もし、悪夢を見れば?(※ちょっと閲覧注意)
注意
この話は下品な表現が多い挙句、本編とは一切関係ありません
この話は、本作「RPG風のなにか」の設定を入力しているAI(Gemini)を用いて
悪ふざけで書いた話を私が書き直した話です、クソ長いです
とりあえずカレーを食べている人は今すぐ電源を切ってください
すこしでも不快に思ったら飛ばしてください、苦しんででも読む価値はありません
ちなみに、視点はナレーターです
それと、これから始まる物語は裁判ごっこです
間違いがあると思われるのでご留意ください
「これより、裁判を始める」
ここは法廷、裁判長を務めるイッチは、厳かに裁判の開始を伝える
裁判の進め方に従い、イッチは質問を問いかける
「では被告人、ハスキーという名前で間違いはないか?」
「はい」
「分かりました、では検事日下、起訴状の朗読をお願いします」
しかし、この法廷で繰り広げられるのは、凶悪犯罪の議論ではなく…
「はい、被告ハスキー、年齢34歳、職業無職、住居は埼玉のどこか」
厳かに、起訴状は読み上げられる
だが、本当に必要な所はそこにはない、日下は、巨悪を睨むような目で続きを読む
「昨日の1時前、被告ハスキーの近所にあるファミリーレストランにて、カレーにトンカツをトッピングしました」
意味が分からない、たかがトンカツごときで裁判を起こすだろうか?
だが、ここではそれは常識だったようだ
「これは刑法20008条の、健康悪化罪と、刑法7182条の無配慮罪、及び刑法111111条の食欲減衰罪に該当します」
刑法すらも意味が分からない、この世界は狂ったのだろうか?
そうではない、この世界はあの滅んだ世界ではない、元からこの世界は狂っている
「では、被告ハスキーと、弁護人、トンカツをトッピングしたのは事実ですか」
「「いいえ」」
「分かりました、ではこれより、被告ハスキーの罪について議論を始める
では、検事から」
イッチは日下に意見を求める
「はい、これより、被告ハスキーはどれほど罪深いことをしたのか、意見を丁重に述べます」
日下は、深く息を吸い、意見を話す準備をする
「まず、日本のカレーはあまり健康にいいとは言えません、その時点で健康悪化罪に当てはまるケースはあります、挙句、被告ハスキーはトンカツをトッピングしました、トンカツはカロリーが多く、塩分も脂質も多くさらに健康を害します、これは言い逃れは出来ません」
日下は、一息つき次に話す内容を頭の中で整理する
「次に、トンカツは豚肉を用いて作られる料理です、これはイスラム教を信じる方々への配慮が足りていません、多様性が叫ばれるこの社会において、この選択は社会の動きとは逆行する行為であり、無配慮罪に該当します」
日下は、再び息を吸い込み最後の主張を述べる
「最後に、カレーの見た目はひどく悪いです、あの粘度、あの色、あれは誰が何と言おうと人間の排泄物、大便に酷似しています、見ていると食欲が失われます、これは公共の場で食すのはひどく失礼であり、食欲減衰罪に値します」
イッチは日下の意見を聞き、弁護士に目を向ける
「では弁護人、検事の意見に異論はあるか?」
「はい、これより、被告ハスキーの無罪を証明してみせます」
弁護士は、かけてある眼鏡の中央を中指で押し上げる
そう、弁護士はセンスだ
「まず、カレーは確かにカロリーが高く、健康食品とは言えません、ですが、カレーは効率よく野菜を摂取できるため、完全に健康に悪いわけではありません、また、適度にカロリーを摂取しなければかえって健康に悪影響を与えます」
センスは一度机に手を置き、日下に向き直る
「続いて、イスラム教を信仰する方々への配慮をするのは構いませんが、イスラムを信仰する方が居るからと言って、イスラム教を信仰しない我々が豚肉を食べないというのは間違いです、私は私、彼らは彼らです」
センスは、ここがハイライトだ、と言わんばかりに机を強く叩きます
「最後に、ここ法廷も公共の場であり、下品な話はしないでいただきたい、文脈上そうせざるを得ないのであれば許容しますが、カレーと排泄物を同一視するのは非常に失礼と捉えられませんか?もしかしたら傍聴人の中に、帰りにカレーを食べようとしている者もいるかもしれませんよ」
