冒険者ギルド
「お~い終わったか?」
酒が入ったジョッキを飲み干して
ナルミ達に声を掛けるアビット。
「ええ、無事に終わりましたよ」
「なら、祝い酒といこうじゃないか!
ねーちゃん、酒ジョッキで3つ頼むわ!」
「かしこまりました〜」
「あ、1つはジュースに変えてください」
「分かりました〜」
アビットの質問にナルミが答えると
酒を頼むアビット。
アビットの注文にアルスがジュース変更と頼む。
「お待ちしました〜酒ジョッキ2つに
ジュースです〜」
「ありがとうな。
さてとナルミの冒険者就職祝いとして乾杯!」
「乾杯!」
ジョッキを鳴らして乾杯し飲みだす3人。
「ふへ〜美味えな」
「はちみつ酒飲みやすいですね?」
「仕事中なので酒は止めて欲しいのですが…
まあ、良いでしょう。
私がその分働けばいいだけですし…」
ジュースを飲んでいたアルスが愚痴をこぼす。
「ギルドについて聞きたいことあるか?」
アビットが5杯目のジョッキを飲み干すと
ナルミに聞いてきた。
「あ、従魔とかはどうなるんですかね?」
「従魔?いるのか?」
「いえ、今後テイム出来たらの場合ですよ」
「そこら辺はアルス任せた」
「アビットが聞いておいて僕任せですか…
まあ、冒険者ギルドにて登録してくれれば
なんとかなりますよ」
「お前も人任せじゃねえか」
「まあまあ落ち着いてください。
取り敢えず何かあればギルドや
アルスさん達に聞けば大丈夫ですね?」
「ああ、そう言うことだな!」
アビットは6杯目のジョッキを飲みだす。
「そういえば宿ナルミさんは取ってないですよね?」
「そういえば野宿ばかりで宿取ってないです」
「なら私の家の近くに宿があるので
そこにお願いするとしましょうか」
アルスが宿について提案を出す。
「え、大丈夫なんですか?
予約とか空き部屋なしは無いですよね?」
「問題ないですよ。
その日暮らしの冒険者が泊まるくらいなので
空き部屋はあるはずです」
「そうですか…ならお言葉に甘えます」
「ではアビット?
後三杯頼んだらあの宿に来てくださいね?」
「おう、分かったよ」
アビットを冒険者ギルドに残したまま
アルスが懇意する宿屋へと向かった。
「あ、グリーンウルフの核とか
どうしたら良いですか?」
「冒険者ギルドの依頼に討伐依頼があるので
その時に持っていって換金すれば大丈夫ですよ」
ナルミはなるほどと思いながらアルスに
着いていくと銀の猫亭に辿り着く。
「お金は後で払ってくれたらいいので
念の為50日分は出しておきますね」
アルスが女将に話し掛け
ナルミは泊まることが出来た。
「では、私は一階でアビットを待つので
自室に入ってください」
アルスに言われて2階建ての奥の部屋に
泊まることにしたナルミはベットで横になる。
「これであの森の中での2週間は別として
これから旅行が始まるのは楽しみだな」
横になってウトウトしてると大きな声が
一階から聞こえてきたので目を覚まし
階段を降りると…
「ここにナルミって野郎がいるだろ!?
隠してないでさっさと出せや!」
「お客様困ります…」
俺ご指名かな?
ナルミは顔を見せると…
「誰!?」
スキンヘッドの男が暴れていた。




