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スキル『箱庭』でハーレム&スローライフ!〜集まったのはなぜか子供と老人とおっさんでした〜  作者: 砂糖


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ドワーフ日本の酒にハマる

「おーいガンナー」


「なんじゃ坊主」


 俺は酒とホームセンターで買ってあった工具を持ってガンナーの工房まで来ていた。


「ちょっとガンナーにお願いがあってな」


 ガンナーに森林エリアを解放したことと、結界が張ってあって安全なのだが子供たちがまだ小さいから勝手に入らないように柵を作ってほしいことをお願いした。


「ふむ、それぐらいなら材料があれば半日ぐらいでできるぞ」


「助かるよ、追加の木材をここに出しておくね。それとこの工具、ガンナーに合うかわからないけどないよりはマシかと思って」


「助かるわい、まだ道具が作れるほど材料がなくてな」


 俺はそういえばガチャで鉄と銀のインゴットが出てたことを思い出し、どうせ扱えるのがガンナーしかいないのだからとそれも渡しておくことにした。


「ガンナー、この鉄と銀のインゴットも必要があれば使ってくれ」


「うぉお、これだけあれば金具なんかも作れるぞ!よし、明日中には柵を作ってやろう」


「ありがとう、これお礼なんだけどお金より酒の方がいいかと思って。ウイスキーって言うんだけど」


「む、なんじゃこの匂い!ッカー!うめえ、こりゃうめえぞ!」


 すでにウイスキーを開けて飲み始めたガンナーだが、良かったのだろうか?


「俺は酔っ払った時の方が良い武器が出来るからな!まあ、簡単に酔うことはねえが」


 ガハハと笑っているがそれもそれでどうなんだろうか、伝説の鍛冶師って書いてあったから本当なんだろうが酔っ払って作った武器が伝説の武器とかちょっと不安だ。


 まあ俺はとりあえず柵をお願いして屋敷に戻った。


 屋敷ではシルヴィアとマーサが夜ご飯の準備をしていた。あれ、セバスは?と思ったがどうやら人が増えたからアルトと一緒に追加で食卓テーブルの準備をしてくれていたみたいだ。


 そしてヴァルグと子供たちが公園から帰ってきたのだが、あまりにも汚すぎてシルヴィアに風呂に入ってこいと叱られ家で綺麗にしてから屋敷に戻ってきた。


 ガンナーも揃い初めてこのメンバーでの食事だ。


「じゃあ作ってくれたシルヴィアとマーサに感謝していただきます!」


 他のみんなもいただきますと勢いよく食べ始めた。


「すごいな、日本の味付けだ。よく作れたな」


「最初は見たことのない野菜や調味料が多かったのですがセバス様から貸して頂いたスマホで作り方を調べたのですわ。あれは素晴らしいです、動く“動画”というやつでやり方が簡単に説明されていますもの!」


 シルヴィアもYouTubeの素晴らしさに気が付いたみたいだ。本当に調べればなんでも出てくるYouTubeって便利なんだな……

 チビたちにテレビでYouTubeを見せてやったら食いついて離れなくなりそうだな。それよりもヒーローアニメの方がいいか?俺も小さい頃は兄貴とよく観たんだよな。


「フィン、フィア、アルト。後でテレビでアニメ観るか」


「春樹兄ちゃん、アニメってなに?」


「観てからのお楽しみだ。シルヴィアたちはその間に明日の朝食の準備なんかを終わらせておけばいい」


「ええそうします、助かりますわ」


「いやこちらこそ作ってもらってすまないな」


 そうして夜ご飯を食べ終わり、テレビが置いてある広めの部屋に移動した。

 フィアはどちらかというと魔法少女のお話とかの方が好きかもしれないが今日はヒーローアニメで許してもらおう。


「すげえ!あっという間に怪獣を倒しちゃった!」


「私もこのピンクに変身したい!」


「僕もいつか強くなって……!」


 それぞれ感想は違うがみんなハマってくれたみたいでテレビの前で変身ポーズをとったりしている。


 俺は今のうちにヴァルグたちに森林エリアの解放と子供たちが入らないように注意してほしいこと、柵をガンナーに作ってもらっていることを説明した。


「春樹、それなら明日から俺は森林エリアでモンスターを狩ってきてもいいか?」


「え、それは助かるが大丈夫か?まだ防具とかもないし」


「俺は元々冒険者だったんでな、それなりにモンスターは倒せるぞ。それと獣人だから剣とかっていうよりは身体能力が強化されてるから拳の方がよく使うんだ」


 凄いな、俺には無理だがここはヴァルグにお願いしよう。


「じゃあお願いするよ」


「わしが簡単な解体ナイフでも作っといてやろう」


「ガンナーもありがとう、これで少しは肉の補充が出来るようになるかもな」


「ああ、チビたちもだが獣人は結構な量食うからな。食い扶持ぐらいは自分で稼がねえと」


 やだ、俺ハーレム目指してたはずなのに一瞬ヴァルグが頼もしくかっこよく見え、キュンとしたじゃないか。こりゃあシルヴィアが惚れるのもわかる気がした。


「よし、じゃあ今日は解散だ!また明日の朝食で集まろう」


 そして各自家に戻り、俺たちも休むのだった。


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