社員研修
今日はある企業に頼まれていて新人の研修を頼まれていた。
新人の研修の目的とは、表では新人に「社会人・会社のメンバーとしての自覚を持たせる」ことと、「現場で即戦力になるメンバーにする」ことだが裏の目的は企業を彼らにとって神と崇めるようなものにしていくことが私の仕事だ。
「この研修、ブラックだよね」
「そうそう大体所持品1つ持ってきてはいけないなんてどうせ外部連絡を取らせずに洗脳させるつもりでしょう」
面白い洗脳確かにするつもりだが現代の心理学でも解明されていないものにどう対処するつもりかな?
「栄えある。栄光あるみなさん。あなたたちは選ばれた。内定を受けた人は数万そして面接は数千その中から数百人奇跡的だと思わないか?だがあなたたちの頑張りは間違えてはいない。これからも我が社の中にいる限りは」
「「「おおおおお」」」
え?なんであんな言葉でみんな感動するの?確かに自分たちがここに入れたのは奇跡に近いけれどさ
「以上始まりの言葉を終える。日程はプリントで詳しく乗っけているが、明日はチームでの共同作業以上だ」
ちっ一人だけ疑問に思った。たまにいる我が強い抵抗が高い存在がそれこそ面倒な相手だ。もっとも一人だけなら雑魚だがな
「我が社に貢献するにはどうしたらいいか各班真剣に考えろ」
「うーん」
「○○社のためにはこれが」
「あなたどういうつもり○○社を壊すつもり」
「いや」
どうもおかしい、いや自分がおかしいのか?
「ちょっと真剣に考えているの?」
次の日
「社訓を暗唱せよ」
「一お客様満足度最大限、二地域密着、三法律厳守」
「はい次」
「一お客様満足度最大限、二地域、法律厳守」
「この会社のことわかってきたかな?」
「一お客様満足度最大限、二地域密着、三法律厳守」
また私だけ
これからも自分だけが違和感を感じ続けていた。友達は心理学を専攻していて洗脳にも詳しかったはずなのにどうして?
「以上研修は終わりだ栄えある○○社の一員になれたと思うが、これからもこの精神を忘れずに頑張ってほしい」
私だけ仲間はずれなのかな?
「そこの君、ちょっと来て」
「苦しい様だったらその苦しみから解放しようか?」
ばれていた
「なんでしょうか?研修で疲れて帰りたいのですが」
こんな怪しい研修からすぐに帰りたい
「やはり君は私の術にかかってなかった。心配しなくてもいい洗脳でもないから」
友達を変えられた怒りを感じた
「お前のせいでお前のせいで」
「怒りやマイナスな感情は良くないよ、それに友達と同じになれたじゃないか?」
その女性はどうして怒っているか理解できず、その会社のためにつくしていた彼を先程傷つけていた自分の発言に対して罪を感じ謝り出て行った。




