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部活彼女  作者: 瀧元用管
1/6

剣道部 柳美穂

夕暮れ時の道場は、熱気と緊迫感に包まれている。

「メーン!」という野太い気合の声と、床を力強く踏み鳴らす足音が体育館の壁に激しく反響する。竹刀と竹刀が交錯する乾いた音が途切れることなく響き渡り、空間そのものが熱を帯びているようだ。息が上がり、額から滴り落ちる汗が床を濡らしても、部員たちの足が止まることはない。先輩・後輩関係なく本気でぶつかり合う地稽古の最中、互いの竹刀が空気を切り裂く音が鋭く唸る。見学の部員たちからも大きな声援が飛びかっている。

そんな熱気の中、道場の端で、彼女は防具を正しく身にまとい、竹刀をしっかりと握りしめていた。周囲の部員たちが圧倒的な気迫で打ち込み合う中、彼女も普段とは違う側面を見せている。普段の頼りなさはどこへやら、汗に濡れながら懸命に自分の戦いと向き合っている。

ガラス一枚隔てた冷たい外側で、クラスの隅で縮こまっているのとは違う、僕の横で見せる姿とも違う背中を僕は飽きずに眺めていた。





 

「遠藤。そろそろ諦めて剣道部入らない? 今なら私の美穂と一緒に部活できる特典付きだよ?」

 

「ちっ、ちょっと、明美ちゃん!」

 

クラスで縮まっている彼女——美穂さんと、クラスメイトであり、剣道部部長の鈴木明美が休憩がてら声をかけてくる。

 

「それはもう10回以上はお断りしてるはずなんだけどなー」

 

「でも美穂が片付けの時はあんた片付け手伝ってんじゃん。なんなら部長権限であんたらペア固定にしちゃうよ?どう?どう?部長公認でイチャイチャできるよ?誰もいない武道場で……とか。あ、なんなら外から鍵かけとく?」

 

「……それって部長権限の濫用では? 後半はセクハラじゃん」

 

思わず苦笑しながらツッコミを入れると、明美は「細かいことは気にしないの!」と豪快に笑って汗を拭う。その横で、美穂さんは顔を真っ赤に染め、小さく「明美ちゃん、本当に冗談でもそういうこと言うのやめて……!」と羞恥心に耐えかねた様子で明美の袖を引っ張っている。

しかし、道場の外でいつも僕の隣にいるときとは違う、凛とした剣道着姿の彼女を見るたび、この誘いに少しだけ心が揺らぐのも事実だった。





 

「礼、ありがとうございました」

 

部活が終わり、道場に張り詰めていた凛とした空気が崩れ、騒がしさが戻る。美穂さんも部活中とは違い、普段通りのおとなしい感じを醸し出している。

 

「今日の当番誰だっけ?」

 

「吉田先輩ですね」

 

「美穂よろしく! 遠藤くんもね」





 

 

「遠藤くん、そこ紐がねじれてるよ」

 

言われた通り、防具の紐の捻れを直す。部活で使う防具や竹刀は数名を除いて学校の備品を使っている。むろん、小手など直接肌に触れるものは各自購入のものであるが、その他の防具は本格的に剣道をやる3名ほどの生徒以外は共用であり、部活後の手入れは欠かせない。

硬く絞った布で縫い目を拭いたり、塩が吹いている箇所はブラシで軽く擦る。共用であるため、部員が当番制でメンテナンスをしていく。僕は美穂さんと一緒に黙々と防具を拭いていく。

夕暮れの静まり返った部室の一角。他の部員たちがすでに引き上げ、ガチャンと閉まった部室の扉の音が遠ざかると、空間には二人きりの静寂だけが残された。

面や胴を拭き終え、最後に残った小手を箱にしまおうとしたとき、美穂さんがふと小さく息をつく。

 

「……ふう。お疲れ様、遠藤くん。手伝ってくれて本当助かったよ」

 

「ううん、これくらい当たり前だって。……にしても、今日の美穂さん、マジでかっこよかったな」

 

さっきの茶化し混じりとは違う、本音の感想をぽつりと言葉にする。すると、美穂さんはまたあの耳たぶまで真っ赤にする悪い癖を発症させ、視線を泳がせた。

 

「も、もう……そんなこと言わないでよ……。でも、当番を手伝ってくれたおかげで早く終わって助かったよ。ありがとう、遠藤くん」

 

ふわりと柔らかく微笑む美穂さんに、僕はふと悪戯っぽく笑いながら一歩近づいた。

 

「そっか。そんなに助かったならさ、頑張った俺に何かご褒美が欲しいな」

 

「えっ……ご褒美?」

 

きょとんと小首を傾げる美穂さん。その無防備な隙を突くように、僕は彼女の背後にある部室のロッカーへとそっと手を伸ばし、逃げ場を塞ぐように身体を寄せた。

 

