表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
残念無双  作者: けいちょ
<LESSON 4> 旅は続いてしまうもの
25/39

第1話 宴も酣とはいうが

運動会は黒組の8回目の優勝で幕を閉じた。

ちなみに昨年に続いての連覇、これは史上初なんだとか。

お父さんやお母さんも見てくれた。

会話こそ交わさなかったが遠くからガッツポーズを見せてくれた。

喜んでくれてなによりだ・・・。


そして次は修学旅行だ。

なんと旅行先は東京と大阪である!

・・・。


うん、なにか魂胆が見えているような。

あの重さんのことだ、競艇とか言い出すに決まってる。

そう、この2つの県には4つの競艇場が存在する。

東京は日本一水面が静かな多摩川競艇場。

そして日本一走りにくい江戸川競艇場。

さらにいろんな意味で皮肉な名前の平和島競艇場の3つ。

大阪はメッカと言われている住之江競艇場が存在する。

おっと話が横道に逸れてしまった。

とにかく今回はどこに行くだとか班のメンバーを決めたりするんだとよ。

ちなみに1つの班には4人までとなっている。

俺は美奈都と郷士と真昼で組むことになった。

班長は・・・言うまでもないか。

「この美奈都様に任せろだって!?」

誰もそんなこと言ってないですよ。

「うんうん、君たちの目がそう言っている。」

いやいや美奈都さん、どう考えても違うじゃないですか。

真昼なんか完全に作り笑いだし。

郷士はもろにわかりやすい呆れてる顔。

「なあナット、ところでどこ行きたいとかはあるのか?」

郷士から質問が来た。

ちなみにナットとは美奈都のこと、前に遊園地でつけたあだ名だ。

「う〜ん、やっぱ秋葉原かな。」

なるほど、確かに秋葉原にはいってみたいと思っていたんだ。

これは珍しくナイスアイデアだな。

「おいしいラーメン屋や唐揚げ屋さんがあるし・・・。」

「そこにはアニメグッズがいっぱいあるに違いない!」

「いやいやナット、ここはゲームじゃないんすか?」

「おお!豪ちゃん先輩やりますなぁ!」

なんて2人で会話が盛り上がっちゃった・・・。

そんなわけで俺と真昼は少し離れた席で話すことに。


「すごい盛り上がっているね・・・。」

「あぁ、あんな盛り上がって周りのことも少しは考えろって話。」

まぁ2人が仲がいいのは知っているけどね。

それにしても俺と真昼が2人でいるところをあまり見たことがないのか

違う班の人が絡んできた。

「おー、チャンピオンの太郎くんが恋人ですか?」

なんて茶化してくるもんだから

「ちがうよ〜俺たちは」

ただのお友達と言おうとしたんだけど

「実は兄弟なの。」

と真昼がカミングアウト。

やばいと思いつつ同級生の反応を待ったが

「またまたー、真昼さんったら!」

と笑いつつ手を振って離れていった。

よかった・・・のか?

「ちょっと真昼、なんであのこと言うんだ。」

「別にいいかなって、隠すようかことでもないし・・・それに」

それに・・・なんだ?

「まず第一に太郎と美奈都が一緒に住んでいることの方がやばくない?」

・・・そうですね。

男女が同じ家に住むなんてそれはもう・・・あれです。

そう夫婦みたいなものです。

とはいうもののだいぶ前に行ったと思うが家のペアの組み合わせは自由なのだ。

まぁ組み合わせが適当に決められてるなんて俺も誰も知らないんだろうな。

そんな訳で修学旅行は一体どうなるのやら・・・。



つづく

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