世界陸上2031
いよいよオリンピック前哨戦といええる世界陸上に登場した4人。個人種目もまずまずの結果を出し、注目のリレーに出場。日本新で無事に決勝進出し、決勝でも奮闘するが果たして結果は?
2031年 世界陸上競技選手権大会がベルギー・ブリュッセルで開かれた。 オリンピック前哨戦といえる大会である。
個人種目
100m 結衣、さくら、陽菜が出場
予選
1組目 結衣
「オン・ユア・マーク」「セット」プァーン!
40mで先頭にたち、そのままゴール 1位 11.20
2組目 さくら
「オン・ユア・マーク」「セット」プァーン!
スタートから先頭でそのまま他を寄せ付けずゴール。2位 11.30
5組目 陽菜
「オン・ユア・マーク」「セット」プァーン!
40mで先頭にたつと、そのままゴール。1位 11.19
準決勝
1組目 結衣、さくら
「オン・ユア・マーク」「セット」プァーン!
さくらがスタートで先頭にたち、結衣が60mで交わしてゴール。
結衣2位 11.07 さくら6位 11.28
結衣が決勝進出
2組目 陽菜
「オン・ユア・マーク」「セット」プァーン!
スタートで若干遅れるも、後半追い上げるが上位には入れずにゴール。
5位 11.17
準決勝敗退
決勝
7レーンに結衣。
「オン・ユア・マーク」「セット」プァーン!
決勝の雰囲気に固くなったのかスタートで遅れ、後半も差は縮まらずそのままゴール。
鈴木 結衣8位 11.19
世界陸上で女子100mで初めて日本人が決勝のステージに残ったということだけが収穫だった。
そしてリレー
七海が復活して揃い、結衣を含めたベストメンバーになった。4人は気力がみなぎっていた。各自の個人成績も良く、円熟期に入っていた。あと欲しいのは世界での結果だけとなった。リレーは決勝に残れば、予選会なしで翌年の五輪の参加権が得られるが、もはやそれで満足するレベルではなかった。アンダーハンドパスも徹底して練習していた。
予選 2組
「オン・ユア・マーク」
「セット」
パァーン!!
2位日本 41.25日本新
予選タイムが全体3位で決勝進出し、期待が膨らんだ。
なんとフランスからDiorのマネージャーのピエール氏が陽菜を応援にきた。
「ボンジュール、ハルナ、君のニンジャ走りを楽しみにしているよ」
「ありがとうございます、ピエールさん!」
「メルシー」
決勝
ついに世界大会の決勝に足を運んだ。この種目では五輪、世界選手権を通じて初の快挙だった。スタート前から日本チームに対して当然メダルの期待も高まっていた。
「シーーーッ!」
「オン・ユア・マーク」
「セット」
パァーン!!
1走さくら、2走陽菜、3走七海、4走結衣
予選同様にバトンパス、中間疾走とスムーズに行った。
そして、大混戦の中、ゴール!
1位ジャマイカ40.97、2位アメリカ41.02、3位トリニダード・トバゴ41.09 4位日本 41.15日本新
日本は予選・決勝ともに日本新の好タイムを出したが惜しくも4位。僅かな差で表彰台を逃した。
決勝進出も4位入賞も本来なら見事な快挙なのだが、メダルを狙っていただけに喜ぶ者はいかなった。
トラックにひざまずき、涙を流す4人。ジャマイカやアメリカに比べて何が足りないのか。1人1人の走力か。しかし男子は個の力がなくてもメダルを獲っている。 藤森の後任のロバートコーチもテンポよく濃いトレーニングをさせてくれている。なのになぜだろうか。悔しさをにじませていた。
来年こそは五輪で必ず自分たちが表彰台に立つんだ。そう雪辱を誓うのだった。
つづく
世界陸上の結果をふまえ、最終章であるブリスベン五輪に4人は向かっていく。




