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装剣物語  作者: 川合総司
9/10

邪神の名を持つ救世主 後編

少し間が開きましたがまた投稿します。

ユリアナのハーデスがイオン砲を発射したが、ほぼ同時に俺が発射した特殊弾がイオン砲の粒子ビームに命中し爆発した。


イオン砲の効果である電子機器の完全無効化はかろうじて阻止したが、少し装剣機及び強襲機に影響が出た。


ハーデスの近くにいたフレズベルク隊、ヴォルグ以外のヘルファング隊は一時行動不能になった。


幸い俺たちは無事だったが、ユリアナはフレズベルク隊及びヘルファング隊に攻撃しようとする。


ライトが必死でユリアナに攻撃するがユリアナはハーデスの左腕からフォトンバスターを右腕からフォトンプラズマカノンを浴びて、フォトンバスターキヤノンを破壊されるもフレズベルク隊とヘルファング隊を守ろうとしてアークフィールドを展開するも貫通してライトのイクスシュタールガンナーはついに大破する。

ライトはなんとか脱出したため、命は助かった。


トニーのシュタールフォルブレイカーが肩部のアークバスターキヤノンを発射した。


しかし全く効果がない。それでも回復したフレズベルク隊及びヘルファング隊がトニーを援護している。それでもユリアナは全く意に介さず攻撃する。


絶対絶命かと思われたが…空間転移する機体反応が…アスカだ!

アスカがイクスセイバーでこの膠着した状況を打破するべく参戦して来た。


「隊長、皆さんお待たせしました。ちなみにもう1機の機体は?」

「アスカ、もう1機はユリアナのハーデスだ!あの機体はイオン砲を持っている。気をつけろよ、後イクスセイバーは今までのアークドライブとは比べ物にならないぐらい出力が高いからな!」

「わかりました。では…攻撃を開始します」


そういってアスカは右手に武装したアサルトレールガンで発射しつつ、加速を開始した。


今までの装剣機とは比べ物にならないほどの加速スピードにアスカは一瞬苦しくなるが、すぐに立て直すと左手に武装したロングソニックブレードでハンニバルのシヴァに攻撃を仕掛ける。


今までならハンニバルも軽々と回避出来たはずだが圧倒的なスピードに反応できず、ロングソニックブレードの直撃を受ける。

たまらずハンニバルのシヴァは体勢を崩して地上におちて動けなくなる。


ハンニバルに攻撃させまいとユリアナもアスカに攻撃するが、やはり当たらない。

「あなたたちはなんの為に戦うのですか?」


「決まっているではありません?私たちを道具のように扱った者たちへの復讐ですわ」


「なぜかは何となくわかる気はしますがそれを言う資格はあなたたちにはありません!なぜならあなたたちが復讐したい人達と同じことをしているからです!」


「あなたに何が分かるのですか!私たちの能力を後世のためといっておきながら、人間扱いをせずにまるでモルモットとしか思ってない人達に同じことしても彼らの自業自得ですから!」


そういうとユリアナはグラビトロンランチャーを転移させてアスカを集中攻撃するが、当たらない。アスカは背面に搭載されたアークソニックバスターで攻撃する。


アークソニックバスターは各国で開発中だったソニックバスターをアークドライブの力で強化したものでかなりの出力がある。それに特殊防御の貫通能力もあるのでダメージを与えることが出来る。


なのでユリアナのハーデスのバリアを貫通してダメージを与えた。


そこで俺はドラゴニックバーストを発動し、ドラゴニックフルフレアを発動するべくチャージを開始した。だがそれを察知したユリアナに攻撃され、ダメージを受ける。チャージ中だったこともあり、ドラゴニックランチャーを破壊されたばかりかその際の爆発でイクスドラグーンもかなりのダメージを受け、大破する。


コクピットハッチを開けようとするが開かない!普通にしていたら死んでしまう。俺はイクスオーバーの能力を使った。それは自らのパワーを最大にしてコクピットハッチを破壊、そのまま俺は地上へ落ちていった。


