15チシル
「あの…間児さんどうしたんですか?」
ギルドに入ったらこの前助けてくれた恩人が溜息をついていた。
「え?いや…何でもないよ?」
「本当に?」
「う…ん…いやちょっとね、悩みごと。」
「私達に手伝える事はありますか?」
この人が出来なくて私達が出来ることなんてほぼないと思うけどね…
「じゃあ一つ聞いていいかな?三人共これまでで一番勇気を出してやった事って何?」
「「「…」」」
三人で目を丸くして顔を合わせた、やっぱり一昨日の人達に話しかけた事かな…
「ブラッディサイスの人に喧嘩売った事かな…」
「ブラッディサイス?何それ?」
「一昨日黒髪の女の人と話したでしょ?確かユリアさんだっけ?あの人の紫の六芒星の髪飾りがブラッディサイスの家紋なの。ブラッディサイスの人達の不興を買うと関係者諸共捕まって命尽きるまで拷問されるの。」
「「え?」」
二人共顔が真っ蒼になった
「だから関わるのやめようと言ってたのに…」
「そんなやばい人には見えなかったよ?」
「それは私もそう思ったけど…おしまいだと思ったんだからね!」
「いや…ほんとごめん!」
「…」
リキくんはまだ蒼ざめたまま動かない。
「でも思った以上に楽しい人達でした、多分もう二度と同じ真似はしないけど…」
「その人達を紹介してくれるかな?」
えぇ?…でもこの人の目は至って本気だ。仕方ない…向こうのパーティー名だけ教えておくか…
「ダークネストリオというパーティーです。」
「ありがとう!」




