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コウジマチサトルのダンジョン生活  作者: 森野熊三
第七話「コウジマチサトルは精霊と仲良くしたい」
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ここまでの登場人物紹介6

登場人物紹介


・サトル

 主人公。目が死んでる朴念仁。


 失恋真っ盛りなので女性に対して距離がある。自己顕示欲が恐ろしく低いが、ヒーロー願望がある。基本的に憶病でものを考えすぎるあまり動けなくなったり、胃痛を患うタイプ。とっさの時に反復練習が役に立つ系。

 勇者とか言われてもこんなにも非力で頼りない自分が? と思わずにいられない。それでも助けて欲しいと言う人があるならば、手を貸さずにはいられない難儀な人。

 地震が起きたらすぐにライトと緊急避難袋を持って逃げられる人。

 趣味は一人旅行。一人カラオケ。一人飯。友人がいないわけではない。




・ルー

 猫耳ダンジョン研究家。毛並みは三毛。


 主人公を拾う。頑張り屋で甘え下手。実は泣き虫でパニックにもなりやすいが、転んだらひとしきり泣いて立ち直るタイプ。感情がコロコロ。小狡くなりたいのになり切れない。ダンジョン研究は自分を拾い育ててくれた師が、自分に残してくれた生きる術と考えている。

 絶対に師の研究の跡を継いで、立派な成果を残したい。そのためにサトルを利用したいと思っていた……はず。

 地震が来たらパニックになりつつ棚を押さえて大事な物を守ろうとする人。

 趣味は読書。畑仕事。人に親切にする分親切にされる。



・アンジェリカ

 ピンと立った兎耳モンスターテイマー。純白ロリータ。


 世話焼きお節介でそのうえ強情。見た目は人形のような少女、中身はちょっと我の強いお姉ちゃん。見た目は実齢の半分ほど。頭に寄生している「寄生樹」と呼ばれる存在の力を借りて、モンスターや獣を操る。寄生樹に栄養を取られているので、結構短命。それをどうにかするためにダンジョン探索や調査研究の手伝いをする。

 災害は起こる前に気が付いて、身内を引っ張って逃げる。

 趣味と言える趣味は無い。余裕が無い。


・お兄ちゃん(仮)

 一見すると幽霊のように見える黒尽くめの男性の姿をしている妖精。無表情で何を考えているか分からないが、実は結構ノリがいい。サムズアップは機嫌がいい時。睨みつけたり中指を立てたり拳を握って振りかぶっているときは機嫌が悪い時。腕は肥大化したり伸びたりと変幻自在。実体はないが、肥大化した手に触れらると精神汚染される。

 寄生樹と呼ばれる寄生生物の一種。実はサルノコシカケ類のキノコの仲間。

 寄生主であるアンジェリカ大事。いつか一緒に海を見に行きたいと思っている。



・アニス

 金髪碧眼白い肌のヒュムスという外見から、典型的な選ばれた人間観を持つシスター見習い。兼治療士。


 自分は選ばれた人間だから治癒の力が使えると驕っているが、信心をサトルに説いたところ真っ向から拒絶され、いっそ嫌悪感すら抱かれ、今まで育ってきた若さゆえの根拠のない全知全能万能感が瓦解する。サトルには謝る事すら拒絶され、許されることさえできないという苦痛を初めて知ることに。サトルがダンジョンに選ばれた勇者であることを知ったり、チャイブに話を聞いてもらうことで、徐々に自分の中と驕りと向き合うようになる。




