あの人達を残して
轟轟車車さんと忌狐さん2人は俺にシェルターへ向かえと言った
拒否したら殴られた
老兵5人の残り2人は俺に生きることを命じた
最後まで厳しくなのにどこかマイペースな2人は
「やれやれ。こんな年寄り殺して何が楽しいのじゃろがえ?」
「まぁそんなこと言いなさんな。ところでのぅ、ばぁさんは見てくれてるかの?」
と言い敵軍に突っ込んで行った
「くっそ…くっそ…」
急いで車を走らせるが好きな運転をしても気持ちは晴れない
「落ち込まないで、貴方には妻と娘が居るんでしょ?それをわかっててあの二人は」
「わかるよ!だがな私情に左右される自分が腹ただしい」
「わかったからとりあえずシェルターに向かいましょ」
「あぁ」
後ろでは爆音が響き渡る
「そういえば話してなかったわね」
「何をだ?」
「私の親について」
「たしか宇宙人と話したって言ってたな」
「私の母は今の日本の最高指導者なの。それで父親は宇宙人」
「なっ?!」
「驚いた?」
「びっくりしすぎたぞ。ここがカーブゾーンだったら事故ってた」
「でも悲しい話、私は父親から譲り受けた知識と能力でひたすら研究を強制させられてたわ」
「だから研究所から連れ出されてもあんまり気にしなかったのか」
「そうね」
「しっかしなぁ……あぁわけがわからんくなってきたぞ」
「安心して、揺るがないのはこのくだらない争いを早く終わらせたい気持ち」
「何となくアンタを悪く思わなかったわけだ」
「そうよ、一普通の研究所職員だもの」
「あ、あのな急になんかこういうのもあれだが」
「なにかしら?」
「よかったらこの戦いが終わったあと養子に来ないか?」
「え?」
さすがに迷惑過ぎたか、ただ何となく彼女は拠り所を求めているような顔をしていたからつい言ってしまったが
「あ、いやそのな…なんというか」
「そうね、考えておくわ」
そうか、いい返事を期待している。と冷静に返してしまった。
それからしばらくするとシェルターの入口まで来た
いや、正確にはもう1つの入口である
古びた温泉旅館の中に入ると大浴場へ向かった
伊音は少し驚いていたがすぐに理解したのか今度は辺りを見回し観察を始めた。
かつて温泉が湧いていた所だが今では枯れ中に地下道を形成している。
第4時世界大戦の時にここも密かに改良され通路になっていたのだ
「すごいだろ?この旅館」
「洞窟温泉?」
「そうだ、この先に洞窟温泉がある。いや正確には枯れて跡地になっているがな」
しばらく進むと大浴場の奥にstaff onlyと書かれた扉がありそれを開けると洞窟への階段が続いてる
「実はな温泉って源泉をひっぱれる湯と少し冷まさないといけないところ。少しあっためねぇといけないところがあってなここは後者なんだ」
「つまり冷たすぎるの?」
「いや、冷たすぎるわけじゃねぇがまぁぬるい」
「ここで汲んで途中で温めてたのね」
「そういう事だ、そして源泉を汲むところは今や穴になっている」
「そこに道があると」
「ここの旅館はお偉いさん専用の所だったからな、何かあった時すぐ避難できるようにと。そして着く先はVIPルームみたいな所さ、そこが現会議室になっている予定だ」
ここを知っている人間はほんとに限られているから敵にバレる心配は薄いが
「伊音先に降りといてくれ、下のトロッコは起動に時間かかるから」
「私やり方分からないんだけど」
「説明書があるはずだ、俺は少し旅館を封鎖してくる」
「はーい」
能力を使うのは少し気が引けるが少しなら大丈夫だろう。鍵の内部に鉄を流し込み固定と。
本当は爆破したいが敵にバレたくも無いし、あの人らが負けるとも思わない。
死ぬつもりで何戦も勝ち抜いてきた英雄なのだから。




