ストーカー メタル 後日談
ストーカー事件の後日談です。
惨劇の次の日
学校側には、すべてが明るみになっていた。
ミツルが、裸の写真集を出していたこと。
写真集を手にした金色の長髪の男に歪んだ好意をもたれ、同級生の少女たちが「鋭利な刃物」で下半身を切り裂かれて殺害されたことも。
ミツルは、保健室に、養護教諭と、海野トリトンと、三人で引きこもっていた。
ミツルパパ、ミツルママは、校長室で、校長と話をしていた。
校長「そんな約束律儀に守る必要無かったんですよ。そのカメラマンのやっていたことは、すべて違法行為ですよ」
正論だが、特にミツルママにとっては、これほど残酷なものはなかった。
そして、同級生の「少女4」は、いわゆる陽動で、嘘をつき、海野トリトン以外の先生まで反対側の地域を探し回り、金色の長髪の男の凶行を許したということで『出席停止処分』
のちに転校していった。
ミツルは、カメラマン(ジウルフマン)の前で裸になったのも、「非行」とは見なされず、被害者でもあったということで、不問にされた。
元通りとは言えない登校。
遠くでひそひそ話をされることはあったが、あからさまに悪意の言葉を口にするものはなかった。
昭和という時代、子供向けアニメで、悪い大人の手にかかって、子供が殺されるという話が珍しくなかった。
そのことが、金色の長髪の男への恐怖を更にあおりたてていた。
金色の長髪の男「『私の嫁』よ。君をいじめるやつは、まだいるのかな?」
ミツル「嫌…」
海野ミチル「いい加減にしなさい」
海野ミチルは、懐から『ピストル』を取り出して、金色の長髪の男に銃口を向けて構えた。
金色の長髪の男「待て、うたないでくれ、それは、玩具を実弾を撃てるように改造してあるな? でなければ、本物か?」
海野ミチル「もう二度と、この子の前にも、私たちの前にも現れないで」
金色の長髪の男「約束する」




