1月2日(火)
きのう見たゆめは、はつゆめで、いいゆめを見ると一年しあわせになると、おじいちゃんがいいました。
ゆめの中で、ぼくはパパとママと山のぼりにいきました。
でも、ふじ山がありませんでした。
パパが「だれかが、ふじ山をたべた」とおしえてくれました。
そして、森のほうから「わっ」と大きな音がして、いつぱいのとりが、ぜんぶとんでいってしまいました。
そっちを見ると、きょ人が立っていました。きっと、そのきょ人がふじ山をたべたんだとおもいました。
きょ人はいっぱいお金をもっていて、つよいので、みんな、いそいでにげました。
おべんとうは、サンドイッチでした。
ママが、ナスビのサンドイッチをたべさせようとしたけど、ナスビはぜんぶたべられていました。
さっきのきょ人が、ナスビをスパゲティにして、たべてしまったからです。
ぼくはナスビをたべなくて、ラッキーでした。
こ年は、ラッキーな一年になりそうです。
***
パパに日っきを見せた。
「なんか、すごい惜しい夢だな。一富士二鷹三茄子が出てきそうで……、出てこない。」
パパはわらった。
「おじいちゃんが初夢のことを言いすぎたから、夢に見たんだな。まあ、本人がラッキーな夢だって思うんなら、それでいいか。」
つぎにママも日っきをよんだ。
「ことしって『今年』で一つだから、『こ年』っておかしくないかな?」
「そのくらいは、良いんじゃない? 習った漢字をできるだけ使おうとしてるんだから、良いことだと思うけどな。」
パパは、そう言ってぼくのあたまをいい子いい子してくれた。
「そうね…」
ママは日っきをペラペラとめくっていく。
「んー、やっぱり。今までの夢の伏線を回収してるみたいだわ。そんな夢、普通見るかしら?」
ママはぼくをしんぱいそうに見る。パパは、またわらった。
「大丈夫だよ。もしかしたら正夢とか予知夢とか、特別な夢かもしれないよ。今年は間違いなくラッキーだよ。」
あしたも日っきをがんばろう。




