牛くん、牛くん、久しぶりだね。 ?誰だい?君みたいな蛙知らないよ? パペット〇ペットの現在
「ちょっと!見て琥珀!この水着ヤバくない!」
あの後、二人と合流した俺達は最寄の駅から電車に乗ってショッピングモールに来ていた。
俺達がいるショッピングモールは学校公認の水着ショップがあり、生徒はそこのショップの水着ならどれでもOKという決まりらしい。
「ちょっと~・・・ちゃんと見てる?」
ぶっちゃけ、女物の水着ショップに男一人の状況はガチでつらい。さらに茉莉奈が現在物色中の水着はビキニコーナーのものであり、店員や事情を知らない他の客からの白い目と鋭い視線に耐えられない。
「あ、あのさぁ~・・・俺、外に出ていい?正直きついんだけど・・・」
「だぁ~め!あんたが選ぶの手伝わなきゃ来た意味ないじゃん」
「まぁ、そりゃそうだけどさ・・・」
そんなこと言ってもまわりから見たら、俺は女物の水着ショップで女の子をいやらしい目で見ている変態に映るのだ!(いやらしい目など断じてしていない!)
「あのぉ~櫛神君?この水着どう思う?」
小さな声で恐る恐る声をかけてきてくれたのは、相変わらずのスケルトンパワー全快の新谷さんだ。
「ん~・・・そうだね。いいんじゃないかな!きっと新谷さんには似合うよ」
新谷さんがもっていた水着は真っ白のワンピースタイプの水着で、まぁ、色白な新谷さんには似合うだろう。しかし、白+白でさらに存在感が無くなる気が・・・まっいっか(笑)
「ほぉ~らね、やっぱ居て正解じゃん」
茉莉奈はしてやったり顔で言ってくる。
「はいはい、そうですね・・・」
もぅ俺は諦めた。好きに生きたらいい。
「琥珀君!この水着どう思います?」
新谷さんの次は水上さんだった。
水上さんが持っている水着は黒のビキニだった。エロい!
「うん!エロ・・・じゃなかった・・・可愛いよ!きっと似合うよ」
「なんだかテンション高いですわね」
ちょっと興奮しすぎて水上さんには引かれたが、褒められたのが嬉しかったのか、上機嫌でレジに向かって行った。
「あとは・・・チラッ」
俺は茉莉奈に目を向ける。
「うわっ!これエロ!これ可愛いー!」
茉莉奈はいまだに物色なう。こりゃ当分決まらんな。
俺の予想は的中。この後、俺と購入済みの二人は一時間も待たされることになった。
「ありがとうございました~」
後ろから店員の声が聞こえる。
買い物を終えた俺達はせっかくなのでショッピングモールを回ることにした。
3人の女の子と一緒に居るせいだろうか・・・まわりの男からの視線が痛い。
「ったく、水着ひとつ選ぶのにどれだけ時間をかけてますの!」
「まぁまぁ、いいじゃないの。私が満足したんだからそれでいいでしょ」
なんという自己中ソウル。水上さんがキレるのも分かる。
そんな言い合いに呆れていると、懐かしくも面白いやつらに会った。
「あれ?お前琥珀じゃねーか!?」
「えっ!?ホント?あっ、ホントだぁ~。ヤッホー琥珀君!久しぶり!あたし達のこと覚えてる?」
「あたりまえ。涼太と神代だろ」
「だれだれ?知り合い?」
一緒にいた女の子たちも興味津々だ。
「あぁ、前の学校の友達で、安部涼太と神代夕凪。」
「よろしく」
「よろしくねぇ~」
「こちらこそ」
安部チームと愁閃女子チームは互いに挨拶を交わした。
「涼太はスゲーんだぜ!家がスゲーデカイ神社で、お祓いとかやってんの!それに、身長は、まぁ・・・あれだが・・・顔はいいからめちゃくちゃ女子にモテルんだよ」
「へぇ~・・・うわっ!確かにイケメン!」
「余計なこと言うな!」
涼太は俺に恐ろしい視線向けてきた。こえ~・・・
「悪りぃ悪りぃ。それよりも・・・お前らどういうことだよ!俺が転校してまだ全然なのに、二人で買い物とは!・・・はっ!やっぱ、できてんのか?俺が転校する前はそこまでの関係じゃなかったのにぃ!」
俺は小指を立てながら言う。神代はなかなかの美少女だったので結構悔しいところだ。
「んなわけねーだろ!たまたま用事で一緒なだけだ!」
そんなこといいながらも涼太と神代の顔は真っ赤である。
「そ、そうだよ!別に付き合ってなんかいないって!」
神代も全力で否定してきた。
「まっ、いいけどよ」
「そんなことよりお前はどうなんだよ!女の子3人もつれて!ハーレムですかぁ?オイ!」
そして、俺にもやはりカウンターがっ!
「ハハハッ違うに決まって・・・」
『違います!』
女の子三人が顔を真っ赤にしながら綺麗に声をハモらせて否定した。あれ?俺って嫌われてる?
