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私は役立たずで欠陥品である。そんな私が生まれた国はカイテアン帝国だ。
カイテアン帝国は世界最強と言われている。それは何でかというと、皇帝が魔法に長けていてソードマスターであるからだ。
皇帝であるから側室が沢山いる……私は皇妃の第1皇女である。けど、私は生まれながらに両脚がない。欠陥皇女の為、父にはあったことがない。皇妃だった母は私を産んでから2年後に病で亡くなってしまった。
私は今6歳だからまだまだ子どもだ。側室の子どもは沢山いる。私は側室の子ども達は嫌いだ……私を欠陥品と虐めてくるから。けど、私を虐めてこない兄や姉もいる。弟や妹もいるけど、まだまだ幼いから可愛いだけだ。
側室の人達は私を暗殺して自分の子を皇帝にしたいみたい。継承序列は私が1位だから暗殺者を仕掛けてくる。
でも、私には頼もしい騎士とメイドがいるから安心だ。
「フィナ様?どうかなさいましたか?」と私のメイドであるルミーナが私が乗ってる車椅子を押しながら覗き込んで来た。
「ううん、なんでもない」
「そうですか?…本日もお庭をお散歩なさいますか?」
「うん。いく」
私はルミーナがいないとどこにも行けない……まだ手が短いから車椅子を自分で動かす事が出来ないから。
「ドイル、今日もきてた?」
「……はい」
「みんな、私を消したいんだねー。私はぜったい死なないけどね」
毎日毎日私に暗殺者を送り込んでも私は絶対に死なない。欠陥品を産んだ役立たず皇妃という母の汚名を無くすためだ。だから私は、帝国初の女帝になるつもりだ。
「欠陥品!お前なんでここにいるんだよ!!」
「……ルミーナあっち」と指さして噴水の方へとお願いした。
「おい!!無視すんな!」
「第6皇子である貴方が私に無礼に話しかけていいとでも?わたしは継承序列1位で皇妃の子です。貴方は側室の子ですよね?」
幾ら兄妹でも礼儀は守って頂かないと。
「何で欠陥品なんかに礼儀なんか守らなければいけないんだよ!母さんはもうすぐ皇妃になるんだぞ!!」
「ぷっ……第3側室様が?ありえないです。母が亡くなり皇妃の座は空いたままですが、第3側室様がなることは有り得ません。皇帝陛下は母が亡くなった後今後皇妃を設けるつもりはないと公言なさいました」
「それは撤回されんだよ!」
この第6皇子は本当に私より年上なのか??父はそんな簡単に撤回などしないことを分かるはずなのに。9歳だからまだまだ子どもなのは分かるけど……これは頭がイかれてますね。
「このような押し問答も面倒くさいので私はもう行きますね」
「あ、おい!!」と第6皇子は後ろで騒いでいたが、ルミーナが車椅子を押してくれたので離れられた。
「本日もこちらで魔法の練習をなさいますか?」
「はい。浮遊の魔法を習得せねば」
車椅子無しで移動できる方法を魔法書を読んでいて思いついたのだ。浮遊魔法を極めれば浮いて移動出来ると思った。
「フィナ様、むちゃだけはなさらないで下さいね。この前のように魔力欠乏にならないよう」
「分かってる、大丈夫よ」
私の周りは皆すごく心配性だ……私が周りと違って両脚がないから何もできない子だから。
必ず浮遊魔法を取得しなきゃ!!!




