表裏
すいません投稿時間遅れました
多分明日から日曜までは朝と午前がめちゃくちゃ忙しいので、夜投稿もしくは月曜にまとめて投稿のどれかにします。
僕が【銃撃者】得て試射をした後、凪さんとも模擬試合をやった、結果は言うまでもなくボロカスに負けた。
凪さんはあの弾丸をいとも簡単に切り捨て、まだ戦術が整って居ない僕の懐に入りキツーい一撃を貰った。
その後はみっちり銃を組み込んだ、新しい戦闘方法を一緒に考えた。
結果的には右手に獅子刀、左手にグロック19の持ち方が1番良い事が両者一致した。
【銃撃者】の特性上左手で多少ブレが大きくても補正が掛かる。遠距離戦の優位こそ失われるがその時は右手に持ち替えれば良いだけだ。
グロック19で相手を殺す事はほぼほぼ不可能に近い。非戦闘系なら殺れなくないが相手にするのは古今東西。
大半が戦闘系や戦闘サポート系だ、しかもほぼ全員が剣技のエキスパートと来てる。
グロックはあくまでも牽制に使用し、死角を突く時に使うあくまで必殺技としての機能も期待できる。
と言った結論にいきついた。
そんなこんなで二日間があっという間にすぎノース入学試験が目前に迫って居た。
そんな時、凪邸晩御飯を食べていると
「そういえば……今年のノースの入学試験はバトルロイヤルらしいのぉ」
「え!?」
「本当じゃ15年ぶりのバトルロイヤルじゃもちろん前回よりも対策は頑丈じゃ、
上位4割は合格残り6割のうち上位2割が追合格そして最後トーナメント式の最後の復活戦じゃ」
「それって前年死者が出たから中止になったはずだけど………」
「おぉノースの試験を学んでおったかまぁ表面上は今の形式で行われるが……裏では最初のバトルロイヤルでほぼほぼ合格、不合格を決めるらしい、残りのバトルロイヤルは隠された力が落第者に無いかを見る仕上げの段階みたいな事だ」
「……さすが姉さんの息の係った学校だやってる事が頭一つ抜けてる」
「もちろんある程度の頭は無いと急行列車ノーチエスに乗れんがのぉ」
「その急行列車ノーチエスってなんなの?」
「あぁそれは知らんのか……ノーチエスは試験会場とノース、東京を結ぶ唯一の列車でこれ以外でノースにも試験会場にも行けない、ノースから出る方法は卒業するか出棺するかの二者択一じゃ」
「………さっきの言葉訂正する頭10個狂ってる」
「まだまだ序の口じゃぞ〜今の軍上層部のほとんどはノースから排出されててるおるぞ〜これがどういう意味か分かるな?」
「………マジっすか」
「ノースを仕切ってるのが軍の最高峰の特殊部隊、そして全員ノース生だ
ノースはある意味永久機関が出来てるんじゃ」
「………僕の力で生き残れるのかな…」
「安心せいお前さんは、あの卯月美咲の弟じゃそこら辺の同学年よりも特殊で…………残酷な幼少期と青年期を送っているとワシは思う
両親を失い、唯一の姉までも奪われた。復讐に進む道は………ワシは叱りたくもなるがお前さんの決めた事だ、最大限尊重するだがこれだけは許さん。
自らの力に溺れ、弱き者を虐げるような真似をすればワシが責任持ってお前さんを殺す。
そして腹を斬る。ワシは美咲とお前さんにそんな事を教えたつもりは無い
弱きを救い、強くなる術を教えよ
と教えたはずじゃケジメはつけなきゃいけん」
「先生分かってるよ……僕の先生であり保護者でもある先生の教えだ死んでも守るよ」
「………その答えが聞きたかった
これでワシから教える事は最後じゃ、どんな時にでもお前さんは自信を待て、日本一の剣士の唯一の弟子なんじゃ」
「はい!!」
「お、そうじゃワシからも贈り物がある」
「?」
凪さんはそう言って、自室に行き武器が入ってると思われる、箱を持ってきた。
「お前さんに………ワシの兄弟刀の影をやろう」
「兄弟刀?」
「ワシの刀はある職人の人生の半分を費やして作るれた名刀炎じゃ
そして影は、その職人が残りの人生を費やし作った刀じゃ性能は似てあるが根本が違う
炎は人を守る為の炎であってほしいという願いが込められており、人を守る自己犠牲を選べる剣士しか扱えん。
逆に影は害するものを影から殺すという願いがある攻撃的な刀じゃ、今の涼にはぴったりの状況じゃだからこれをお主にやる、獅子刀は……決戦時に使いなさい奴等も獅子刀をみれば大方理解できるはずじゃ」
「ありがとう先生……絶対に僕の目標は完遂させるよ」
「その心意気じゃもちろん学校生活を楽しみように」
ノース入学まで2日
炎の反対語ってなんでしょう水?でも影の方がカッコいいですよね〜〜