表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/39

ウミノトリトン エピソード2

全年齢で問題ないと思うので、転載しました。

なるこ「そして、これは、ユカを産んであげれなかった分、愛してる、あなた」


頭を狙って


「バン」



なるこ、17歳のときだった。


海野との結婚。


なるこの身体は、ボロボロだった。


それでも、昭和の時代の医学で男の子を妊娠した。


なるこ「みんな、私のお腹の中に、あなたたちの弟がいるのよ…ごめんね」


ミチコ「もう謝らないで」


なるこ「私は、この子と引き換えに死んでしまうかもしれないけど、かっていって悪いけど、そのときは、この子のことをお願い」


カオリ「まかせて」



死線をさ迷うような出産で、『トリトン』は誕生した。


なるこは、一命をとりとめた。


ユカ「私たちは、お別れをしなければならなくなったの」


なるこ「ずっと、ここにいてもいいんだよ」


ユカ「ごめんなさい」


ミチコ「私だけは、残るから」


カオリ「私も、残る」


ユカ「ミチコ、カオリ、母さんのことお願いね」


ミチコ「うん」


カオリ「まかせて」


ナルミ、ミア、マヤ、ユカは、空を飛んで何処かへ行ってしまった。




なるこ「トリトン、カオリお姉ちゃんに『行ってきます』して」


トリトン「カオリお姉ちゃん、行ってきます」


カオリ「行ってらっしゃい」


どこにでもいる親子の光景だった。


包丁を持った少女が、なるこに突進してきた。


包丁は、なるこに刺さり、


なるこ「神様なの? これが、悪魔の力でしあわせを手にした報い? 何故? 私に、神様は、救いの手を差しのべてくれなかったのに」


少女は、トリトンを睨み付けたが、そのまま立ち去る。


トリトン、2歳になったばかりだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