・ローゼル

 獣人冒険者の互助会の会長。白っぽいシャムの猫耳美魔女。シャーマン。


 享楽的な性格破綻者。何を考えてるか分からないとよく言われるが、その手腕は確かだからこそ、互助会の会長を務めている。精霊との交信に長けたシャーマン。

 災害は事前予知できるが、完全ではないので、身内だけ逃がしておく人。

 趣味は色んな物のコレクション。最近はダンジョンのレアアイテム。



・タイム

 冒険者がよく利用する食堂「銀の馬蹄亭」の夜の部を取り仕切ってる、銀の馬蹄亭主人の息子。


雑な行動を頻繁に咎められているが、基本的に人懐っこくて素直なので、人には好かれる。甘え上手でサトルの事を友人として利用するようになる。働きたくないわけじゃない、考えると失敗するので考えずに雑にやって失敗するんだ。

 災害が起きたらとりあえず逃げて、以後は頼りになる相手におんぶにだっこ。災害が終わった後の後片付けはまじめにやるタイプ。



・マーシュ

 武器屋のおやじさん。


ガチムチマッチョの髭眼帯。虫くらいしか殺せない心底善人。義理の弟のために、タチバナという伝手を頼ってガランガルダンジョン下町にやってきた。仕事一筋でやってきて婚期を逃したものの、まあ生きてるだけで丸儲けだと考えてる。鍛練の最中に火傷した目元を眼帯で隠している。隠している方も一応少しは視力がある。スキンヘッドは自前の刃物を試すためにしている。髭は譲れない。儲けよりも客が満足する仕事をと思っている。義理の弟(若くして亡くなった叔母の息子で、実際は従兄弟)はその内婿入り先を探してやりたい。

 災害の時は身内を抱えて避難所に走り、取って返して近所のお年寄りなどの避難誘導をするタイプ。



・マロウ

 武器屋の実質店主。


 仕事に愚直な義理の兄を支えるべく、読み書き計算を習い、不自由な体でもできる仕事を増やそうと、目利きの腕を鍛えた。足の自由が利かない自分の治療のために、命と全財産をかけてガランガルダンジョン下町に連れてきてくれたことを、何よりも有難いと思っている。兄のためなら命を懸けることもいとわない。が、町の中はいたって平和なので、特に何かするという事もなく、日々武器屋を平々凡々に営んでいる。お茶の時間が一日の楽しみ。軽い刃物の砥ぎはする。剃刀を研がせたら右に出る者はいないんじゃないか、というのはサトルの談。

 災害の時は覚悟を決めて最後の時を待つタイプ。



・ワームウッド

 雇われ冒険者をしている非戦闘員。細い黒い狼耳?(日本狼に近い小型の狼)


 主にセイボリー達のパーティーに雇われ、チェイサー、マッパー、シーカーの役目を担っている。マレインの事を尊敬している。他者に意地悪や悪戯をそれとなくよく仕掛けてるが、別に悪意はないし、取り返しのつかないことは絶対にしない。本人はじゃれてるつもり。ヒースの事を(悪戯しつつ)可愛がってる。ダンジョンの町に生まれたが非力でやれることが無いと思っていたところをルイボスやダンジョン研究科のタチバナに拾われたため、二人のためになら命を懸けてもいいと思っていた。目の前でタチバナがダンジョンの崩落に撒き込まれ亡くなったことがトラウマ。タチバナと同じ価値観を持つサトルに興味津々。

 災害が起きたら身内だけは絶対に守ろうと無言で奮闘するタイプ。



・ヒース

 冒険者見習い。ふわふわ長毛黒猫耳。


 ワームウッドの弟子。荷物持ち。小柄だけど手足は丈夫なので運べる荷物は多い。地図の作成やモンスターに関する知識をワームウッドから、薬や薬草に関する知識をルイボスから教わり中。リーダー格好良い、マレインさん頭いい、クレ兄さんやれば強いよね、リアンさんいつもありがとう、ルイ先生お世話になってます、師匠今日もよろしくお願いします!な良い子。自分がものを教えることのできるサトルの事を気に入っている。サトルが作る異世界のお菓子に興味津々。