「ちょっ、遠藤くん……?」

 

至近距離になったことで、美穂さんの表情に慌てた色が広がる。道場ではあんなに堂々としていたのに、二人きりになると途端に女の子の顔に戻るそのギャップに、胸が高鳴る。

 

「口だけじゃなくてさ、もっと形として欲しいんだよね。……例えば、ほら」

 

わざとらしく自分の頬を指さすと、美穂さんは顔を真っ赤に染め上げ、耳たぶまでみるみるうちに朱色に染まっていく。

 

「なっ……! ここ、部室だよ!? もし誰か戻ってきたらどうするの……っ!」

 

「誰も来ないって。それに、さっき鈴木さんにあんなこと言われて、俺だっていじわるしたくなる気分なんだから」

 

「もう、明美ちゃんの話は……っ!」

 

羞恥心に耐えかねてぷっと頬を膨らめる美穂さんだったが、僕がさらに顔を近づけると、観念したように小さく目を伏せた。拒絶するどころか、震える睫毛の先からは、どこか甘えたような熱が隠しきれずに零れ落ちている。

 

「……仕方ないなぁ、本当に……」

 

蚊の鳴くような声でそう呟くと、美穂さんは恥ずかしさで震える両手をそっと僕の胸元に添えた。逃げるどころか、自ら目を閉じて唇を差し出すように顔を預けてくる。

その愛おしさに理性が揺さぶられ、僕はもう我慢できずに彼女の華奢な体をそのままロッカーへと優しく押し当てた。

 

「んっ……!?」

 

急に距離を詰めてきた僕に、美穂さんは小さく声を漏らして目を丸くした。その気の抜けたような、完全に油断しきった戸惑いの表情がたまらなく愛おしくて、僕は彼女が続きの言葉を紡ぐより早く、その開いた唇をそっと自分の口で塞いだ。

突然のことに、美穂さんの肩がびくりと大きく跳ねる。

驚きで見開かれた彼女の瞳が目の前で揺れ動き、何かを言いかけようとする小さな吐息すらも、僕の唇がすべて押し包んでいく。

最初は硬直していた彼女だったが、逃げ場を塞がれたまま優しい熱に包まれるうちに、戸惑いの色はゆっくりと甘い熱へと変わっていった。やがて、拒むように僕の胸元を押していた細い指の力がふっと抜け、代わりに僕のシャツの裾をギュッと掴み直す。

 

「ひゃっ……ん、ぅ……っ」

 

隙間から漏れた微かな嬌声ごと、さらに深く唇を重ね合わせる。

放課後の静まり返った部室。誰にも見られないこの空間で、クラスの隅で見せる顔とも、道場の凛とした背中とも違う、僕だけに向けられた熱を帯びた吐息を見せてくれる。

しばらくは硬直したまま、ただされるがままだったが、次第に美穂さんからもチュッといやらしい音を奏でてくる。

 

「……っは、ぁ……んっ……」

 

深く重なり合った唇をようやく離すと、美穂さんは潤んだ瞳をトロンと蕩けさせ、熱を持った荒い息を僕の胸元に吐き出していた。開け放たれた窓から吹き抜ける夕暮れの秋風が、火照った肌に心地よく掠める。

 

「……ずるい、よ……遠藤くん……こんなの……」

 

恥ずかしさからか、彼女は真っ赤に染まった顔を僕の胸にうずめ、細い腕でぎゅっと僕の体をしがみつくように捉えた。制服の合わせ目は乱れ、部室の汗の空気が、僕たちの距離をさらにゼロへと近づけていく。

 

「だって、我慢できるわけないでしょ。こんなに可愛いんだから」

 

僕が耳元でそう囁くと、美穂さんは「もう、バカ……っ」と小さく呟きながらも、より一層強く僕の背中へと腕を回した。

しばらく唇の柔らかさを堪能していたが、名残惜しくも一度唇を離す。

唇を離したあとも、美穂さんは瞳を潤ませたまま、トロンと力なく僕の胸に寄りかかっていた。名残惜しそうに唇の端を引き離した名残として、銀色の微かな水脈が二人の間をかすかに結んでからプツリと切れる。その無防備で生々しい艶めかしさに、理性がさらに熱を帯びていくのを感じながら、僕は我慢できずに彼女の白く細い首筋へと顔を埋めた。

 

「んっ……あ、そこ……っ、くすぐったい、よ……」

 

耳元で漏れる甘い声に混じって、体温の上がった肌からスポーツの汗と美穂さんの甘い香りがふわりと立ち上る。その汗ばんだうなじや首筋へと、熱を帯びたキスを優しくいくつも落としていく。肌に唇が触れるたび、美穂さんの肩が小さく跳ね、僕の背中を掴む手にさらに力がこもった。

