殺し合いに囚われて…
登場人物
アルフェッカ、しら、ryouki、風牙鬼水
エリア
E-10 森の中
ドコーンと大きな音が鳴り響き、E-10付近の森にどんどんと木が折れに折れまくっている。それは2人の参加者が戦闘を行っているからだ。勿論2人とも、殺し合いに乗っている。いや、1人は喧嘩好きである故の事か。
風牙 鬼水
「やるじゃねえか!もっと喧嘩をしようぜええええ!!!」
ryouki
「ちぃ!馬鹿力すぎんだよ!」
殺し合いに乗っている参加者、ryoukiと喧嘩好きで体力がある参加者の風牙鬼水。この2人の度重なる攻撃が小さいクレーターが出来たり、木々が折れまくったりしていた。
ryouki
「おらああああああああ!!!」
ryoukiは支給品であるバトルアックスを構え、風牙に向けて力を込めて振り下ろす。しかし風牙は意図も容易く避ける。そして風牙の後ろにあった木がバリバリバリと真っ二つに斬られてしまった。そう、折られたり斬られたりしている木の殆どがryoukiの攻撃によって斬られたものだった。
ryouki
「ちっ、チョロチョロ避けやがって…とっとと死にやがれ!」
風牙 鬼水
「良いねえ!その威圧感…たまんないなあ!さあ…喧嘩をやろうぜえええええ!」
風牙は拳を握り、振りかぶって殴りかかる!なんとかその攻撃をryoukiはかわす事が出来たが地面に小さいクレーターが出来上がった。
ryouki
「マジで馬鹿力だな…!一発でも喰らったら…!」
ryoukiが一歩後ずさりをして、態勢を立て直そうと思ったその時だった!
???
「………!」
ある1人の参加者がryoukiの後ろから現れると薙刀を持ち何と躊躇もなくryoukiの首をかっ斬った。ボトンと何も言わなくなったryoukiの首が落ちるとその首を持ち上げ思い切り上に投げた後、薙刀を握りryoukiの首を跡形もなくバラバラにしてしまった。
風牙 鬼水
「躊躇なく殺してたとすると…本気でヤバいな…!」
流石の風牙もryoukiを殺した参加者を完全に危険人物の感付き、一歩、一歩と後ろに下がるが、その参加者も風牙をも殺そうと薙刀を持ち距離を詰め寄る。
風牙 鬼水
「こうなれば…玉砕覚悟だ!くらええええええ!」
???
「無駄ですよ。僕は結構、ヤバいですから…」
風牙は決死の拳を思い切り振り下ろすが参加者はいち早く風牙の拳を斬り付ける。同時に右肩を思い切り斬り付ければぶしゃあああ!と風牙の斬られた右肩から溢れんばかりの血が噴き出す。
風牙 鬼水
「ぐあああああああああ!!!!我の腕が…このぉ!」
右肩を斬られた風牙だが、それでも闘争心を失わず左拳で思い切り殴りつけようとするが…。
???
「もう貴方は終わりました。死んでください」
無慈悲なる目で風牙の身体を斬り付ける。左肩から右腹へと溢れんばかりの血が噴き出す。最早彼の命は尽きるも同然である。
風牙 鬼水
「む…無念…!」
膝を付き前から倒れ込んだ風牙鬼水は意識が徐々に朦朧し最後は目を瞑りそのまま息を引き取った。1人の参加者はその遺体に見向きもせず血塗られた薙刀を一式のハンカチで拭き取ればその場を後にした。
???
「待て!」
2人を殺した参加者が動きを止める。そう、偶然現場を見てしまった参加者が居た。
???
「アルフェッカさんじゃないですか。どうしたんですか?こんな所で…」
アルフェッカと言われた参加者は歯ぎしりを立てて大声で言い放つ。
アルフェッカ
「それはこっちのセリフですよ…何故殺し合いに乗るような事をしてるんですか!」
アルフェッカはふぅと一息ついて相手を睨みつける。
アルフェッカ
「しらさん!」
しら
「…………。殺し合いの場所だからでは、いけないんですか?アルフェッカさん」
しらと言われた参加者ははっきりと殺し合いの場所だからと言いきった。彼は最初から殺し合いに乗っていると確信したアルフェッカはスッと態勢を身構えた。
アルフェッカ
「………同じ作者さんとは言え、許す事は出来ない!此処で止めさせてもらう!」
しら
「無駄ですよ…アルフェッカさんだって、僕の手で殺されるんですから!」
しらも薙刀をアルフェッカに向けてジッと睨みつけた。無慈悲すぎる作者同士の殺し合いの先はどうなってしまうのか…。
ryouki 風牙鬼水 【死亡】残り52人
現在の状態
しら
状態:正常、多大なる殺意
装備:薙刀
持ち物:バッグ一式
思考1:殺し合いに乗り、優勝をする。
思考2:アルフェッカを殺す。
場所:E-10
アルフェッカ
状態:正常、僅かなる怒り
装備:なし
持ち物:バッグ一式(確認していない)
思考1:しらを止める
場所:E-10