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ニーソ無双  作者: へべれけ
真剣
2/3

ニーソ巻かれる

パンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかったパンティになれなかった





そんな後悔の念だけが俺の心を埋め尽くしていく

そよ風に揺れながら俺は絶望していた


一つだけため息を吐くと、俺はもう一度自分の身体を見つめる

其処には、二つの細長い靴下が揺れていたー

絶望が再び俺の心を埋めて行く


"俺は・・・何で此処に居るんだろう・・・?"

ふと見上げると、木々の間から差す木漏れ日が周りの風景をキラキラと耀かせている


"眩しいなぁ・・・"

俺の心中とは裏腹に、この世界は何と光り輝いている事かー


"目がチカチカするぜ・・・"

少し日の光を見過ぎたせいか視界が揺らぎ

視界の端に光が踊る


"ん?"

その時、異変に気付いた

視界の端で瞬いている光が不自然な程に規則正しいのだ

意識をその光に集中すると、視界のなかに急にPCのウインドウの様なものが開く

そして其処には、ウンディルからのメッセージが浮んでいた



━━━━━━━━



お目覚めですか?志多木さん。

貴方が此れを御覧になっているという事は、既に転生されている事でしょう。

今回、志多木さんのご要望に付いて検討させて頂きましたが、真に遺憾ながら倫理的、道徳的に容認する事は出来無いとの結論に至りました。

付きましては志多木さんのご要望に近く、尚且つ当方と致しましても辛うじて容認可能な代替え案と致しまして、志多木さんの記憶の中より抽出致しました"ニーソックス"成るモノに転生させて頂きました。

ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。





PS.

尚、今回志多木さんは転生を希望されて居りましたので、其れに相応しいと思われるスキルを此方で付与させて頂きました。

詳細は別紙を参照願います。


第7447842仙叟世界 トゥルサ担当管理神


ウンディル・クレーデル










(((;°Д°))))"・・・・・・・・・・なんじゃそりゃあああああァァァァァ!!!!!"

木漏れ日の差す長閑な森の中に、本日2度目の俺の絶叫が木霊したー


━━━━━━━━


俺は唯、キラキラと輝く木漏れ日を茫然と見つめていた

頭の中が真っ白になって何も考えられ無い

俺の望みは潰えた

潰えさせられてしまった


( ゜-゜)"なんかもう、どーでもいいや"

本来なら自暴自棄になって自殺にでも走る処だが、唯のニーソックスにはそんな事すら出来ない

と云うか、基本的に一切の自発的な行動が不可能だ


( ゜Д゜)"どないせーちゅんじゃい!"

俺は溜息と共に独りごちた

有る意味当然と言えば当然だが、事前に予想はしていたとはいえ実際にそうなってみると完全に詰んでいる

仮に此れがパンティであれば、少なくとも精神面は安定していたかもしれ無いがニーソックスでは其れも儘為らない

今の俺に出来る事は絶望と虚無感の中、木の枝に引っ掛かって微風に身を委ねる事だけであった


━━━━━━━━


あれからどれ位時が経ったのだろうか?

俺は自分の意識を絶望の淵からゆっくりと浮上させる

正直飽きた

だって、何も出来ないんだもん


いや、マジで


此れがパンティだったなら、今後の事等を妄想して幾らでも時間を潰せるのだが、ニーソでは妄想のネタにすらならない


( '∀' )"あー、どーすっかなぁ"

そんな事を呟いて空を見上げる


( ゜∀゜)"空が蒼いやー"

迄、空が明るい

もしかすると、俺が此処に来てからそんなに時間が経っていないのかもしれない

何処からか小鳥の声がする

その姿を探して声のする方向へと視線を投げた


その時ふと、ある事に気付く

そう言えば、俺はどうやってモノを見ているのだろう?

