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残念無双  作者: けいちょ
LESSON5 本竹郷士と朝野真昼
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第7話 ここに来た意味

この学校に入った理由、それは可能性を感じたから。

しかしそれは真昼にとっては本心ではなかった。

いったい何に可能性を感じたのか、そもそも可能性とは何か。

そう考えているうちに自分でも何がしたいかさっぱりわからなくなっていった。


そんな中太郎は美奈都からこんな事を聞かれた。

「もしあたしと太郎が結婚したら真昼ちゃんはどーすんかね。」

太郎が嗜んでいたコーヒーを吹き出すには十分すぎる発言だった。

そしてその理不尽な失態に呆然とする太郎。

美奈都に笑われるかと思いきや迅速に布巾で床を拭く美奈都。

そして心配そうに太郎の口元をハンカチで拭く。

「大丈夫か太郎、まさかこんな惨事になるとは思ってもみなかった。」

申し訳なさそうな感受と面白くなさそうな感情が混ざった顔だった。

しかし素振りや口調からは前者がかろうじて勝っているような気もした。

「まさかここで結婚なんて言葉が出るとはな。」

そりゃあそうだ。

確かに結婚とは大事な事で将来のためにも絶対大事だ。

無論執筆している筆者が結婚していないというのはここだけの話だが

正直言って太郎もこんなところで聞くような単語ではなかっただろう。

「けど美奈都、結婚って俺なんかとでいいのか?他に」

「他に誰がいるっていうの?」

それを探してほしい気持ちと若干嬉しい気持ちが混ざっている。

まぁ俺たちは幼馴染なんだが・・・この設定忘れないようにな。


事は戻って真昼だ。

真昼は家に帰れず敷地内にある本屋さんで一人時間をつぶしていた。

もっとも真昼一人だけではないもののここで会話するものは数知れず。

みんなここで好きな本を好きな時間読むのが日常である。

なお学校内では珍しくここでは本の貸し出しは一切禁じられている。

これも学校長というか理事長の重蔵によるものである。

何でもかんでも管理が面倒くさいからだとか。

真昼はずっと悩んでいた。

確かにこの学校にきて楽しい事だらけだった。

嫌な事も多少あったものの楽しい事が多かった。

だけどそんな学校生活も終わりが来ると思うと

かなら寂しいものであり虚しいものであった。


そんな中美奈都のスマホに一件のラインが来た。

「なぁ〜るほどね〜え」

と、こんな事を言い出すもんだから

普段他人のライン着信に興味を示さない太郎が反応した。

「なぁ〜にがなーるほどねーだよ、なんか来たの?」

すると美奈都は太郎に抱きつき頭を撫でた、本当に頭だよ。

そして万遍の笑みを浮かべる、反面太郎は少し引き気味。

「まぁまぁ太郎さん、明日空けといてくださいよー。」

何が起きるかわからないが嫌な予感しかしない太郎であった。

果たして何が起きるのか?


つづく

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