を丸くして驚いた表情を見せた。

「本当に二階堂さんは姉さんに信頼されてるんですね」

「そうなのか?」

「えぇ、だって姉さんが美空姉さんの事を話すなんて、相当信頼していない相手はしないはずです」

 そんなに玲美が大切に思っている人なのか。

 奏熾と詩道の事は覚えていたけれど、この美空という姉の存在は知らなかったな。

「この美空って人は、今何処に――」

 何処にいるのか、そう質問しようとしたのと、家の扉が開かれるのはほぼ同時だった。


「ただいま…………」


 外の冷たい空気と共に、部屋がしんとした空気に包まれた。

 玲美と目が合う。

「何で……ソイツがこの家にいるの」

 視線が俺の手元へと落ちる。

「それは――」

 玲美がこちらへ駆け寄る。

 そして――

「ごほっ……がはっ……」

「姉さん⁉︎何してるの⁉︎」

 腹部に強烈な痛みが走る。

 玲美の蹴りが溝落ちにはいり、思わず苦しさから咽せた。

「部外者が私のお姉ちゃんに触るな――ッッ!」

「落ち着け!姉ちゃん!」

 奏熾が玲美を羽交い締めにして押さえ込む。

 だが玲美の瞳からは怒りの色は消えていない。

 完全なる敵意を持って、俺を睨んでいた。

「何を喧嘩したのかしんねぇけどさ、姉ちゃんの彼氏だろ!殴っちゃダメだろ!」

「は……?コイツが私の彼氏……?」

 奏熾の言葉に、思わず玲美が聞き返した。

「え……違うのか……?」

「違うに決まってるでしょ!コイツは私のクラスの委員長よ。どうせ教師になんか言われて私に説教たれに来たのよ!」

「まじかよ……本当なのか歩夢?」

「本当何ですか、二階堂さん?」

 奏熾が玲美を離し、詩道と共に俺を見つめた。

 ここまでか……。

「ごめん……奏熾、詩道」

 これ以上は、もう嘘をつく事は出来ない。

「俺は――嘘をついた」

「俺は玲美の彼氏なんかじゃない……ただのクラスメイトだ」

 後ろめたさから、自然と二人から視線を逸らす。

 合わせる顔も無い、俺は二人の事を裏切ったんだ。

「私を更生させたら報酬は何がもらえるの?良い大学への推薦?」

 意地悪く、蔑んだ笑みを玲美は浮かべる。

「違うんだ……そんなのは無い!ここに来たのは全部俺が自分で決めた事だ」

「嘘つかないでよ!」 

 玲美が怒りの感情を隠さず叫ぶ。

「嘘なんかじゃ――」

「さっきまで弟達に嘘ついてたアンタの事なんて、どうやって信じろって言うのよ!そうでしょ?奏熾、詩道?」

 玲美のその言葉に、二人は顔を伏せ肯定も否定もしなかった。

「自分が人からどう思われてるかなんて知ってる。クラスの厄介者だもんね、そんな奴にわざわざ近づこうなんて自分に得が無ければやるわけないわ」

 そんな事はない。

 そう言うのは簡単だ。けれど今の俺には、玲美を納得させられるだけの根拠も何も無かった。

「人なんてみんなそうよ。自分の事が一番可愛いもの。自分の為にならない事なんて、するわけ無いわ!」

 疑心暗鬼。

 玲美は完全にその状態に陥っている。

 何者も寄せ付けないどす黒い雰囲気を感じた。

「早く出ていってよ、不法侵入で警察に突き出してもいいんだけど」

 また機会を見て改めよう。

 そう俺が考えた時だった――

「な、なぁ姉ちゃん、歩夢はたしかに嘘をついたのかもしんねぇけどさ……悪い奴じゃねぇんだ。俺と詩道に夜飯作ってくれたんだ」

「奏熾――」

「久しぶりに誰かがあの台所で料理してるの見てさ……なんか美空姉ちゃんの事思い出して……嬉しかったんだよ」

「なに餌付けされてんの⁉︎まんまとコイツの策略に乗ってるんじゃないわよ!」

 怒鳴りつける玲美に、奏熾の表情も強張った。

「そんなんじゃねぇよ!歩夢は絶対、俺達のためにやってくれたんだ!」

 奏熾が怒鳴る。

 奏熾がこんな風に憎しみを込めて人を怒鳴っているところなど、今まで見たことが無かった。

 それ程本気で、俺を庇っていてくれていた。

 奏熾にとっては初めて会ったばかりの俺のことを。

「よく分かんねぇけど……歩夢は絶対俺達を陥れようとしてねぇ!そんなのも分かんねぇなんて……姉ちゃんが馬鹿なんだよ!」

「奏熾……あんた姉に向かって――」

 玲美が奏熾の胸ぐらを掴む。

「父さんと母さんが残した少ない遺産をやりくりして、誰がここまで育ててやったと思ってんのよ!」


「もうやめてくれ!」


 怒鳴り合う二人を見て、俺はいつの間にか叫んでいた。

 突然の事に驚いた二人が俺を見る。


「俺なんかの為に、二人が喧嘩するなんてまっぴらだ。玲美達は仲の良い姉弟だったじゃないか」


「また知ったような口聞いて……何なのよアンタ!私達家族のストーカー⁉︎」


怒鳴る玲美。

その怒りはもっともだ。

今まで面識も無かった人間が、急に自分に近づいてきて、更には家まで上がり込んでいる。

警戒するのは当然だ。

けど――


「自分でも何が起こってるのかは分からない……どうして俺が玲美や奏熾と詩道の名前を知ってるかも全然分からない……。けど、夢の中で、俺達は出会っていたって、家族のように過ごしていたって、そう感じるんだ……」

 こうして一日過ごして強く感じた。

 ここは俺が知っている世界とは全く違う。

 けれどこの世界がどうしようもなく現実である事は、何となく実感できた。

 だけど――

「玲美達と一緒にいた時の記憶は温かくて……だから俺はその感覚を捨てたく無かったんだ、捨てちゃいけないと思った」

 ぽつんと、床に雫が落ちた。

 そこで自分が泣いているのだと、初めて分かった。

 自分を二度も蹴り飛ばした相手だというのに、何故かたまらなく愛おしい存在。

 考えなくとも、感じていた。

「教師だとか、推薦だとか……そんなのは関係ない。全部俺が、俺で決めた事だ」

 冷たい木製の床が、膝に当たった。

「お願いだ……どうかそこだけは、信じて欲しい」

 額を床へとつける。

 俺は玲美へ土下座した。

奏熾は美空に似てる。

玲美は美空に似ようとしてる。

というのを意識してます。

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