ぐるりと周囲を見渡すと360度見渡す事が出来た

上下にも同じく360度回る様だ

視角はほぼ180度


違うな


俺は心を落ち着けると、ゆっくりと意識を広げてゆく

すると全周360度を見渡す事が出来た

普通ならパニックになりそうなものだが、何故か普通に受け入れている

少し不思議な感覚だが違和感は無い

しかし、意識を広げる様に注意していないと直ぐに視界が狭まる

特に、意識を何かに集中すると視界は更に狭まる様だ

唯、此れは人間だった時と感覚的には同じだ


次に俺は音に意識を集中する

鳥の鳴き声、小川のせせらぎ、周囲は様々な音に満ちている


俺は意識を広げた

360度、全周から様々な音が聞こえる

意識を集中するとその方向からの音意外が掻き消えていく

此れも又、感覚的には人間だった時と同じだった

そうやって嗅覚、味覚、触覚に付いても確認してゆく


結論から言えば、俺には味覚以外の感覚が残っていた

しかも、其れ等の感覚は人間だった頃よりも優れており、視覚や聴覚に至っては本体であるニーソからある程度の範囲であれば離れていても問題無いようだった

実際今俺は、丁度見下ろす形でニーソックス全体を視界に納めている


(´・ω・)"大体2m前後って処か?"

俺は意識を集中すると視点を動かしながら、そう推測した

聴覚も大体その位の範囲で移動が出来る様だが触覚は直接触れないとダメみたいだ

そして理屈は判らんが確かに匂いも感じる

触覚と同じ様にニーソックスに直接匂い物質が触れる事で匂いを感じ取っているのかも知れない

味覚が無いのは物を食う必要が無いからだろうか?

履かれた時に脚をペロペロとはいかない様だ

何方にしろ俺は脚には興味が無い


(´・ω・`)"ニーソックスか・・・もし、俺が脚フェチだったら、味覚が無い事に絶望したのだろうか?"

其処まで考えて、思わず笑いが込み上げて来る



( ゜∀゜)アハハ"ハ・・・ハハッ、ニーソックス・・・ニーソックスだとよ・・・。全てを・・・俺の全てを賭けた転生が・・・ニーソックス・・・。如何して・・・如何してこうなった・・・"

怒りや絶望や哀しみや後悔がごちゃ混ぜになった様な感情が俺の魂を苛む

そして、俺は再び失意の底へと沈んでいった


━━━━━━━━


あれからどれ程経っただろう?

木漏れ日の煌きが俺の意識を再び覚醒させる


(´・ω・)"そういえば、腹は減らないな・・・?"

ふと、そんな事を考える

こんな姿になってどの位経ったか判らないが、飢えや渇きと言った感覚を覚えた事は無かった


(-д-)"最悪だぜ・・・"

俺は独りごちた


こんな姿では自殺も出来ない

そして、現状では自然死もなさそうだ

唯、こうやって漫然と朽ち果てるのを待つだけの日々


微風が俺を揺らす

既に聞き慣れた小鳥のさえずりをBGMに、俺は再び意識を沈め様とした

その時ー


ガサッ!


茂みの奥の方で何かが動いた

なにかの小動物だろうか?

俺は注意を音のした方へと向ける



ガサガサッ!


ガサガサッ!!


その音は、だんだんと此方に近付いて来る

茂みが大きく揺れ、近ずいて来るモノの大きさが自分の想像よりも大きい事に気付く


('_'?)...ン?"なんだ?クマでも出たか?"

そんな事を考えながら、別の思いが頭をよぎる


熊なら、今の俺を見てどう思うだろう?

驚いて逃げ出すのか?

其れとも、興味本位で手を出して来るのか?

もし熊に手を出されたら、唯のニーソなんてアッと言う間にボロボロにされてしまうだろう

そうしたら、俺は又死んでしまうのだろうか?

そこまで考えて、俺は考えるのを止めた


"ニーソックスへの転生"こんな事に一体何の意味がある?

このまま風に棚引いて無為に時間を潰す位なら、いっそ熊に引き裂かれてしまった方が良い


(・`д´・)"そして、再びあの女神に逢えたなら・・・今度こそはキッチリとパンティに転生を・・・!"


ガサッ!!!


俺が、そう決意を新たにしようとした当にその時

大きな音と共に近くの茂みが破れて飛び出して来たのはー


無防備な程上半身を曝け出した、半裸の美女だった


━━━━━━━━


風に棚引く黄金色の稲穂の様にゆったりと靡くブロンドの髪

南国リゾートのCMに出て来る海原の如き碧く透き通る瞳

肌は新雪の様に白く

掘りの深めなその顔は、まるでローマ時代に彫刻された女神像の様に美しく整っていた

そして特に目を惹いたのは、大きく艶のある張りの良さそうな二つの膨らみー


( ゜Д゜)"で、デカイ・・・"

別に、俺はオッパイ星人では無い

では無いが・・・


哀しいかな男の性

如何しても視線がそこへと惹きつけられる

彼女は俺を無視して大股で小川に歩み寄ると、そのまま小川に突っ伏した

そして動かなくなる


|ω・)"し、死んだ・・・のか?"