センスの言うことは最もだ、カレーは完全に健康に悪い訳ではないし、配慮対象のために自分の食事を制限するのもおかしい話だし、何人もの人が居る場で下品な話をするのは品に欠ける
「……俺も定時が迫っている、では検事、最終的な意見と、被告ハスキーに求める刑量を述べてください」
「はい、被告ハスキーの居た店は、カレーに健康に良い野菜が入っていません、その上、店の店員から聞き出した情報によると、被告ハスキーの注文したカレーにはほとんど野菜が入っていません、そしてイスラム教の方々への配慮も必要です、最後にやはりカレーは大便です、よって被告ハスキーには今後一切の揚げ物を禁止を求刑します」
「では弁護人、最終弁護を」
「はい、検事日下は重大な見落としをしています、なぜなら…」
センスは、保存された食べ終えられた皿を取り出す
「あなたがトンカツと言っているこれは、DNA検査により判明しました、これはチキンカツです!」
センスは机を、もう一度強く叩き日下に鋭い眼光を向ける
「鶏肉はイスラム教ではなんら問題はなく、配慮は必要ありません!そして鶏肉は豚肉より健康的であり、健康悪化罪からは外れます!」
日下は追い詰められる
余裕の表情から一変して冷や汗が流れる
この裁判は、日下のキャリアをすべて賭けている、失敗すれば検事人生は終わる
「で、でも!見た目による食欲減衰罪は!「それはあなたが、あたかもそれが普通であるかのようにふるまっているだけであり、そもそもそれが共通の認識であればカレーは食べられることはない!!」
「う、う……あああぁぁぁぁぁぁ!!!」
日下は反論できず、叫び声を上げる
センスは少々得意げだ
「…被告ハスキー、最後に何か意見はあるか?」
「かえりたい」
「分かった、すぐ、手短に済ませよう」
イッチは、少々考え込んだ後、判決を下す
「主文、被告ハスキーは、すべての容疑に置いて無罪である、続いて検事日下、チキンカツをトンカツと間違えた挙句、カレーの評判を落とすようなことばかり言ったため、今日のおやつは抜きとする!」
日下はうなだれ、うわ言のように何かを言っている
一方センスは、自信ありげに眼鏡の中央を中指で持ち上げる
被告人であるハスキーはあまりこの話についてこれないようだ
裁判のほとぼりが冷め、近くのフードコート
検事日下はそこで席に座り震えていた
「なんで、なんでなのよ…」
彼女の考えはひどく独善的だった
いつも自分が正しいと考え、そのたびトラブルを起こしていた
彼女が検事という職にしがみつけたのも奇跡だろう
だがこの奇跡も今日で終わり、上層部から解雇を宣告されたのである
「検事日下さん」
しかし、そこに日下を追い詰めた張本人であるセンスが現れる
彼女の目には、路地の突き当りに追い込んだ殺人鬼の様に見えた
「裁判長の判決には…納得いきませんね」
しかし、その言葉は追いうちの言葉ではなく同情だった
意外な言葉に、日下の顔は怒りではなく困惑で塗り替えられる
「あなたがカレーを悪く言ったのは事実です、ですが、さすがにおやつ抜きは酷でしょう、私はよくておやつの量半分だと思っていました」
「センス…」
自分への判決に不服に思っている人がほかにいた
それだけでも日下は心が軽くなった
「ありがとう、私、もう少し頑張ってみるよ」
が、そんな時だった
「かれー!と、とんかつ!くれ!」
聞き覚えのある、間抜けな声
その方向を見ると、そこにはハスキーが居た
運ばれる茶色い料理、その上に乗る刻まれた揚げ物
それはまごうことなきカツカレーだった
「…裁判!裁判を起こすわ!!」
日下はその場でハスキーを通報した
この世界は狂っている、きっとその日のうちに再び法廷は開かれるであろう
■ 視点:ハスキー
「は!?!?」
あ、おれ、ゆめ…
かれー、とんかつ…
「どうしたハスキー、具合でも悪いのか?」
「イッチ!ゆめ!こわい!」
「悪い夢でも見たのか、よかったらどんな夢だったか聞かせてくれ」
「イッチ、さいばん、する、おれ、かれー、わるいか?」
「…センス!ハスキーのメンタルを直してくれ!」
「無理です」




