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セプター  作者: HIMAORG | ひまおーぐ
一日目
2/22

第二話 マルクス講義をする【書きかけ】

時空が白色テロルに包まれた後、セプターが演算する世界の中へと意識が取り込まれる。……時空が生成されていく。


目を覚ますとそこは教室で、私は教壇に立っていた。眼前には3人の女の子が着席しており、こちらを見ている。


「カール先生__何をしているの?」


左の席に座っている女の子が小首を傾げる。私は教壇に立っており、教壇の上には講義に使うであろう資料が積まれている。左後ろの壁を見れば高卒認定試験の概要を説明した紙がコルクボードに留められている。……なるほど。私は高卒認定試験の講師なのか。説明書によれば、使用者のポジションを自動選定するとのことだった。


「大丈夫だ。問題ない」


マルクスは平静を装い彼女に一声掛けてから__


「それでは講義を始める!__万国の中卒よ、団結せよ!」


数学の講義を始めることにした。


「第一章では、数と式について勉強します。ここでは実数の式の展開と因数分解、それから一次不等式について学びます。それでは順番にやっていきましょう」


ーーー


「今日の講義はここまで!」


私は講義を終了する宣言をした。


「それじゃあ先生。さようなら」


平坦な声のトーンで淡々と話すトラウデ。


「先生、またね」


声のトーンを高くして張りのある話し方をするクララ。


「ごきげんよう。先生」


お嬢様言葉で話すアグネス。

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