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聞こえない音  作者: につき()
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青い星

常と異なることを

衆に混ざれぬということを

賞賛する振りをして

まるで背中を刺すような

自覚なき排他的集団は溢れて

姿なく裏切られている

空はきっとだから青くて

海もホントは青くて

氷河すら青褪めている

青い星だといった

本当はいつも青さの中にあった

幾万年も幾億年も前からずっと

青さを悲しみと呼んだのは誰か

そして

誰かはわたしと等しく青かった

決して混ざらぬ青よ

最も最初の感情の色よ

幾度繰り返すとも決して色褪せぬ青よ

最も深い夜明け前の夜の色よ






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