落下の際、コンクリートに亀裂がはいるぐらいの衝撃を受けながらも脱出に成功した。

その直後イクスドラグーンは大爆発を起こす。それをアスカが俺を拾いあげると凰龍型アークドライブの力である、全機空間転移を敢行。俺たちはモスクワから脱出した。

――――――――――――――――――――

一方、ハンニバルとユリアナはイクスドラグーンの爆発の寸前で脱出していた。


まだもう1機の救聖機であるゼウスの調整中だったマリアーナと合流した。

「ハンニバル、ユリアナもかなり痛い目を見たね。でもイクスセイバーていう装剣機、かなり強いね。でも多分あの機体だけじゃないと思うの」

「おいおい、あの機体だけでも苦労したのにまだあるのかよ。勘弁して欲しいな!」

「ではこちらもユピテルの量産とグラントールを作ってから例のアンドロイド兵も大量生産しましょう。私たちがこの世界に復讐するために」


まだユリアナたちは諦めていなかった。


――――――――――――――――――


モスクワの戦いから10日ほど経ったが、もう少し俺用に作られたエグゼクスセイバーの調整に時間が掛かっている。

機体自体は完成しているが龍王型アークドライブの最終調整にかなり手間取っていたからだ。


エグゼクスセイバーは各用途に合わせて換装して戦う。空中戦用のスカイフライヤー、宇宙戦用のコズミック、水中戦用のダイバー、砲撃戦用のパンツァー、突撃戦用のストライカー、まだ開発中だが決戦用のフェネクスなどがある。


ちなみにバーストモードはセイバーバースト、エグゼクスバースト、そしてオーディーンモードと呼ばれるエグゼクスセイバーの全機能を解放するものがある。


ちなみにイクスセイバーの武装だが、ロングソニックブレード、アサルトレールガン、アークソニックバスター以外にセイバーバースト発動時に使うアークエクスカリバー、アークソニックディストラクションがある。イクスセイバーは近接戦闘がメインのため、あまり遠距離武装がない。


その穴を埋めるためにライトのイクスドラグーンツヴァイがある。武装はドラゴニックランチャーの強化型であるドラゴニックフルメガランチャーである。ドラゴニックランチャーと同様にB、E、F、Gモードがありドラゴニックバースト時はドラゴニックフレアを強化したドラゴニックノヴァを装備している。


ライトの戦闘スタイルに合わせて装甲の強化及びアークフィールドの強化を行った。さらに高機動戦が苦手なため、機動力はイクスドラグーンより落としてある。

またアークフィールドはアークイクステリトリーとなった。


そして強化は天龍にも行われ、天龍を内部に搭載した超大型艦である轟龍となった。轟龍には轟龍型アークドライブが追加で搭載されメインはこちらが駆動する。


轟龍の武装は大型ミサイルに地対空ミサイル、魚雷、ホーミングミサイル、対空レーザー、大型荷電粒子砲、ビーム砲などがある。さらに超重力衝撃砲、ドラゴニックバスターキヤノン、そしてアークソニックバスター及びアークソニックフェネクスがある。

また戦艦の修理も可能で戦艦というより移動要塞の要素が強い。


かなり戦力強化を進めている。それはフレズベルク隊及びヘルファング隊にも及んでいる。

まずフレズベルク隊だが隊長機であるイクスリーベンアサルトだが大改修を行いイクスリーベンランペイジとなった。ランペイジだが武装はディメンションストライクキャノンを強化したオーバーディメンションストライクキャノンとなった。他の強化型リーベンもこちらを装備している。さらに両膝にアークソニックディストラクションを搭載、そして専用装備としてアークバスターソード改がある。アークドライブは青龍極型を搭載。


リーベンもリーベンカスタムへと強化され、アークドライブも青龍翼型へと強化した。基本兵装はオーバーディメンションストライクキャノン、ディメンションブレイカーもオーバーディメンションブレイカーに強化。そしてアークバリアはアークフィールドになった。


そしてヘルファング隊だが、ディスガルムはディスガルムファングへと強化した。アークドライブも光龍型を搭載したため、半永久的に理論上稼動可能になり、ヴォルグのディスオルトロスファングだが、こちらも強化した。こちらは新規で製造され、ディスフェンリルと言う名前になった。ディスフェンリルは神龍型アークドライブを搭載する。バスタードエンジンも搭載され、かなり強化された。


ちなみに神龍型アークドライブは龍王型、凰龍型と並び三大アークドライブという位置づけとなる。かなり凄まじい出力であり、バスタードエンジンのエクシードモードと合わさりかなり強力である。


そして、また新たなる戦いが始まる。


次回からまた熾烈な戦いが始まります。また投稿しますのでお待ちください。

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