 災害が起きたらひたすらあわあわしつつ、頼れる大人に指示を仰いで出来る限りのことをやろうとするけど、結局から回るタイプ。まだ子供。



・チャイブ

 ジスタ教ガランガルダンジョン下町教会の助祭。


 穏やかな性格だけど、近年のダンジョンの異変や、懇意にしていたダンジョン研究科の死に、自分の中の信仰心が揺らいでて大変。サトルの穢れという概念など知らない、という考え方に触れ、色々考えてしまう。面倒見がいいので、他の信徒の心を惑わすわけにはいかないと、自分の中で決着を付けようと必死。ただただ気の毒なくらい悩んでいる人。実はタチバナの考えを受けていて、獣の耳を持つ者に対してとても寛容。



◎冒険者(作るだけ作って役立つか分からない設定の供養を兼ねて)


●オリーブのパーティー


 短期的な仕事をよくする。人情家の集まり。採取作業が意外と得意。護衛任務や他のパーティの火力応援にもよく行く。バランスが良くフットワークが軽い。その分長期の仕事は苦手。


・オリーブ ロップイヤー耳の巨淑女。2m超えで、顔立ちは良いがお年頃過ぎても相手がいないのが目下の悩み。女子供に優しい。お酒は好きでよく飲むし酔いつぶれないが、きっちり酔っぱらって、周囲の人間を可愛がったり絡んだりする。世話焼きだが時々は誰かに甘えたい。恵まれた体格を生かして冒険者になった。地道に確実に仕事をこなしてたら評価も結構上がった。バトルアックスで戦う。足技も得意。巨にう。


・カレンデュラ ナキウサギの耳、銀灰色の巻き毛美女。柳腰の温和な美女……に見える策略家。男の人は特に何とも。可愛い女の子や格好良い女の子の方が好き。サトルは毛色が違うので観察対象。面白がってるし、なんだったら育ててオリーブのお婿さん候補にしてもいいとか思わなくも無かったりする。オリーブとは幼馴染。防御、回復、付与の魔法に長ける。美にう。


・アロエ 赤毛の三角ワンコ耳の元気娘。何も考えてない。索敵能力と弓の腕は確か。楽しいことが好き。自分を認めてもらうのが好き。能力然肯定してくれるオリーブ大好き。もっと撫でてもいいんだよ? オリーブに拾われて冒険者に。微にう。


・モリーユ 覆面フードの無口っ娘。中身は黒髪スコ耳。臆病。アンジェリカやオリーブに世話羽焼いてもらうのが好き。むしろ世話を焼いてもらうために自分からはあまり何もしないレベルで、人に世話を焼いてもらうのが好き。だから好意的な人間には自分から世話を焼きに行く。自分の好きな事を人にもしてあげる子。アロエにくっついてたらいつの間にか冒険者に。遠距離の攻勢魔法を得意とするが、幻術などもよく使う。


・アンジェリカ(前表記参照)


●セイボリーのパーティー


 長期任務が多い。採取は極端に苦手。護衛はするが、攻撃極振り過ぎて負傷者が出やすい。対モンスター戦には一番特化。ダンジョン攻略時には外部から補助人員を雇っている。


・セイボリー 赤い獅子の如きパーティーのリーダー。巨漢。心優しく力持ち。実はオリーブのパーティーの誰かに好意を寄せているとかいないとか。拳と鉈のような剣を力に任せて使う(力任せではない)。体格を生かしパワーでゴリ押す。個人がガランガルダンジョン下最強の盾であり最強の鉾。趣味は筋トレ。


・マレイン 青毛の狼耳のサブリーダー。傍観者気質。腹黒い。眼鏡。最強の冒険者は俺が育てた! ローゼルの弟子。魔法使いとしてはかなり有能だが、攻撃専門。人間性がひねくれているとよく言われる。


・クレソン 切り込み隊長。なれなれしい。女は好きだがガサツなので碌なのにモテない。とりあえず雑魚相手や露払いをマレインに命じられまくるのが腹が立つ。けどマレインの強さは認めてる。ヒースには先輩ぶりたい。刃物の扱いなら何でもござれ。普段は片刃の剣を使う。ナイフ大漁常備(ヒースに持たせてる)。


