第63話 長い夜
再会パーティーも終わりルシファー(ユウト)達はリビングルームで寛いでいた。
「ねえねえユマ様!?ルシファーとの馴れ初め聞かせてよ!私とルシファーの馴れ初めも教えてあげるから」
なんだかんだで獣魔王ユマと魔王代行ユマは互いに認めあったのか、女の子トークに花を咲かせていた。
「じゃ、僕先に久ぶりの魔王城温泉源泉掛け流しにでも入ってくるよ」
ルシファーは一人立ち上がり温泉へ向かった。
「あ~いい湯だ!」
「あ~生き返るわマジで!!!!!」
ルシファーは温泉を堪能しながら星空を眺めてボーっとした贅沢な時間を楽しんでいた。
「ルシファー!私達も入るね!」
「ん?私達?!」
なんとユマに便乗してルーシも温泉に乱入してきた!
「おいおいユマ!ってかルーシ!!!なんで?!」
ルーシは恥ずかしそうに身体を手で隠しながら温泉に浸かった。
「だってさユマ様とは……あれなんでしょう!なんかズルいし……私とも……」
ルーシは顔を火照らせながら口を尖らせながら可愛く呟いていた。
「あーま~それは事故って言うか……お酒で」
「知ってるよ!さっきユマ様から聴いたもん!」
「ああ……さすがに女の子の情報の速さに驚かされるな……全く……」
「ルシファー今夜私も……その……ユマ様と一緒に相手してよ……」
「なぬ!!一緒にって!ユマ……いいのか?」
ユマは無言でコクリと頷いてニッコリ笑っていた!
「うーん……まあユマもルーシを認めているのなら……ルーシも成人を果たした訳だし……じゃあ今夜は!夜の魔王モードで楽しむか?!」
ルシファー達3人は魔王城(超絶軍事要塞)の最奥ルシファーのベットルームへ消えていった。
「チュンチュン!チュチュ」
「ん?朝か……」
ルシファーは鳥のさえずりで目を覚まし、右腕にユマ左腕にルーシに腕枕をした状態で昨晩夜の魔王モードで力を使いつくしてボーっとしていた。
「ルシファーおはよう!」
ルーシが起きてルシファーに上目遣いでキラキラしていた。
「あ!ああ……おはよう……なんか照れるな……」
ルシファーとルーシが初夜を迎えお互いに照れながらもドギマギしているのを、ユマは狸寝入りをしながらクスっと笑い眺めていたのだった。