そう思って意識を集中した瞬間・・・


「ゴぼゲがごファ!」

彼女は訳の判らない叫びと共に飛び起きた!


━━━━━━━━


「ゴ、ゴホッ、ゴホッゴホッ」

彼女は四つん這いのまま咽せて激しく咳込む


「ハァハァ、んっ、ハァハァハァ」

暫く軽く咳き込みながら息を整えると

彼女は再び顔を小川に浸ける

此処からでは、扇情的に突き出された尻しか見えないがどうやら水を飲んでいる様だ

そして、この段になってやっと俺は彼女を客観的に見れる様になっていた


彼女は酷く歪な格好をしている

上半身は何も着ていない

しかし、下半身には金属製のスカートの様な物を着けている

スカートだけではない

その手にはガントレットの様な物を嵌め

脚にはグリーブの様な物を着けていた

それらは決して重装備と言う訳では無く、寧ろ動きを主体にした軽装鎧の様に見える

そしてそれらは、そのデザイン的に1セットの鎧の様だ

そう、彼女の姿はまるで1セットの軽装鎧から上半身の部分を引き剥がされた様な姿をしていたのだ


それだけでは無い、特に眼を引いたのが彼女が背負っていた巨大な一振りの剣だ

それはどう見ても彼女の身体よりひとまわりは大きな代物だった

実際、先程小川に倒れ込んだ際に彼女が溺れかけたのも背負っているあの剣が原因だろう

だが、不思議な事に彼女はその腰に刃渡り120cm程の剣も差していた

彼女の体格からして背中の大剣と同時に扱えるとは思えない

まあ、其れを言うなら背中の大剣自体両手でも持て余しそうな位の大きさでは有るのだが・・・

何方にせよ、此処が魔法の存在するファンタジックな異世界だとしても、彼女の格好は些か俺の想像の斜め下を行っていた


Σ(;゜ロ゜)ハッ"まさか、この世界の女性は基本乳が丸出しなのか!?"

そんな疑念が俺の中に芽生える


( ゜Д゜)・・・"いや、まさかそんな。だって・・・だが待てよ?文明レベルが中世程度で有るなら、そんな可能性も有り得るやも知れん!"

そしてその時、俺は衝撃的な事に気付いた!


( ゜Д゜)!?"だとするなら、パンティは!?パンティはどうなってしまうのか!!??まさか全員モロ出しか!!!???"

俺がそんな事を考えいると、急に小川の方から大きな水音が聴こえる

反射的に意識を向けると、碧く澄んだ、大きな瞳が俺の事を見詰めていた


━━━━━━━━


改めて見ると、彼女は傷だらけだった

恐らく藪を抜ける時に付いたのだろう

その雪の様に白い肌の彼方此方に紅いミミズ腫れの様な傷が付いている


だが、其れ等の傷に混じってまるで鋭い刃物で切られたかの様な傷も散見され

その傷口からは、今は既に乾いているが血の流れた後も見受けられた

更に良く見れば、彼女の付けている鎧にも引っ掻き傷の様な物が無数に付いている

それはまるで、つい今し方まで戦場で剣を斬り結んでいたかの様だ


(´・ω・`)?"だが、待てよ?俺は結構長い間此処に居た。もし、近くでそんな戦闘が有ったなら、音で気付くんじゃ無いか?と、すると彼女は一体何処からー"


そこまで考えたとき俺は何かが此方に迫って来るのを感じた

慌てて其方に注意を向けると、それは白くスラリと伸びた彼女の手だった


その手は、木の枝に引っ掛かっていた俺を掴むと些か乱暴に引っ張る

手にした俺をマジマジと見詰める彼女


と、その顔が近付いて・・・

匂いを嗅ぎ始める

その後も暫くの間、俺を引っ張ったり伸ばしたりを繰り返した後ー


意を決した様に、俺をその豊満な胸に巻き付けた

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