おーいみんな鍋しようぜ、お前鍋な。
ボッチ鍋。
「あっスライムだ!」
真っ青ボディににこやかスマイル。
愛らしい体に癒されていると近寄ってきた。
「おぉーよしよしかわいいねぇー」
プルプルと震えて嬉しそうにしている。
「飽きた。食べよう」
びくっ!
「むしゃむしゃツルツルごくん。意外といけるな」
ややしょっぱいがよく冷えていて爽やかなシトラス系の香りが鼻を通り抜けていく。
洞窟の中の生活にすっかり慣れた俺は、大概のものを恐れずに食べるようになっていた。
テレテレッテッテー
レベルアップ!
経験値おいしいです。
どうやらモンスターを食べると経験値が得られるらしい。
ぶっちゃけあっちの世界のお菓子なんかもあるから食料に困っているわけもないけど、何だか食べてみたい衝動に駆られるのだ。
なお、いままでお腹を壊したことはない。
うどんが落ちている、袋から出して一本一本結び始めるそして超長くなったそれを、くぁに垂らしていると熊が連れた。
ジュルリクマナベ
そう思った瞬間に熊は鍋になっていた。
見た目がかわいらしい熊柄の入った鍋だ。
「・・・・・・そうじゃない!鍋だけど!中身にならなきゃ意味ないせうが!」
川からねぎの香りのする魚や、ネギ、玉ねぎ、ピーマン、万能ねぎ、紫玉ねぎが流れてきた。
「ねぎばっかじゃねぇーか!」
そして最後に子豚が流れてきた。
その背中には牛肉と書かれている。
「・・・・・・なんだこれ」
「なんだこれwwwなんだこれwww」
とりあえず全部拾って熊鍋にツッコム。
熊鍋を火にかけると最初はほんわかしたかわいらしい表情をしていたのがだんだん汗をかいてきて最後には怒りだしたこの鍋生きとる・・・・!
思わず叫ぶとなんとなく火を止めた。
ぐつぐつと煮えておいしそうだ。
鍋の熊柄が消えた。
どうやら死んでしまったらしい。
魂がs天に昇っていくのが見える。(洞窟だから空は見えないのが残念だけど)
あー鍋うま、しかもなぜか熊の味するし。
次は猪鍋だな。
次回、最終話(嘘)
こうして今日は終わった。




