「小説家になろう」もツールである
ツールは生産性を上げる。
良いツールは時に爆発的に生産性を上げる。
ツールは手法とともに連携し、発達していく。
万年筆もキーボードもツールだ。
書きやすさを決め、健康にもかかわってくるのだから重要なツールだ。
私も一日中小説を書き続ける身分になれたら是非良いキーボードを買おう。
IMEは「ATOK」を買っても良いかもしれない。
有料のツールにもやはり対価に値する優良なツールは勿論あるだろう。
ツールはデマンドが有って初めて検討される。
ツール作成はクリエイティブな仕事だ。
アカデミックな仕事である場合も多い。
良いツールが有っても時代とともに使われなくなってくる場合がある。
環境や手法が変わってくるからだ。
判りやすい例として、Windows OSのバージョンアップに付いてこられないツールは取り残されるだろう。
セキュリティに問題がある場合は対策しなければ使われなくなるだろう。
ツール作者が何らかの理由で対応できなくなった場合、そのツールは過去のものになるかもしれない。
ツールにも寿命があるのだ。
この投稿でサクラエディタ/WinMerge/Tomarigiの三つのツールを取り上げた。
バックアップを取ることの重要性も書いた。
一例として私が良いと思う方法を示したわけだ。
勿論他にも良いツールはあるだろう。
こういったツールを含めたソリューションの話は批判され、より良いものに置き換えられるべきだと思う。
サクラエディタとWinMergeはソースコードが公開されている。
それぞれがコミュニティを持ち、これからの未来に渡ってメンテナンスされていくことが期待できる。
Tomarigiは青山学院大学の研究成果を世に知らしめるためのものだろう。
是非より新しい研究成果を反映させた新バージョンを出して頂きたいと切望する。
ここ「小説家になろう」もまたツールであると思う。
運営サイドからもツールであるし、私たちワナビにとっても有用なツールであろう。
今回この小説を投稿してみてそう実感した。
残念ながら私は未だ「小説家になろう」を使いこなす迄に至ってはいない。
しかしこの投稿を経て片鱗に触れることができたと思う。
この小説はこれで閉じる。
更新を止めた「小説家になろう」の小説は膨大な小説の海に沈んでいく。
再び浮上させるためには私自身がもっと読者に読んで頂ける小説を書かなければならない。
私は私が生み出した愛娘が深海に沈んだままになることを口惜しく思う。
唯一きょうだいだけが姉を再び海面に浮上させることができる。
そのためには私はきょうだいを生み出さなければならない。
ここまで読んで頂いたあなたに感謝している。
私の小説は何かしらの価値があっただろうか?
どなたかの執筆の助けになれれば嬉しい。
「そんなことは百も承知だよ、何を今更」と優越感に浸って頂けるのでもよい。
読まれないよりは何百倍もよいのだから。
誰かの心に何かしらの感銘を与えられたのならばもっと嬉しい。
できれば私の次の小説でお会いできることを。
私は次の小説の連載を開始した。
ジュニア!~魔女たちは時空を駆ける~
http://ncode.syosetu.com/n1554ec/
読んで頂けると嬉しい。
エッセイとは少し違う九曜を見て頂けると思う。
それなりに楽しんで頂けると思う。
それでは皆様の執筆活動がより良いものになりますよう。
心よりあなたを抱きしめつつ。
読んで頂きありがとうございました。