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進学先は異世界でした ~俺の異世界学園生活記  作者: 於田縫紀
#15 学園都市の秘密

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82/216

§82 一人で色々考えた

 その日の午後は小物類を色々確認。

 魔力で動く魔法モーターなんてものが復活出来た以外は特に成果無し。

 そして翌日の朝、もうすぐ二の鐘が鳴るだろうという頃。


「じゃあ行ってくるね」

「同じく」


 メルとラインマインがそれぞれの乗り物で北へと旅立つ。

 よく考えるとこの前行ってきたばかりでまだ一周も経っていない。

 なんだかバタバタしているなと思いつつもまあいいかと思う。

 楽しいし。


 残った四人は食堂で朝食を食べた後それぞれ自室へ戻る。

 今日は特に活動無しでフリーの予定だ。

 俺は本日、読書しながら新しい道具の案を練る予定。

 あの魔法事典を読んで活用すればかなり色々な物が作れる筈だ。


 例えば物質加速の魔方陣と熱魔法の魔方陣で水上バイクが作れる。

 物質加速でパイプの中に水を取り入れて、途中で熱魔法で沸騰させて更なる加速力を生じさせる。

 そこまで複雑な物でなくてもいい。

 例えば電気ポットのように魔法ポットを作ってもいだろう。

 熱魔法の魔方陣だけで出来る筈だ。


 取り敢えずそんな簡単な処からでいい。

 実用として使える便利魔法道具を色々考えたい。


 取り敢えず一番簡単そうな魔法湯沸かしポットを考えてみる。

 素材は本当は金属がいいのだけれど、材料の在庫が心許ない。

 だから取り敢えず陶器の水入れでいいだろう。

 その中に熱の魔方陣を描いた金属板を仕込み、その金属板から取っ手の処まで銀線を伸ばして繋ぐ。

 あとは水を入れて取っ手から魔法を送り込めばお湯が沸くという訳だ。


 ささっとアイデアを紙に描いておく。

 電気ポットも水上バイクの案も。


 あとはメルが乗って行ったあの乗り物。

 あれも魔力増幅を除けば浮上の魔方陣と加速の魔方陣を使っているだけ。

 だからアン先輩位の魔力を前提にすれば、自動車くらいの物も作れる筈だ。

 魔力増幅を何重にもかけ浮力への魔法や加速減速の魔法を調節できるようにして。

 荷馬車サイズは無理だけれど、俺達六人がギリギリ乗れる乗物位は作れるだろう。

 そうすればあちこちに出かける事も出来るだろうし。


 そんな感じで色々なアイデアを思うがままに描きまくる。

 焼肉パーティ用ホットプレートなんてのもいいなとか。

 いっそ熱魔方陣を組み込んだ鍋とかフライパンなんて作ろうかとか。

 照明も懐中電灯型だけでなく読書灯サイズが欲しい。

 これはシルダでも部屋照明があったし簡単かな。


 アイデアスケッチを描き、思いつかなくなったら本を読み。

 そんな事をやっていたら鐘の音が聞こえた。

 これは七の鐘(AM11:30)だな。

 もう昼食の時間か。

 俺は取り敢えず机の上を片付けて、そして部屋の外に出る。


 二人は今頃何処まで行っただろうか。

 ラインマインの自転車は大丈夫だろうか。

 メルが魔力使いすぎでダウンしたりはしていないよな。

 まあメルなら二~三(時間)もあれば魔力は復活するのだけれど。

 そんな事を思いながら食堂の方へと歩き出す。

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