第43話 父の愛
アキバノ中央大陸人間至高主義国家エバーのラベルへの奇襲攻撃騒動から一夜明けたころルシファーは目を覚ました。
ルシファーはラベルの町にある自宅にて父ゴズに真剣な話しをされていた。
「魔王様、覚醒おめでとうございます!」
「あ……あのー父さん……その変な言葉使い……やめてよ」
「はは!魔王様」
「だから今までみたいにルシファーで、後、様とかマジでやめて!実の親にされると気持ち悪いから」
「……おほん!あーわかったよルー!」
「で父さん話しってなんなの?」
「とても大事な話だ!」
「大事な話か……なんなの?」
「これから話す事はあくまでお前の父として話すから他言はしないでくれ!色々まずいからな、」
「わかったよ」
「それより……ルーなんでそんなに急に大きくなったんだ?母さんは喜んでいたが、俺はあの小さなルーも可愛いいからちょと残念……」
「あーそれは、いつでもすぐにあの姿に戻れるから心配しないでよ!」
「そうかならいいが……おほん!」
「じゃあ話しを戻すぞ!ルーは魔王になった、そしてこの大陸の国々も救って、もはやすでに大魔王的な存在にこれからなる!いやすでになっているとも言える……ここまでは理解できたか?」
「うん!」
「ならこれからお前に何が起こるかわかるか?」
「うーん……相手がまた再度仕返しにやってくるとかかな?」
「まーそれもあるが、それは今のお前の力があればそんなに大したことではないな!」
「いいかルシファーよく聴け!これからこの大陸の国々や東の大陸の獣人国家の国々がお前の争奪戦を始めるぞ!必ず!」
「えええぇぇ!何それ!ないでしょそれは?」
「いや……残念だが必ず起こるし、 もしかしたら人間の国々にも伝染するかもな……いろんな手を使ってお前を手に入れようとな!」
「何それ!超怖いんですけれど……」
「でだ!」
「お前は正真正銘の魔王になったんだからゾーマ大陸の魔族はもちろんのこと、その他のどんなデカイ国の王だろうが絶対に対等に話すんだ!」
「対等?」
「ああ、そうだ!敬語なんかは厳禁だ!逆に上から目線で話すんだ!」
「できるかな~」
「ルー!これは今からお前にとってかなり大事な事なんだよ!できるかな?じゃあなく絶対にやるんだ!」
「は……い……わかったよ、父さんがそこまで言うって事はかなり重大な案件なんだね」
「すまんなルー……権力ってのはお前が思っているより凄い物なんだ……」
「この大陸の魔族はお前を慕っているのは事実だが、その反面上手く利用しようとするやからは必ず出てくる……これは飛び抜けた力を手にした者が越えなければならない大きな壁だ!」
「先ほど既にうちの国王から早馬の伝令があった、明日の朝、魔王様へのご挨拶をと……」
「えぇぇ!明日国王様がうちにくるの?」
「ああ、そうだ!だから今、こうしてお前と話しをしているんだ!」
「それでか……父さん……ありがとね……」
「ん?……何言ってる……当然だ!……いくら魔王になったとはいえ、大事な息子だ!」
ルシファーと父ゴズはこのあと今後のあり方について熱く語り合うのであった!




