GW終わり、いよいよ夏へ
しばらくこっち進めます。
本作に絶対間に合わなそうなので(^_^;)
GW明け
久しぶりの学校へ愚痴りながらみんな過ごして放課後。
野球部はミーティングをしていた。
前川久男
「夏予選まで後2ヶ月。年度当初から言ってるけど今年こそ3年ぶり甲子園。そして17年ぶり全国制覇。これを目指していきたいと思う。3年生達はこれで最後の戦いとなるが、悔いの残さず頑張ってほしい」
「うぃっす」
前川久男
「では夏までの臨時コーチを紹介する」
前川はそう言うと、岡村が出てきた。
岡村昭二郎
「はじめまして。岡村と申します。この学校の前は浦安学園の監督をやってました」
そのことを聞いた3年生達が反応する。
それを見た岡村は
岡村昭二郎
「あぁ、そういえば3年生は面識ありますね」
山田信司
(あの岡村か…)
前園裕也
(たった3年で浦安学園を変えた男)
実は岡村はつい2年前まで浦安学園という学校で監督をやっていた。
チームは弱小だったが岡村の手によりチームは強くなり、甲子園はいけなかったが、準決勝までコマを進めたのだった。
前園達は1年時に浦安学園と戦い負けている。
前園裕也
(あの監督がまさか白学に来るなんて)
岡村昭二郎
「ワシの野球道はただひとつ!打って打ちまくる野球だ!」
山田信司
(なるほど。ウチの貧打を解消するのか)
岡村昭二郎
「だから練習は今までより厳しくなる!夏まであと2ヶ月!この2ヶ月間の間でワシは『白学ダイナマイト打線』を復活させる!」
部員達の表情が変わった。
白学ダイナマイト打線…前話でも説明したとおりかつての白学は「ダイナマイト打線」と呼ばれる打線を組んで高校野球を風靡した。白学最後の全国制覇もこの頃である。
腹筋を中心とした上半身の強化によって打力が上がり、当時の高校野球界では1、2本を争う打線だった。
前川久男
「さっそくだが明日の朝練から打撃練習を始めてもらう」
部員達がざわめく。
黒田正宏
(もしかしたら史上最強のチームになるかもな…)
あとちょっとしたら夏季大会が始まりますm(_ _)m




