表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【没】旧題:セプター  作者: HIMAORG | ひまおーぐ
静岡県のセプター
1/37

岐阜県山奥......ばにたす教団本部にて。


「分業疎外が進行中であり......我々はどう生きるかを宣言しなければならない」


赤色ばにたすの調度品に彩られた会議室では、207歳になったカール・マルクスがアカレトの書第一章・第一節を引用する。


”なんともないフリしてる......笑顔でやり過ごしている......そうやって手にした自分はどんな色をしてるの”


「同志チトーよ、私見を述べよ」


「社会不適合者の怨嗟の声かと思われるであります。社会における交換価値を高めるのに耽溺するあまりに自身にとっての使用価値が減衰した例かと」


「同志アーレント」


「レイバーに寡占された人生へのニヒリズムを詩的に表しているのではないかと思われるであります」


「同志スネジネフスキー」


「パノプティコンにエラーサピエンスと検知されないよう自己家畜化した個体の内面描写かと思われるであります」


チトー、アーレント、スネジネフスキーが各々のバックグラウンドを背負って私見を述べた。


「分業疎外はプレカリアートからプロレタリアートまでのスペクトラム上に広く横たわる新自由資本主義の難題だ。さてもう一つ引用しよう」


”自分の味方は自分でありたい......一番大切にしてあげたい......理不尽な我慢はさせたくない......それが私”


「同志チトー」


「まさにクラークであります。万国の労働者がこのようになれば、新自由資本主義の暗黒面は浄化されるでしょう」


「同志アーレント」


「」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