入学式
ブルートレイン「銀河」について。
廃止になった「銀河」を再利用なつもりでしたが、時系列、時代が「昭和」なのを忘れていました( =^ω^)
たぶん、東京と大阪の路線を就航しているか、まだ就航していないかのどちらかになります。
無しでもいいですが、同じ工場で造られた、別の同型車両が就航しているということにしておきます。
EMIと、海野ミチルは、向かい合わせで、楽しそうにしゃべっていた。
これから始まる生活に期待を弾ませて。
ミツルは、複雑な気持ちだった。
たらをいったらきりがないが、あのとき、(CUBE)教授に「完全な男の子」にしてほしいと言っていたら?
男の子として、元の小学校に通い続けられた。
いや、ジウルフマンにかかれば、男の子として、霰のない写真を撮られていた。
『傷ひとつない完璧な宝石』『かわいらしい蕾』と賛辞を重ねてはいたが、男の子の名残というよりは、ほとんど男の子のままの身体をなめ回すように見つめられた。
ジウルフマンとは、そんな男なのだ。
確かに、存在しなかたった場所が、存在するようになり
存在するようになった場所と、外の世界を繋ぐものが、大きく脚を開かされた写真にしっかり写っていた。
自分のすべてを見られ、知り尽くされてしまうような感覚は、嫌だったが、自分であって、自分でないような気もした。
だから、嫌々だったが仕事を最後まで続けれたのだ。
話が、大きくそれてしまったが、転校して、女の子になって、女の子たちと打ち解けることはなかった。
隣にいる少女と、斜め前にいる女を…友達と考えていいのか?
減速?
ついに学校に到着した。
そこは、ビル、いわゆる駅ナカだ。
一体ここは、何なのだという感想だ。
海野ミチル「だいぶ時間あるから汗流そう」
ミツル「えっ」
最上階と屋上が組合わさった公衆浴場があった。
いったいここは、何処なんだ。
湯船に浸かりながら、複雑な心境だった。
つい、二人の身体に目がいく
EMIは、あのときから少しだが、発育していた。
海野ミチルは、列車での会話では、既に、女なのだ。
まだないと思われるミツルと、少女だと思うEMI…それなのに…。
「それがどうした」と言われればそれまでだが。
角にある喫茶室。
ロッカーに行こうとすると、わざわざ戻ることになるので、裸でいいはずだ。
実は、海野ミチルが、早く登校したいというので朝食を抜いていた。
当然、ウェイトレスは、制服着用だ。
裸だったら、おいおいだが、ミツルは、自分たちだけ裸なのは、ちょっと抵抗あった。
海野ミチルだけは、なんの抵抗もなく開放的にモーニングセットを食べていた
ロッカーにいくと、それなりに混んでいた。
考えることは、一緒のようだ。
温室を思わせる透明な屋根の回廊。
横を見ると、外を歩いている生徒もいた。
どちらでもいいようだ。
体育館で、お決まりな入学式。
ここでは、入学式の日は、清掃が無いようだ。
そして、同じような回廊を通って、寮に。
午後4時迄なら、女の子同士なら出入り自由のようだ。
12時、見越して、駅ビルで買っておいたものを食べる。
海野ミチル「いいよ。私の都合で、無理な早起きさせたし」
ミツルは、ベッドに横にならせてもらった。
海野ミチルは、EMIと、いつまでも話していた。
下手すると、帰るのがおっくうになりそうなところをあとにした。
初めての授業
朝、B駅から、「銀河」で学校へ。
到着すると、敢えて、回廊の外を歩いた。
入学式のときは、慣れないのと、EMIと、海野ミチルと一緒だったので気がつかなかった違和感。
EMIと、海野ミチルは、既に教室にきていた。
ミツル「…」
EMI「おはよう\(´O`)/」
ミツル「おはよう」
海野ミチル「おはよう…」
ミツル「おはよう」
自分たちのように、学校が一緒だった子もいるはずなのに?
会話が無い。
高校では、いい友達に恵まれるのも何なんで。
学校が、無駄に豪華過ぎ。
ミツルパパや、海野トリトンが払えるんか?
学費の為に、もう一度裸は、無いです( =^ω^)




