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神様になりたかった  作者: 諏訪絢斗


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17/17

新入生は地獄に足を踏み入れる

なかなか時間が取れないものでなろうでサクサク新作出している人って筆が早いのかなぁと尊敬してみたり…

 上級生が紙を持って勧誘している。

「うへ〜すごいネェ、どうする?ここ通るしかないみたいだけど?」

「行こう。ここで止まってちゃ何にもなんないもの」

 そう言って私はアリスの手を引く。

「お!君、うちの部下に興味ない?見ていくだけでも!」

「退けよ、こっちが先だぜ」

「なにおう、遅いのが悪いんだよ」

「君たち邪魔だよ。ゆっくりしてないで早く退いてね。すぐでいいよ」

「うわ!なんだこいつ!」

「こんな奴らよりうちの部活へ!」

 まさに地獄、しかしここにいる人たちは部活動の勧誘のようだった。


 抜け出した後にどっと疲れがきた。

「凄かったね。どこ行こうか決めた?」

「あの状況じゃ無理でしょう?なんの部活動があったのかもよく分からなかったし…」

「やっぱりそうだよね〜研究会のところにでも行ってみる?」

 あれを見たあとじゃ、なににも驚かない気がする…し、疲れた。

「一応行きましょう」

 しかし私は甘かった。これより地獄なことなどないだろうという自分の妄想に縋っていたと云うべきだろう。


 生物研究会の教室に来た。

 中に入らずに外から中を覗く。

 瓶のようなものに水とは別の液体と猫や犬、腸だのなんだの生き物を生きたまま飾っている。

「あれがなんだか気になるかい?あれはねホルマリン漬けと言って、生物の組織とか臓器を変形や腐敗から防いで、生前に近い状態のまま保存するっていう標本作製方法だよ」

 気づかなかった。驚きすぎて私もアリスも声を出せずにいる。

「おや?汗をかいているね。冷や汗っていうのかな?怖がらせてしまって申し訳ないね。でもね、生物の解剖とは…すなわち生き物を助けるための手がかりにもつながるのだよ。部屋の見た目で怖がられてしまうとこちらも悲しい」

「あ…あ〜ごめんなさい。初めて見たもので怖がりすぎていたのかもしれないです、はい…」

 まだ緊張が抜けていないアリスは不思議な喋り方をしている。

 そういう私も口が震えて動かない。

「ふむ、こうも怖がってちゃねぇ。気をつけて帰るんだよ」

 そう言って扉の奥に消えていった。


「…この他の研究会あるけど見る?」

 私はアリスに聞く。…無言で頭を振って拒否するアリス。

 今までこういった姿見たことないなと思いながらアリスに肩を貸して帰ることにした。

この1年はかなり頑張りつつ自らの研究もあったりで忙しいなんので難しい

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