白い制服
おそろいの、白いブラウスに、白いリボンに、白いスカートを着た少女たちが、無駄に広い校舎の一角に入っていった。
EMI「先生」
トリトンは、答えず…
会堂
ファーザー中浦「どんなきっかけでも、信仰に入ってくれると嬉しいですね」
エミママ「まだ、ここにいてもいいですか?」
ファーザー中浦「かまいませんよ、私は、午後8時までここにいるので」
ミカリ「ミツルくん一緒にいたいけど、帰らないとね、さようなら」
エミママ「さようなら」
ミチル「私もこれで、さよなら」
エミママ「さようなら」
話は、少し戻る
エミママ「もう少しだけ、ここにいてもいい?」
ミツルパパも、小者臭のする少年を息子として納得するのに時間が欲しかった。
ミツルパパ「お前が、そうしたいなら」
ミツルママ「だめです、明日、学校から帰るときには、あのひとの、本当のお母さんのところにいきなさい」
ミツルママは、背中を向けて、そう言った。
話は、会堂に戻る
ファーザー中浦「本当のお母さんの所にはいきたくない?」
ミツルママは、うなずく。
ファーザー中浦「こまりましたね、神に仕える身とはいえ私も男ですからね」
ファーザー中浦「神に仕える一生に後悔することはないと思ってましたが、あなたを見てると、天職をすててでも、あなたを奥さんにしたくなってしまいますね」
エミママ「いっ」
ファーザー中浦「女などという不潔で、穢らわしいものなど必要無いと思っていましたが、あなたに出逢って考えが変わりました」
一人の少年が会堂に入ってきた。
蛇ケ端「ファーザー、司教の言うことではないですよ」
ファーザー中浦「おっと、わたしとしたことが」
ファーザー中浦「紹介しましょう、蛇ヶ端くん、彼の面白いところは、この会堂に出入りしているくせに、仏教徒なんですよ」
ファーザー中浦「まじめな話、今夜だけは、他の女生徒と一緒でいいなら学校に泊まれるようにしてあげましょう、本当のお母さんには、私のほうから電話しておきますから」
既に生徒は、帰宅したか、療にいる時間。
ファーザー中浦「それでは、お願いします」
白い制服の少女「はい、行きましょう」
連れて行かれたのは、駅。
白い制服の少女「パスは?」
エミママ「あ、はい」
改札を通ると、通学で乗っている「銀河」が
エミママ「何処へ?」
白い制服の少女「何処へもいかないわよ、ここに泊まるの」
銀河の中
白い制服の少女「空いてるとこ、好きに使っていいよ」
エミママ「皆同じ白い服、制服?」
決まらず、うろうろしてると。
エミママ「そんな…」
白い制服の女「あのなにか? ここではなんなので、私の向かいのベッドが空いてるので、そこで話しましょう」
ベッドに座って。
エミママは、本当の母親と暮らすことになることを話してしまった。
白い制服の女「本当のお母さんの言いなりな生き方をすれば、あなたは、エヴァとして『カイン』を産むことになります」
ついに、白い制服が登場、リアルに悪いことが起きなければいいが。




