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第100話 痩せ姫、禁断魔法暴走! 肉圧結界、学園を覆う!(1)
翌日──
ル・ルネサンス魔法学園は、奇妙な緊張に包まれていた。
痩せ姫エミリーが昨日の騒動以来、姿を見せていないのだ。
「痩せ姫さま……今日は来てないのか?」
「昨日の魔力……なんか変だったよな」
「セリシーヌさまの結界に当てられたのか……?」
生徒たちの噂が広がる中──セリシーヌは優雅に廊下を歩いていた。
(……痩せ姫は、禁断魔法の副作用が出始めましたわね)
その時──
学園全体に、甲高い悲鳴が響いた。
「きゃあああああああああああっ!!」
セリシーヌは扇を止めた。
(……この声は──痩せ姫エミリー!?)
中央塔の方角から、魔力の暴風が吹き荒れた。
生徒たちが吹き飛ばされ、壁にしがみつく。
「うわっ……魔力の風が……!」
「痩せ姫さまの魔力だ!!」
「暴走してる!!」