 

「はぁ、ぁ……もう、やだ……遠藤くん、こんなの……だめ、だって……っ」

 

最初はただ蕩けるように受け入れていた彼女だったが、首筋から耳たぶへと攻め立てるうちに、だんだんと現実の羞恥心が急激に追いついてきたらしい。トロンとしていた瞳にみるみるうちに正気の色が戻り、代わりに全身が茹でダコのように真っ赤に染め上がっていく。

 

「だめって、どこが? こんなに可愛い声出してるのに」

 

「だって部活……終わって汗臭いもの」

 

「じゃあ、ここならいいよね?」

 

汗臭いという彼女の抗議をかわすように、僕は耳たぶをカプッと軽く咥えた。

 

「えっ……ぁ、そこ、はっ……め、だめ……っ! 耳も変わらないよぉ……」

 

いきなり耳たぶを柔らかく吸い上げられた瞬間、美穂さんの身体がビクンと大きく跳ね、僕の肩を掴んでいた両手にガッと強い力がこもった。

 

「や、んっ……そんなところ、っ、声……聞こえちゃう……から……っ!」

 

汗臭いなんて気にして恥ずかしがる彼女の耳元で、わざとらしく湿った音を立てながら、熱を持った皮膚を舌先でなぞっていく。敏感な場所を直接刺激されたせいで、美穂さんは先ほどまでとろけていた瞳を限界まで見開き、全身の力を急速に失っていくように僕の胸元へ崩れ落ちてきた。

 

「そんなことないよ。汗のにおいなんてしないし……むしろ、すごくいいにおいがする」

 

「うそ……っ、絶対うそだ……こんなの、はずかしい……」

 

顔を真っ赤に染め上げ、耳までトマトのように朱色に染めた彼女は、恥ずかしさのあまり涙目になりながら僕の背中にしがみつく。首をブンブンと横に振って逃げようとするけれど、ロッカーと僕の身体に挟まれた彼女に逃げ場などどこにもない。

 

「嘘じゃないって。……ほら、こっち見て」

 

パニックになりかけている彼女を落ち着かせるように、僕は片手で美穂さんの熱った頬をそっと包み込み、優しく上を向かせた。

呼吸をするたびに肩が小さく上下し、潤んだ瞳が戸惑いと甘えの色を帯びて揺れている。その無防備で愛おしすぎる表情に、さっきから昂りっぱなしの胸の鼓動がさらに早鐘を打った。

 

「……んっ……」

 

美穂さんは観念したように小さく目を伏せると、長い睫毛を震わせながら、自らそっと目を閉じて唇を差し出すように顔を預けてきた。逃げるどころか、僕からの熱を心待ちにしているようなその健気な仕草に、理性が音を立てて崩れていく。

重なる直前、僕は彼女の耳元に唇を寄せ、意地悪く低い声で囁いた。

 

「……部活中の凛とした美穂さんも好きだけどさ、こうして俺の前で真っ赤になってる美穂さんは、独り占めしたくなるくらい可愛いよ」

 

「っ……! ば、か……言わないで、そんなこと……っ」

 

恥ずかしさのあまり消え入りそうな声で抗議しながらも、美穂さんは待ちきれないように小さく背伸びをした。

その誘うような可愛い仕草に負けるように、僕はふたたび彼女の柔らかい唇をそっと自分の唇で塞いだ。

 

「んっ……ぁ……」

 

今度は激しさはなく、甘く溶け合うような優しい口づけ。

先ほどの耳たぶ攻めで敏感になっていたせいか、唇が触れ合うだけで美穂さんの全身がビクッと心地よく震え、僕の背中を掴む手にさらに強く力がこもる。お互いの吐息と体温が混ざり合い、夕暮れの静かな部室の空気が、二人だけの甘い熱で満たされていく。

しばらく名残を惜しむように唇の柔らかさを堪能し、ゆっくりと顔を離すと、美穂さんはトロンと蕩けた潤んだ瞳で、トプンと僕の胸に完全に体重を預けてきた。

 

「……ふう、もう……遠藤くんのいじわる……」

 

「ごめんごめん。でも、それだけ美穂さんが可愛いのがいけないんだって」

 

言い訳しながら、僕は名残惜しそうに彼女の乱れた前髪を優しく指で整える。汗で少し湿った髪の感触すらも、今の二人にとっては愛おしい秘密の共有の証のようだった。

唇を離したあと、熱に浮かされたように蕩けた瞳で僕を見上げる美穂さん。その隙だらけの表情に我慢できなくなり、僕はロッカーに押し当てた彼女の制服のウエスト周りへと、そっと両手を回した。

 

「っ……!?」

 