「お、おぅ、そうか」
涼太もあまりの勢いに引いてる。
「あっ、安部君。そろそろ」
「おっ、そうだな。んじゃ琥珀またな。他の娘たちも、琥珀と仲良くしてあげてください」
「それじゃね~」
「おぅ!じゃあな!」
手を振りながら歩いていく神代といつもどうりのクールフェイスの涼太を見送った俺達はまた歩き始めた。
「あっ!アイスクリーム!食べたいなぁ~・・・琥珀!奢って」
「いやだ!」(この間0.93秒)
「えぇ~・・・じゃあ、じゃんけんして負けた人が奢りね」
「そ、そんなぁ~・・・私じゃんけん弱いし」
「そうですわ!何を勝手に!」
「まぁまぁいいから」
こうなった茉莉奈は止められない。
「いくよー!じゃ~んけ~ん・・・」
「んじゃ、よろしくねぇ~」
「は~・・・・・・・・・・」
俺以外全員チョキ、俺はただ一人パー。忘れてたよパトラッシュ俺もじゃんけん弱かったんだ。
俺は半泣きになりながらも列にならんだ。
「しかし、ほんとによかったんでしょうか?」
新谷さんは不安げな顔だ。
「いいのよ別に。ルールだから」
「で、でも・・・!」
「まぁ、琥珀君も承知でしたのですから、仕方ないのでは?」
ナイトちゃんは結構どうでもよさ気だった。
「はっやくこないかなぁ~・・・アイス!アイス!」
私がワクワクしながら待っていると。
「ねぇねぇ、君達ヒマなら俺らと遊ばない?」
いかにもチャラそうな男どもが声をかけてきた。いわゆるナンパだ。
「えっ・・・いや・・・その・・・」
新谷さんは怯えてあたふたしている。
「なんですの!?あなた方は!?」
ナイトちゃんは相変わらずの強気だ。
「おぉ、怖いねぇ~。ねぇいいだろ?ちょっとだけ」
「やめて!離して!」
ナンパ男は新谷さんを強引に連れていこうと腕を掴んでいた。
「やめな!」
バンッ!
私は思わず男を突き飛ばす。
「痛ってーな!この女!」
男が拳を振りかざす。殴られる!
しかし、拳は私には当たらなかった。
バシッ!
目の前で男の腕は誰かに掴まれてとまっていた。
ビュン!
男は投げ飛ばされ廊下の端まで飛んだあと壁に激突して気絶した。
「おもしろそうなことやってんじゃん?」
「琥珀!」
いつの間にか琥珀が戻ってきていた。瞳が金色に輝いている。ヒーロータイムだ。ちなみにアイスの姿はない。
「てめぇ!・・・何者だ!」
ナンパ男たちは突然現れた琥珀に動揺していた。
「何者って?この娘たちのつれだけど?この娘たちになんか用?」
琥珀はしれっとした顔で答える。
「てめぇ!よくも俺のダチを!」
男達は束になって琥珀に殴りかかった、が、
「英雄波!」
琥珀の一撃で全員吹っ飛んだ。
「ば、化けもんだ!」
残ってた男どもは泣きながら逃げていった。
「大丈夫か?」
俺は皆が絡まれてるのをみたらアイスそっちのけで駆けつけた。こりゃ茉莉奈にどやされるな。
なんか緊急事態っぽかったからヒーロータイムを使ったのだが、必要なかったみたいだ。
「いやぁ~助かったよ!さすがヒーロー!ってか、アイスは?」
ほら、やっぱ来た。が、そろそろ時間切れみたいだ。
「悪りぃ・・・。こん・・ど・・・奢る・・・・ゎ」
「ちょっと、琥珀!」
「琥珀君!」
「櫛神君!」
心配そうな声がいくつも聞こえる。
「体。任せ・・た。ちゃん・・・・・と・・持って帰っ・・・てく・・れ・・よ」
そのまま俺の意識は闇に沈んだ。
お久しぶりです!><
まずは、謝罪を。「投稿が遅れて申し訳ございません(土下座)」
そして、今回のお話に登場した安部君と神代さん。お気づきの方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
そう!烏天狗さん作の「妖姫」の登場人物のあの二人です!
なに?知らない?
今すぐ読みなさい!とても面白い作品です!
実はですね、このオタハンは妖姫のスピンオフ作品という位置づけなのですよ。
あっ、わたくし井村と烏天狗さんはもちろん別人ですよ(汗
えぇ~話を戻しますと、わたくしと烏さんは知り合いで、せっかくなんでコラボしようよ!って話になりまして、今の形に至る訳です。
まぁ、ぶっちゃけ妖姫とはまったく世界観が違いますが、一応、オタハンと妖姫の世界は一緒です。
おそらく、もう直、妖姫にもオタハンのキャラが登場すると思います^^
まっ、ようするに、妖姫のキャラクター達が通っていた学校の友達が転校したその後の物語がオタハンな訳です。
ちなみに現在のオタハンは妖姫の~酒呑の鬼達~の章の一年と約二ヶ月くらいたった時系列です。
っとまぁ、解説はこのくらいで、最近、今までの投稿を見直していると誤字が大量にあって驚きました!
発見したら直に教えてください!お願いします(マジで)
そんなこんなで今回はここまで
これからもオタハンをよろしくお願いします。
そうそう、今回登場した安部君と神代さんが活躍する、このオタハンの元作の妖姫もぜひ読んでください!(正直、オタハンよりずっっっっと人気(汗))
とてもカッコよくて素晴らしく面白い作品なので超オススメです!




