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片翼天使の笑いかた  作者: 山下ケイト
3章 神々の願い
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アイリスの翼

「そーだ‼️いいぞヴァンパイアクイーン!!ソレがお前の本来の姿だ‼️」


マルスはアイリスの攻撃を余裕で弾き飛ばす



「……なんで、アイリスの攻撃が効かないの………⁉️」


 

脚を引きずりながら姫がアイリス達の元へ向かう



「姫よ………少しだけ時間を貰えるだろうか……」



そこには姫と同じ様に怪我を負ったアリスの姿が



「……なに?アタシはアイリスの所へ………」


シッカリと姫の腕を掴むアリスは


「……頼む………アイリスのもう一つの翼を………持って来て欲しい………お願いだ……‼️」



アイリスの翼⁉️


「スコット………クロノスが大切にケアしていた………ヴァンパイアクイーンの力なら………きっとくっつくはずだ………翼がくっつけば………アイリスは‼️」



「分かった‼️」


力強く頷く姫



「場所は⁉️」



「ルイステリアの北西……タバルの街の外れにある湖のほとりだ………‼️」


アリスはボロボロの身体をアイリスとマルスの方向に向ける


そして……



「……きっと、もう会えないだろう………アナタはアイリスと同じ名前だったな…………アイリス=ルイステリア…………もし、会えたなら………今度は………」



アリスの頬からとても小さな涙が溢れる



「……また、必ず……」



アリスはアイリスとマルスの元へ



姫はタバルの街へ



袂を分かつ2人



……絶対にアイリスの翼、持ち帰る!!!!

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