2−1.5“個人練習”
—これは、伊戸たちがテント前で飯を食い、寝るまでの小さなお話—
≠≠≠
「ふぅ…腹は膨れたことだし、寝るか?」
伊戸がそう声に出す。
ヒキニート時代、飯を食ったら朝までゲームの徹夜をすることは多かった。
だが今居るのは異世界。ゲームなんぞある訳が無い。
そう考えると寝るのが得策、そう考えたのだ。
「う〜ん…でも今後刻8時前だよ?早くない?」
…まぁそれはそうか。
だが、
「寝る以外に何かすることあるのか?」
俺はレルに問いた。
—ストシス流は…前聞いたし。
今の俺だと何も考えつかないのだ。
「する事って言われてもねぇ…」
レルの解答は見事なまでに予想通りだった。
恐らくだがこの世界、“娯楽”なんてものが存在しない可能性がある。
結論的に言うと、また“暇”なのである。
ここは広ーい平原のド真ん中。
妖魔の気配はルト以外に無い。襲われる心配は無い。
「ルト…はもう寝ちゃったか。」
彼奴はロングスリーパーなのか?飯食ったらすぐ寝始めた。
要するに、今はレルと2人っきりと同じ状態。
元ヒキニートにはキツい。
そう考えると結局、寝るのが得策になる。
そう考えていると、
「あ!“アレ”は?商店で買ったやつ!」
商店で買ったやつ…?あぁ“アレ”か。
“アレ”の練習って事か?
まぁ、暇つぶし程度にはなるだろうが…
「でも、それだとルトを起こさないか?」
俺はまたしてもレルに問いた。
“アレ”を使う際は結構な音が出る。
すやすやと寝ているルトを起こしたくは無いのだ。
「あ、確かに…そう考えるとほんとに何もやる事ないね…」
う〜む…やる事…やる事…
情神、何か思いつくか?
「【 】………」
無言…何も思いついてないのか。
じゃあ此れしかねぇか。
「レル、俺は障壁を張りながら“アレ”の練習をする。それでいいか?」
今の所コレしか方法がない。これで後刻9時頃まで時間を潰す。
「分かった。じゃあ私にも障壁張れる?ストシス流の練習したいし…」
レルにも障壁?やってみるか、
「じゃあ俺とお前、2人に障壁を展開するぞ?」
「OK、展開して!」
レルの許可が出たので、障壁を張ろう。
「mcaagniocpy。」
いつの間にか更新された詠唱を言い、発動。
{キィン}
と言う音と共に2人に障壁が張られた。
いつもより疲労感が多いのは気のせいだろうか…?
まぁ兎に角、俺らはその障壁(防音)の中で各々練習を積んだのだった。
内容薄くてすみません。
OADの内容思いつかなくなってきました…




