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機械仕掛けのバーディー  作者: 陸奥守
幕間劇 タイガークルーズ / エピロローグに変えて
353/358

カッシーニでの再会(前編)

~承前




 土星の衛星、カッシーニ。

 23世紀の地球人類はここをそう認識しているが、実はこの衛星は人口物体だ。


 木星や土星と言ったガス惑星を開発しよう。


 そう願った21世紀後半の人類は、片道3年の航海を選んだ。

 当時の地球人類が持つ宇宙技術では、それが精一杯だったから。


 やがて土星までたどり着いた宇宙船がいくつも連結され始めた。

 土星を周回する巨大な人工衛星。宇宙ステーション化だ。

 そして、土星の輪にあった小さな衛星を資源供給源にした。


 大変な苦労を重ね、多くの犠牲者を生み出した開発拠点。

 それこそがカッシーニ。最初に土星へと突入した人工衛星と同じ名だった。


 そんなカッシーニも10年と経たぬうちに周辺がズリだらけになっていた。

 土星開発の過程で中身をくりぬかれたり、或いは砕かれた小衛星の残骸だ。



 ――――あれで人工惑星を作ろう



 誰かがそんな事を言い出し、最初は誰もがそれを一笑に付した。

 ただ、そうは言ってもカッシーニの周辺には残骸ばかりが漂っている。

 正直、まともなアクセスが難しくなり始めていたのだ。


 そして、地球側の判断を待たず、クルーは勝手に作業を開始した。

 カッシーニにあったスーパーコンピュータを使いシミュレーションを重ねた。

 その結果として誕生したのが、この人口惑星カッシーニだった。


 まるで不格好なジャガイモのように形が整っていない非球体惑星。

 口さがない者に言わせれば、超巨大な金平糖か尿管の結石。

 周辺の残骸をジグソーパズルのように組み合わせ、溶解結合した結果だ。


 しかし、そんな形状が故に宇宙船が接岸するバースを作るには好都合。


 まだ地球の空を旅客機が優雅に飛んでいた時代の空港と同じ。

 宇宙船がやって来て、そこでボーティングブリッジを接続する。

 そんなオペレーションに最適の構造だった。


「こりゃ……まじですげぇ」


 息をのんで様子を見ているロックは窓の外の様子に釘付けだ。

 カッシーニ周辺に停泊中のハンフリー艦内でBチームは待機していた。


 地球からやって来た大型の人員輸送船が何隻もバースに横付けされている。

 その船内に居るのはシリウスへと派遣された者たちの家族。


 太陽系を飛び出し遥か彼方へと旅立って行った夫や妻。

 愛する家族の為に家を出た息子や娘たち。

 そんな者たちの家族親族がここカッシーニへとやって来た。



    ――――行かないで



 そんな言葉を飲み込み、涙ながらに家族を見送ったのは既に5年も前。

 かわいい子には旅をさせよと言うが、地球から出ていった壮大な旅の果てだ。


「見ろよあれ。ビッシリだぜ」


 ライアンは薄笑いでそんな事を言っている。

 地球から3日ほどかけてやって来た人員輸送船の窓には沢山の顔が見えた。


 宇宙という極限環境だが、今はもう生活の場になりつつある。

 ただそれでも、お作法や注意事項は枚挙に暇が無い。


「アレに乗ってる人間は全部……消毒済みなんだろうな」


 ロックが言う消毒の意味は、単に殺菌や滅菌という意味では無い。

 宇宙へと人を連れ出すに当たって重要視される能力が些か特殊なだけだ。


 係員の指示に従う。

 勝手な行動をしない。

 すぐに感情的にならない。


 些細な事だが、実は一定以上の知能が無いとこれが出来ないと言われている。

 無条件に反発する愚かさは多少の勾配こそあれど人種の壁を越え存在していた。


 自分の為だけでなくそれ以外の為にも、素直に命を守る行動が出来るかどうか。

 指示や指摘に対し激昂したり反発したりせず、素直に飲み込めるかどうか。

 面白そう……だけで、自制心を忘れとんでもない事をしでかしたりしないか。


 その辺りでの傾向を精査し、不適な者を除外するのを消毒と呼んでいた。

 不特定多数が居る中に愚者という病原菌をバラ撒けば全滅しかねない。

 そうならない為の『消毒』だった。


「まぁ、やってるだろうさ。そうで無きゃエアロックがあるエリアに素人は入れられねぇから」


 軽い調子でライアンはそう言うが、実際には重大な部分だ。

 宇宙船は僅かな気密の漏れで全滅しかねない超密閉環境。

 巨大な風船の如き構造で内部からは常に圧が掛かっている。


 そんな場所に人を送り込むなら、基本的に重要なのはIQの高さだ。

 物事をキチンと理解し問題行動を起こさないと言うのは、実はかなり高度な事。



 ――――説明書きを読んでも解らないから適当にやったら壊れた



 冗談のような事を生活の場で普通にやる人が居る。

 それをやったら後でどうなるか?を考えず、後先の思考が欠如した馬鹿だ。



 ――――エアロックを開けたら本当に空気が抜けるのかやってみたかった!