・バレリアン 気苦労が多い新人。ロシアンブルー猫耳。上品な人の方が好き。女気が多い。以外と血の毛も多い。仲間大事。でもクレソンの扱いは雑。クレソンを先輩とは思いたくない。ヒースは守る物。ルイボスは労わる。ワームウッドの悪戯の標的になりやすい。長柄の武器が得意。投げナイフなども扱う。手数はクレソンの方が多いのがちょっと癪。


・ルイボス 熟練ヒーラー。ヤギのような長いたれ耳。セイボリー、マレイン達のダンジョン攻略の師。サトルに色々教えてくれるようになる。後続の冒険者を育てることに力を入れている。穏やかな紳士。昔はもう少し自分が一番に、という意識もあったけど、最近は後続の冒険者が粒よりなので、育てる方が楽しくなってきてる。自分は弟子に恵まれてると思ってる反面、ルーのように師を亡くして狼狽える者を見て、自分の弟子たちの将来のために、まだ死ねないなあと色々悩んでいる。


・ワームウッド(前記参照)

・ヒース(前期参照)



◎妖精


・キンちゃん ダンジョンの妖精(?)。淡い金色に光る。人懐っこくて妹気質。ルーの事も好き。回復なら任せとけ。

フォーン(・∀・)


・ギンちゃん ダンジョンの妖精(?)その2。白っぽく光る。元気いっぱいちょっと怒りっぽい。サトル大好き。酸性。

フォフォーン(・∀・)


・テカちゃん ヒカリゴケっぽい何かの妖精。頑張り屋でけなげで察しがいい。実は男の子。将来の夢は竜の背中に乗る事。明かり。

キュムキュムン(>∀<)


・ニコちゃん ダンジョンの妖精(?)その3。キンちゃんとうり二つ。無口で何を考えてるか分からないけど、やっぱりサトルは好き。トレジャーハンター気質。

フォーン(・∀・)


・エールちゃん 麦酒の精。他の雑菌の繁殖を抑え、お酒を美味しく作ってくれる優しい妖精。悪酔いしちゃう人の事を悲し気な目で見つめる。お酒は美味しく飲んでほしい。

ヒューン(+_+)


・モーさん たぶん乳酸発酵してる食品に宿る妖精的な何か? いっぱいいるが、集まると合体して大型犬くらいになり、そうなるとサトル以外の他人にも見える。過去の記録によると牛サイズにもなるらしい。力強く物をよく運び、人によく懐く。昔話にも出てくる白い牛と呼ばれる妖精で、ガランガルダンジョン下町では、この妖精に好かれる人間は良い人間だとされる。テンション上がると口が開く。

モー┌(┌^・^)┐→┌(┌^o^)┐


・ディーヴァ クラビーのジャムの妖精。プリンセスラインのドレスを着た可愛らしい姿をしている。歌が得意。魅了スキル持ちでサトルを一瞬で虜にする。実は酸性。

リンリン(ava)


・プリマ クランブルワインの妖精。ロマンティックチュチュを着た優雅な姿をしている。ディーヴァより大人びている。魅了スキル持ちでサトルを一瞬で虜にする。実は酸性。

リリン(a_a)


・ミコちゃん、シーちゃん キンちゃんタイプの妖精


・フーちゃん ギンちゃんタイプの妖精



◎サトルの元の世界の人間


・「彼女」

 結婚した幼馴染。結婚前にサトルに伝えたある言葉が、サトルの感情をゆがめてしまう。ムーミンよりピーターラビット派。

 もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対。


・「社長」

 ワーカホリック人情家で甘いもの好き。傍から見るとローゼル並みの性格破綻者。サトルにとって人生最大の恩人。サトルと同郷の出。マネとモネならモネが好き。


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