制服の上から、くびれたウエストから背中にかけて優しく手のひらを這わせる。薄手の生地越しであっても、引き締まった体つきや、緊張で小さく波打つ滑らかな背中の曲線がダイレクトに伝わってきて、互いの息がさらに荒くなった。

 

「だめっ、そんなとこ……っ、お腹、触らないで……っ! もし、誰か来たら……んっ……あ……っ」

 

拒むような口実とは裏腹に、彼女の細い腕は僕の首にしがみつくように回り、完全に体重を預けきっている。服の上からでもはっきりとわかる、女の子特有の柔らかく華奢な体温を手のひらでなぞるたび、美穂さんは甘く潤んだ瞳から涙をにじませ、頭が真っ白になったように小さく震えていた。

 

「もう……美穂さんのこういうところ、俺以外に見られたら困るな」

 

「ばか……こんなの、遠藤くんだから……っ、もう、意地悪しないで……っ」

 

恥ずかしさと快感に耐えかねるように、彼女は潤んだ瞳で僕の胸元をぽかぽかと弱々しく叩いてくる。その剥き出しの独占欲と、限界まで高まった甘い雰囲気に理性が焦がれそうになるのをぐっとこらえ、僕はそっと彼女の背中に回していた手を名残惜しくも引き抜いた。

 

「……っは、ぁ……」

 

大きく息を吐き出しながら、美穂さんはトロンと力を失い、再び僕の胸に全体重を預けてへなへなと崩れ落ちる。乱れた制服の合わせ目を慌てて手で押さえながら、真っ赤な顔で恥ずかしそうに下を向く彼女を、僕は愛おしさで胸を詰まらせながら優しく抱きしめた。

――その直後だった。





 

部室の扉が突然「ガラッ!」と勢いよく開き、夕暮れの廊下から響く明るい声が二人の空間を切り裂いた。

 

「おーい、美穂まだやっ――って、うわっ! やってるはやってるでも、青春真っ最中の方じゃーん!」

 

「……っは!?」

 

聞き慣れた声に、美穂さんは心臓が飛び出さんばかりの勢いでビクッと跳ね上がった。慌てて僕の胸元から顔を上げると、そこに立っていたのは、さっきまでここにいたはずの剣道部部長・鈴木明美だった。

明美はニヤニヤと悪戯っぽい笑みを浮かべ、面白がるようにスマホをいじる真似までしながら僕たちを交互に眺めている。

 

「なるほどね〜? さっき私が『美穂と一緒に部活できる特典付きだよ』って言ったとき、遠藤くんがあんなにツッコミ入れてたのはそういうわけか! 部長公認のイチャイチャどころか、部室でもうイチャイチャしてたら、特典にならないじゃん!」

 

「あ、明美ちゃん、ち、違うの、これはその……っ!」

 

耳までどころか首筋まで真っ赤に染め上げ、頭から湯気が出そうなくらいパニックを起こした美穂さんは、その場から逃げ出すようにパタパタと両手で自分の顔を隠した。あまりの恥ずかしさに、その場で小さく蹲ってしまいそうだ。

 

「違うもなにも、完全に現場を押さえましたけどー? いやぁ、これなら無理に剣道部に入部させなくても、美穂の個人的なマネージャーやってるってわけだ。参りましたね、部長としてもこれ以上は何も言えないわ」

 

「鈴木さん、頼むからそれ以上からかわないであげてよ……見てよ、もう限界突破してるからさ」

 

顔を真っ赤にして僕の背中に隠れようとする美穂さんの肩を抱きつつ、僕は苦笑しながら明美に手を振った。

 

「はーいはい、邪魔者はさっさと退散しまーす! 二人の世界を邪魔してごめんねー、続きはまた明日、部室の鍵閉めとく代わりに外から見張ってあげよっか?」

 

「明美ちゃん、もう帰って……っ! お願いだから帰って……っ!」

 

美穂さんの消え入りそうな悲鳴交じりの抗議を聞きながら、明美は「はーい、お邪魔しましたー!」と豪快に笑いながら、ガチャリと再び部室の扉を閉めて去っていった。

静けさが戻った部室。

すっかり骨抜きにされたように僕の背中にもたれかかり、美穂さんは「もうお嫁にいけない……」「明日から学校行けない……」とぶつぶつと小さく変な呪文をつぶやき続けている。

 

「大丈夫だって。鈴木さんだってからかっただけで、誰にも言わないって」

 

「うう……遠藤くんのバカ……バカ……っ!」

 

涙目でぷっと頬を膨らめる美穂さんだったが、恥ずかしさのあまりにぎゅっと掴んできた制服の裾だけは少しも離そうとはしなかった。

 

「お嫁にいけないってのは大丈夫だよ。僕のお嫁さんになってもらうし」

 

僕に抱きしめられながら聞いた美穂さんの顔は、今日一番の赤さに染まった。

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