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進学先は異世界でした ~俺の異世界学園生活記  作者: 於田縫紀
#13 収穫はなかなかです

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§76 更に色々出てきます

 細長い車体にハンドルと椅子がついた形。

 タイヤは無いけれどスクーターに形は似ている。


「これもさっきと同じようなものかな」

「でも車輪が無いぞ」

 確かにハンドルと椅子があるけれどタイヤが無い。


「これは魔法を使った乗り物。でも修理が必要。ただ壊れているけれど無くなっている部品は無い」

 メルの見解はそんなところ。


「こういう判断はやっぱりメルの魔法だね」

「判定魔法。シルダでは一般的」

「私には使えないのだ」

 そうなのか。

 ともあれこれも自転車と同じ状態らしい。

 用途も形からして似たようなものだろう。


 更に色々小物も出てくる。

  ○ スマホみたいなもの

  ○ 一見懐中電灯みたいだが違うもの

  ○ その他何か部品らしい金属製の色々

という感じだ。


「大漁だね」

「何かここでも複製して使えるような物があるでしょうか」

「ほとんどは一度洗って修理してから再確認なのだ」


 そう言えば実験室にしまってあった遺物は全部綺麗だったな。

「あの実験室にあるものも一度洗ってから修理し直したんですか」

「修理方法がわかる物は修理できるのだ。そうでない物はそれなりになのだ」


 なるほどな。

 そんな感じで夢中になって色々探していたら。

 ゴーン、ゴーン……

 七の鐘(AM11:30)だ。


「取り敢えず収穫はいっぱいあったのだ。そろそろ昼ご飯にしようと思うのだ。

 あと、午後は遺物を洗って修理できるか考えてみるのだ」

「その方がいいかもしれませんわ。大物もありますし」

「水でもいいから風呂入りたいしね。このままじゃ食堂行けないし」


 皆さんの意見が一致。

 そんな訳で大物小物分けて持って、来た時と逆順で階段を登って外へ。

 やっぱりアルは階段ちょっときつそうだったけれど、まあ予定範囲内。

 拾ってきたものは実験棟裏に置いておいて隠蔽魔法をかけておく。


「取り敢えず水風呂入って服着替えて昼食なのだ。洗濯は夕方にやればいいのだ」

 という事で皆ダッシュで寮へ。

 寮の棟は一応男女別れているから一緒になる心配も無い。

 そんな訳で俺も安心して風呂と着替えに寮を目指す。


 ◇◇◇


 無事七半の鐘(PM0:00)のちょっと後、全員食堂で出会う事が出来た。


「それで午後はどうするの?」

「水をあてない方がいいものを除き、水洗いするのだ。その後拭いて乾かした後、実験室で調べたり直したりしてみるのだ。夏休みは教室を使わないから色々置いたままで問題無いのだ」

「何か完全に直せれば楽しそうだな」

「大物もありますしね」

 皆さん期待しているようだ。


 そんな訳で食事終了後は早速特殊教育棟へ。

 まずは大物二点を水道の処へ持って行く。


「この二つは水洗いしても大丈夫なのか?」

「こっちの自転車は大丈夫だ」

「これも大丈夫」


 そんな訳で水洗い開始。

 まずはその辺から持ってきたバケツに水を溜めて土を洗い流す。

 ゴムホースでもあれば楽なんだけれどな。

 まあ無いものはしょうがない。

 寄って集って水をかけて雑巾で拭いてある程度綺麗な状態に。


「さて、まずはこの大物二点を実験室へ運び込むのだ」

 そんな訳で実験室へ。 

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