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Close Memory  作者: 結城コウ
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1話-3

璃乃は肩までのショートヘアーをツインテールにしていた


そうしないと、男の俺はともかく璃優との見分けがつかなくなる人が多い


と、言うのも


俺達…桜 璃優、琥烏、璃乃-サクラ リユ、コウ、リノ-は


珍しい一卵性の三つ子だ


上が璃優で真ん中が俺、下が璃乃だ


つまり、俺は三つ子の姉と妹が居る事になる


そして、一卵性なので


男の俺も似ていて


中性的な顔立ちだとよく言われる


それは、身長が伸びた今ならともかく


少なくとも、声変わりするまでは制服などの性別のはっきりした服を着ないと女だとよく間違えられた原因にもなった



ちなみに、他の家族はと言うと


親父は単身赴任、母はいない


つまり、この家には同じ顔した人間しか住んでいない


『…そう考えると、怖いな』


「「え?」」



流石、三つ子


同じタイミングで反応した


『ん?

あ、いや

ドッペルゲンガーの話さ』


「ああ」


「その話ね」


…世の中には自分と同じ顔をした人間が三人は居る……なんて、話は


俺達にとってはよく話題に上がる話なのだ

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