第31話 入学
ルシファー(ユウト)は今年六歳になり、キリンビア帝国学校に入学した。
キリンビア帝国学校はゾーマ大陸の魔族国家の最高エリート達が集う超エリート学校だ。
ルシファーは王都のキリンビア帝国学校の学生寮に来ていた。
「あの~ルシファー・ソードです」
「えーとルシファー・ソードさんですね!」
「はい!」
「えーと801号室になりますね、あ!これ部屋の鍵です」
「ありがとうございます!」
ルシファーは部屋へ向かった。
「801号室ここか!」
ルシファーは部屋に入る前にあることに気が付く。
相部屋なのか人の気配がするのでルシファーはノックしてみる。
「コンコン……」
「あ!はい!」
可愛らしい声で奥から少女が返事をした。
「あの!今日からこの部屋でお世話になりますルシファー・ソードです!宜しくお願いします!」
「きゃーっルシファー様!ようこそ!お待ちしておりました!」
ルシファーは少女に促され部屋へ案内された。
「ルシファー様この部屋がルシファー様のお部屋となります!それとお部屋以外のリビング、お風呂、キッチン、おトイレ等は私と共同になります。」
「ありがとうございます、まだわからない事ばかりで迷惑かけるかも知れないけど、宜しくお願いします!」
ルシファー(ユウト)は少女に一礼した。
「ルシファー様!わたくしはキリンビア帝国第一王女のルーシです。宜しくお願いします!」
「え!王女殿下がルームメイト?!ですか?」
「はい!でも気にしないで下さい、私が国王に頼んで同じお部屋にしてもらっただけですから!」
「え!国王陛下に頼んで……て?」
「はい!わたくしルシファー様が大好きなので父上にお願いしました。」
「え!エエエエェェ!」
ルシファーは少し照れながらも王女殿下と握手を交わし、自室へ入って行った。
(王女殿下とルームメイト?!何じゃそりゃー!ってか、良い子みたいだし……ま、いっか!)
「あの~ルシファー様!」
「はい!どうされました?」
「あの~ルシファー様……二人の時は敬語は無しで、私の事もルーシと呼んで頂きたく……」
ルシファーは少し戸惑いながら頷いた。
「じゃあルーシ!これから僕の事もルーってよんてな!」
「うん!わかったわルー!」
お互い笑いながら見つめていた。
「うーなんか照れるね」
「うん、そうだな!」
「私、紅茶いれてくるね!」
「おう!ありがとう」
ルシファーとルーシはぎこちないながらも、打ち解けていくのであった。