 ――――実はまだ地球にいて騙されてるだけかも知れないから!



 月面上にやって来た観光客が興味本位でエアロックから外に出ようとする。

 そんな話は大気圏外で観光客を受け入れている所ならいくらでも出ていた。



   【 エ ア が 抜 け た ら 死 ぬ ん だ ぞ ? 】



 そんな言葉を浴びせた時、その手の馬鹿は決まって同じ反応をする。



 ――――それは考えてなかった

 ――――でも、平気でしょ?



 ……と。

 少なくとも、そんなバカ者を宇宙空間へ連れ出す訳には行かないのだ。


「で、ここからはバードが苦労する……と」


 肩を窄めてロックがそんな事を言った。

 ハンフリーはまだバースに横付けしておらず、カッシーニの近くに居る。

 万が一、何らかの事故があって人々が宇宙に放り出されたときの為だ。


「だろうな。バーディーも手下を連れて待機中だろうさ」


 ライアンがそんな事を言うとロックはニヤリと笑った。

 ハーシェルポイントを出た後から、バードはずっと書類漬けだった。


 クルーの家族に背乗りの工作員が居ないかどうか。

 純粋な敵愾心に駆り立てられ、仇を撃ちたいと願う者はまだ居るはず。

 そうじゃなくともまだ地球の地上ではシリウス系工作員が跋扈しているはずだ。


 ハンフリーやカッシーニの保安部はその辺りにそうとう神経を尖らせている。

 カッシーニ基地からハンフリーへ入る乗組員家族を全部チェックしていた。

 勿論、ブレードランナーであるバードもだ。


 そして今は、カッシーニの中でハンフリーへと向かう人々を見ている筈だった。






 ――――協定人類歴 2306年 1月5日






 新年祝いの興奮も醒めやらぬカッシーニの内部は混乱の極みだった。

 凡そ宇宙なんてものに縁の無かった人々がやって来たのだ。

 保安部スタッフの心労は筆舌に尽くしがたくあった。



  【 地球から起こしの皆様。宇宙基地カッシーニへようこそ 】



 柔らかな口調でインフォメーションが流れる中、観光気分の家族は紅潮気味だ。

 科学的な知見に無限の興味を持つ好奇心の塊りな人々。

 世間では理系と呼ばれる思考回路の者達は一様に興奮している。


 この基地の壁一枚向こうには真空の空間が広がっている。

 そんな事実にロマンを掻き立てられてる状態だ。



【お手持ちのチケットに記載された番号に従い、所定のゲートへお進みください】



 地球からの人員輸送船は全てがカッシーニに接岸を完了した。

 下船時には重力補償が無いので無重力を味わっていた。


 先ずはそれに驚き、喜び、歓声を挙げながら基地へと入る。

 基地内は重力補償装置により凡そ1Gの環境だ。

 物見遊山気分で下船した膨大な数の人々が辺りの写真や動画を録っている。


 だが、目聡い人は既にその重力が一定では無い事に気が付いていた。

 基地の床面が色分けされていて、場所によっては一割ほど重力が小さい。

 そんな事実に気が付いた者が再びキャッキャと喜んでいる。


 そんな中、今度はシリウス帰還船団が接岸を開始しようとしていた。

 見物客達は基地に窓や展望台に入り、目を輝かせていた。


 人類が作り出した巨大構造物は、そこに存在するだけでロマンだった。


「……もう少し簡単にこれが出来ると良いんだけどね」


 少しばかり愚痴をこぼすバード。だがその表情は柔和だった。

 カッシーニ内部で様子を見ているバードは、海兵隊のブルードレス姿だ。


 ハンフリーへと向かう一団はまだ編成を完了してはいない。

 かつて地球の港でこれを行うときは、三々五々に集合していたと言うが……


「まぁ、これも一つのイベントなんでしょうな」


 バードと一緒に来ているのはクリストファー・ペントン。

 ハンフリーのグランドマスターチーフ(最先任兵曹長)は交代無くシリウスに居続けた。

 そんな彼は役得で、一足先にカッシーニへと来ているのだった。


「自分の(ふね)を外から眺めるなんて機会は滅多に無いでしょ?」


 バードの言葉にクリスはニヤリと笑って首肯した。

 そもそもグランドマスターチーフは艦の兵卒全てを束ねるリーダーだ。


