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【設定グダグダで新規に書き直します】レディース総長の異世界放浪記 気に入らねー奴は、とりあえず〆る  作者: 遊々じーじ
第三章 総長伊月、ユグドラシル領の富国強兵計画【絶対無敵の神撃国家を建国だ!】
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062話 総長、1ヶ月間の謹慎命令を受ける②(暇なので暗黒に染まってみた)

<イツキサイド>


他にやることはたくさんあるのだ。とは言ったものの、謹慎期間は5日しか経過していない・・・暇だ。

しかも、白の力(神聖属性メイン)が周囲に充満しているために、神殿や寺院にでも居るようなピン!と張り詰めた雰囲気になり、中庸を求める私には正直居心地が悪い。

こうなったら、暗黒属性も試してみてエネルギーのバランスを中庸に持っていきたい。


流石に無断では怒られるので、お母様には『物事は一面だけを見てはダメ。暗黒面も見なさい!なんて【いちのかみ】がね〜』と、さも【いちのかみ】が指示したように説明し了承された。

・・・何気に便利だな【いちのかみ】。お礼に、またからかいに行くかな。ボッチみたいだったし。


白い力を暗黒属性に変えて、魂を限界まで一気に染め上げると・・・また、いつの間にか一面真っ白な世界に。前回とは違うのは、底面が真っ黒な汚泥だったことだ。すべての負の感情が集まった汚泥が一番いい表現かな?

近づいたら、汚泥が私を取り込もうと襲ってくる。だけど、触れた途端にズルズルと私の体内に取り込まれていく。うわ!?これ気持ち悪いな、色々な負の感情が脳裏をよぎるのだ。

特に不快なのは「ヤラせろ!」「裸見たい!」とかのエロ系だ。ムカついたのでエロ系は綺麗に浄化してやる。色欲を浄化しながら、襲ってきた汚泥を体内に取り込んでたら、いつの間にか果のなさそうな空間がきれいになった。

取り込んだ後に、なんでこんなの取り込んだの?浄化したらよかったのに?と自分自身に疑問だったけど、いい感じで体内のバランスが取れたので、良しとした。


今回も、帰りは状況を確認するために、徐々に染めた力を薄めていく。こちらも空間が階層のようになっていて、薄めていくと段々と上の階層に登っていくようだ。

とある階層につくと、そこは悪意渦巻き、そして喧騒に包まれていた。臭いも酷いし、なんだここは?

そこには、感知出来ない程の数限りない人達が居て、牛の頭の獣と馬の頭の獣に追い立てられていた。彼奴等そこそこ強そうだな。牛頭と馬頭・・・獄卒か?ここは地獄なのかな?

いち早く私を見つけた、牛頭と馬頭が近づいてきた。おっ!?戦闘か!と期待したのだが、どうやら私を何処かに連れていきたいようだ、残念。

案内された場所は、大きな石造りの屋敷。その中には神威を纏った存在、白いうさぎが人の選別をしていた。・・・ウサギさんだけど、閻魔様!?

閻魔って、たしか初めて死んだ第一村人で、後から来る有象無象に悪辣なやつが居たので、善意で選別を始めたら、いつの間にか冥界の主になってた、とか?なんとか?・・・あれは嘘だったようだ。


しかし、あのうさぎ可愛いな!「お〜い!うさちゃーん!」と声を掛けると、ギロリ!とにらまれて神威をガッツリ浴びせられた。まあ、かわいいものだよね。

神威はスルーして、抱き上げてもふもふしてやったら、心地いいのか?うさちゃんはうっとりして為すがままだ。こいつ、ほんとに可愛いな。

お腹を念入りにもふもふしたところで、ようやく意識を取り戻した「なにするの〜!」と騒ぎ出したけど・・・無視!そのままモフり倒した。私的には耳がおすすめだ!

うさちゃんが、可愛がりでぐったりしているところで「おまえ、ここで何してるの?」と聞いてみたら「モフるより先に聞くべきでしょ!?」と正論を吐かれた。


話を聞くと「私は冥界の王なのよ!」から始まり、善意寄りの魂を輪廻に乗せ、悪意寄りの魂は、ここで長期に苦痛を与えて魂の浄化をしているようだ。

自慢げに話しているのだけど「なあ?みんな纏めて神聖属性で浄化して輪廻の輪に戻せばいいんじゃないの?」と質問すると鼻で笑われた。

「そんな濃厚な神聖属性など、作れるわけないじゃないの、馬鹿なの?」と辛辣だった。ムカついたので、濃ゆ〜い神聖属性の沼を作ってやったら、驚かれた。

追加で「神聖属性が薄まったら、コレ使えよ」マーブル魔石を大量に渡してやったら、涙を流して喜ばれた。


「こんな陰気な僻地から、ようやくおさらば出来る!」だってさ。


こんな面白そうな存在を逃がすわけにはいかない。「なあ、お前私の眷属にならない?」と聞いたけど「私、眷属ではないけど、この世界を作った神に仕えてるんだよね。あいつも世界で奔走していると思うんだ。だから」健気なうさちゃんに感動したよ。抱きしめたらうざがられたけど。


「もしかして【いちのかみ】?」と聞いたら「おま!?知ってるのか?」と食いついて来たので、最近出会った事を話した。次元上昇に頑張っていると話したら、何故かショックをうけていた。

「あのやろー!!!まだ夢見がちなのか!現実を見ろ!」と叫び、その後は愚痴がすごかった。

内容をまとめると、生命は善より悪意を生み出す割合が大きく、そのまま放置していると世界に悪意の汚泥がたまり、最終的には悪意の汚泥に世界は飲み込まれる。だから逐次介入が必要なのだ!なのにいちのかみは「今を生きる者達を信じてる。私がもっと上位の神になり、皆に光を照らせば大丈夫」等と頭がお花畑状態なのだ。

このうさちゃん、いちのかみの前の最高神にも使えていたそうだ。その神の世界崩壊を経験して居るため、今回はその対策としてみずから冥界を作り、悪い魂の浄化に頑張っていたそうだ。でも、さっきの場所に汚泥が溜まってたよな?

更に下の階層で底に溜まった汚泥、それを綺麗にした話をしたら「おま!?何者なん?すごいな!」と驚かれた・・・眷属獲得のチャンス!ここはアピールだ!


「特異体の神らしいよ。さて、これからを考えたら、仕えるべき神は誰なのかな?」と言ったら、サクッと鞍替えしてくれたよ。辛い現実を見てきたうさちゃん、思考は現実的なのだ。お花畑な神より、問題をサクッと解決する私につくのは当然だろう。

その後は、濃ゆ〜い神聖属性の湖を作った。今いる有象無象の魂を其処に放り込み、これから来る死した魂は、自動的にそこに落ちて浄化・輪廻転生の輪に加わるように設定したようだ。


「イツキちゃん!これからよろしくね」・・・かわいいうさちゃんをゲットした!名前はすでにあるそうで、因幡いなばと言うそうだ。


獄卒の牛頭・馬頭達は、男爵領で騎士団に加えると約束して、元の場所に戻った。


そして、目を覚ますと、そこには心配した表情のお母様が私を覗き込んでいた。

「大丈夫だった?」お母様は暗黒属性と知り、影響を心配したようだが「かわいい白うさちゃんを眷属にした」と言うと驚いていた。


私は早速ゲートを開く。


「お母様、これが因幡を団長にした【白兎騎士団】だよ」因幡と牛頭・馬頭60体を出迎える。アマゾネス騎士団に続く、二番目の騎士団の誕生だ。



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