ジエイ・カーンソン・シニア
授業時間が永遠に続けばいいと思ったが、無情にも放課後。
蛇ヶ端「どうした」
エミママは、蛇ヶ端の肩掛けカバンに目がいった。
肩掛けカバンには「蛇ヶ端◯◯」と書いてあった。
蛇ヶ端「そうこれで、ジャガハナと読むんだ」
ミカリ「『ミツル』君は、私のだからね」
ミカリに、学園の駅に半ば無理やり連れていかれた。
エミ祖母「ミツル帰ろう、◯◯(小物臭のする少年)は、もういないから」
父兄特権で、ここまできていたのだ。
ミカリは、「ごめん」と眼で訴えていた。
突拍子のないことを言うかと思っていたが、黙っていた。
いいのか、悪いのか、中浦と、蛇ヶ端まできた。
ファーザー中浦「はじめまして、この学園の会堂で伝道をしている中浦といいます」
エミ祖母「このガウン、カソリック?」
ファーザー中浦「ええそうですが、もしかして、プロテスタントですか?」
ファーザー中浦「そうですか」
中浦は、ニコニコ笑っている。
エミ祖母「この子は?」
蛇ヶ端「いや、俺は、仏教徒で」
エミ祖母は、悪魔崇拝者でも見るような眼で…
蛇ヶ端「それじゃ、俺は、これで」
エミ祖母「『蛇』がつく名前…」
銀河の中。
エミ祖母「あなたは、信仰は?」
ミカリ「私は、神も、仏も信じない主義だから」
エミ祖母「そう」
そして、エミママにとって本来帰るべき家
小物臭のする少年は、いなかった。
Christianhome(プロテスタントの会堂)
小物臭のする少年「やあ、きてくれたんだ、うれしいよ」
ジエイ・カーンソン・シニア「はじめまして」
エミママ「はじめまして」
ジエイ・カーンソン・シニア夫人「はじめまして」
エミママ「はじめまして」