 軍隊と言うシステムで一番解りにくい部分だが、士官と兵卒は全く違う。

 士官は所詮サラリーマンでしか無い。それも宮仕えと揶揄される立場だ。

 兵卒は契約社員であり、もっと言えばブルーワーカー的な立場だ。


 そんな兵卒の中から着々と実績を積み重ね、信頼を勝ち取り出世する。

 弛まぬ努力と油断や隙の無い自己節制の果てに辿り着くポジションだった。


「中尉。こんな時に言うのもなんですがね」


 流れゆく人々に目を配りつつ、ペントンはそう切り出した。

 いったい何を言うのだろうか?と思ったバードは、黙って耳だけ傾けた。


「タクラマカン砂漠に降下する直前を覚えてますか?」


 その言葉にバードは笑みを添えて首肯した。

 工作員が空中戦車のオペレーターに化けて乗り込んでいた時だ。


 降下15分前までネズミ狩りをしたが、結局見つけられなかった。

 しかし、バードは絶対にここに居る!と確信を持って探していた。

 最後には見つからないと狼狽し始めるくらいに……だ。


「勿論ですよ。結果的に痛い目にあいましたし」


 あの時、工作員の乗った戦車をどうにかしようと酷い目にあった。

 シェルは墜落し、砲弾の様に吹っ飛んで地上戦を経験した。


 後で色々と叱責を受けたが、同時に称賛もされた。

 それで勘違いした部分もあり、後には無駄な戦死者をだす羽目にもなった。


「あの時の中尉と比べると、落ち着いて行動する様になりましたね」


 ペントンは真っ直ぐにバードを褒めた。

 あの時も今も変わらず、クリスにとっては娘にも等しい年齢だ。


 だからこそ心配もするし、その成長に気も目も配っている。

 軍隊という超絶に厳しい上下関係がある中で、年長者としての義務だった。


「ありがとう。少し大人になりましたけど、褒められると嬉しいですよ」


 年長者からの称賛。

 バードはそう言う部分に飢えている面がある。

 それ故にクリスの言葉が沁みるのだ。


「実はあの時、中尉が帰って来なかったらどうしようってね。本気で心配したんですよ。迷惑かもしれませんが」


 まるで自分の娘に語りかけるように。

 クリスはそんな風にバードへと語りかけていた。


 バードはそこにクリスの蔭を見た。

 きっと何かがあって、自分に何かを投影してるのだ……と。


「マスターチーフのご家族は?」


 来ないのか?と問いかけたバード。

 だが、クリスは若干表情を強張らせ、首を横に振った。


 探らないでくれ。或いは、触れないでくれ。


 そこにどんな記憶があるのかは解らない。

 だが、少なくとも痛みや苦しみの記憶である事が伺えた。


「……申し訳ない。不躾でしたね」

「いえ、止むを得ません。普通はそう考えますから」


 バードは真顔でお詫びを言った。

 その振る舞いにクリスはバードの成長を実感していた。


 成功した時ではなく、失敗した時にその人間の真価が見える。

 追い込まれた時にその人間の正体が見えるというが、それに反発する者も多い。


 ただ間違いなく言えることは、追い込まれた時に素の振る舞いが出てしまう。

 うわべを装って演技してるだけの者は、その正体や本音をもろに出してしまう。


 人間性の本質的な部分。


 どうにか隠しておいて、出来れば上品で出来た人間だと思われたい。

 誰しもが持っているそんな欲望ではなく根本部分の話だった。


「結果的には帰って来れましたが、それでも酷い経験をしました。今はその苦い記憶ですらも自分の一部です。どんなに優秀な人間でも、失敗しないと覚えませんからね。そもそも余り優秀な方じゃ無いので、余計に身に染みました」


 サイボーグに選ばれる者は基本的に優秀である。

 そんな認識が間違っている事をクリスは経験的に知っていた。


 Bチームがホームとするハンフリーの艦内でどんな生活をしているか。

 そんな戦闘をして、任務を果たしているか。

 マスターチーフの立場でそれをつぶさに見てきた。



 ――――言われるほど優秀でも無いぞ?



 同年代の若者と変わらないし、自制心や慎重さに緩い部分がある。

 そんな子供たちにトンでもない能力を持たせてしまって良いのだろうか?


 クリスもそれを危惧していた。


 バードはその面でとにかく優秀だったが、同時に不安定な部分もあった。

 多分に年齢的な部分で経験が浅く、また、社会経験の不足という面もあった。


 直属の上司であるテッドがどれ程苦労したのかを垣間見たからこそ解るのだ。

 バードは立派に成長した。命のやり取りの現場で鉄火を散らして鍛えられた。

 エディをして、未来のBチーム隊長はバード以外考えられないと言うほどに。


「その自重と自制があれば大丈夫でしょう。経験を積み重ねた時、きっと中尉の財産になりますよ。誰にも奪い取れない価値あるものです」


 クリスの言葉に『そうですね』とバードは応えた。

 思えばシリウスに行く前も現地でも、様々な人から指針を与えられていた。


 テッドやエディに叱責された事は枚挙に暇がない。

 リディアにもサンドラにも。もっと言えばヘカトンケイルからも。


 教えられ、釘を刺され、鼻っ柱をへし折られ、叱られ詰られ泣かされてきた。

 今思えばその全てがバードの財産であり、誰も奪い取れない経験値だ。


「もう少し人生の修行をするようですが……チーフはこれからもハンフリーに?」


 下士官を束ねる立場にまで立身出世したクリスを待つ未来は正直暗い。

 国連軍は縮小するだろうし、一定の奉職期間を過ぎたなら退役が見えてくる。

 もっと言えば、激戦を経験したハンフリー自体が廃艦になりかねないのだ。


「えぇ。ハンフリーが現役の間はそのつもりです。ですが……」

「……ですよね」


 強襲降下揚陸艦としてだけでなくシェル運用艦としても問題だらけだ。

 シリウス戦役の戦訓を反映した、より使いやすく強靭な新型艦が登場する筈。

 その時、クリスに声が掛かるかどうかは神のみぞ知る事だった。


 未来は常に暗闇の中にあって見通せないもの。

 だからこそ多くの者が確かな導きを求める。


「中尉。もし宇宙でシェル乗りを続けるのなら、声を掛けてください」


 生臭い話ではあるが、それでも誰かの紹介は強力なコネになる。

 ましてやサイボーグ大隊の中でも最強のBチームに所属していた士官の推薦。

 クリスの顔には『期待してないけど、それでも……』と書いてあった。



 ――――チーフも案外生臭い……



 ただ、それを嗤うのはマナー違反。

 バードはニコリと笑って応えた。


「そうですね。新天地で知己が居るのは心強いですし、そうさせて貰います」


 例えこれがリップサービスだったとしても、クリスにはありがたいことだ。

 まだまだ人生は続いていくのだから、その間の行き方を考えねばならない。


「あ、そろそろみたいですね」


 クリスは何かに気が付いた様に遠くを指さした。

 人員輸送船からはまだまだ多くの人々が出てきていた。

 そんな中、クリスは見覚えのある背の高い存在を見付けたのだ。


「あれは……見覚えのある人が出てきましたね」


 バードもニヤリと笑って遠くを見た。

 そこに居るのは海兵隊の弁護士でリクルート役だった人物だ。


 バンホーラー


 宇宙軍海兵隊のリクルート部門で候補者の人権担当な弁護士だ。

 威丈夫と言っても良い背の高さは何処に居ても目立つだろう。


「向こうも気が付いた様ですよ」


 クリスは楽しげにそんな事言うが、バードもそれに気が付いていた。

 ニコニコと人当たりの良い笑顔でバンホーラは真っ直ぐに歩いてきた。


「やぁ! バード中尉。シリウス遠征。大変なご苦労でしたね」


 右手を挙げて挨拶しつつそう切り出したバンホーラ。

 随分と気楽に言ってくれるな……と思いつつ、バードも手を上げた。


「なんとか生きて帰って来れましたよ。何度かはリアルに死にかけましたが」


 それが誇張では無い事をクリスは知っていた。

 実際、ガイノイド状態になっていたのを見てるからだ。


「その様ですね。報告書を見て驚きました。ですが、その分得られたものもあったのでは無いですか? こう言っては何ですが、出発前とは顔付きも纏う空気も別人ですよ。今は……そうだな。歴戦のヴェテランに接しているようです」


 随分と持ち上げるじゃ無いか……


 ふとそんな事を思ったバード。

 だが、何気なく隣を見ればクリスが何度も首肯していた。



 ――――え?



 それが何を意味するのかは一瞬理解出来なかった。

 しかし、そんなバードの混乱を余所に、バンホーラは切り出した。


「ところで中尉。ここで伺うのもなんですが、ロック中尉とはどちらで暮らす予定ですか?」


 いきなりそこに来るか?と苦笑いしたバード。

 返答に窮してる様にも見えるが、どうやらバンホーラも折り込み済みらしい。


「いえね。実は中尉のご家族と先ほど遭遇しまして、あれやこれやお話しさせていただいたのですがね。この5年の間にこちらも……地球側も随分変わりました。きっと驚かれると思いますよ」


 何とも思わせぶりな事を言うな……と、バードは苦笑い気味の表情だ。

 だが、ハンフリークルーの家族が集まり始めた時、その意味が解った。


 予想外の人物がバードの父母と共にやって来ていたのだった。

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